みんなで
思い出の中にひたっていられていると 思っていた
みんな
私の思い込みだった
私だけの 空想だった

ずっと同じでいられると思っていた
行く場所も戻る場所もみんなと一緒だと
思 ....
合法の薔薇に怯える うとうとしてる人の隣に座る 人間の心は母の腹に置いてきました 心細さも

雨があがるように

風に雲がうごいてゆくように

ぼくはほんとうにひとりなんだよ

あなたもほんとうにひとりなんだ


感じる

感じるってやつは

時空を簡 ....
神よりも偉いのだけど蟻よりも偉くないのだ四十二歳  曇らせた
車窓に
鏡文字で書く
次逢える日と
ハートのマーク
コノヨニアナタガアルカギリ

コノミヲカゼニナビカセテ

トオクノソラヲアオギミル
花に吹かれ風が揺れている シースルーエレベーター
不揃いなビルの列
ぼやけて見えるのは
雨のせいだけじゃない

愛を惜しんだ者に
背中を追う資格はない
傷を怖れた者は
不平を口にしてはならない
 ....
車で信号を待つひと時は 
役者が舞台にあがる前の 
あの瞬間、に似ている 

交差点を 
右から左へ、左から右へ 
車はゆき交い 

のたり、杖をつくお爺さんと 
たたた・・・と駆け ....
秋のソラ

じゃがりこをボリボリしながら

夜空を見上げたら

君を想い出したんだ

一つの星に目を奪われながら
ボリボリ

君との想い出が
夢だったんじゃないかって
感じる ....
昼下がりの公園
子どもたちが四、五人集まって
わいわいやっている
何だろうかと覗きこんだら
身体が一番でかい男の子が
カマキリを手に持っている
青い立派なカマキリだ

「今から、このカ ....
自分探しの旅100年目 星屑
光輝き
散る定め

瞳を閉じて
開けるころには
何事も無かった様に

頭の隅には
あの時のあの空の輝き
密かに残っている

また空を一回転

夜空には星が浮かんでいる
たぶん

アタシのことをみてるのが辛いんだろうなぁー

無理して笑って

無理して明るくふるまう
アタシはすぐにネガティブになるいつでもマイナス思考

自信がもてない


何か ....
いま沢山のひとたちがこころを病んで生きてる
でもそのひとたちはこころが病んでいることを
だれにも悟れないように隠しながら生きている

それは憐れみや同情を引きたくないだけじゃなく
想う以上の ....
人は

一人じゃ生きていけないって言うけれど

こうして僕らは群れて生きているのに

一人だと思うことがある。



それが決して辛いとか悲しいとか言っているんじゃない。  ....
晴れた日曜日に車を走らせれば
道々に白いけむりが立ちのぼっている
枯葉を燃やしても
人を燃やしても
家を燃やしても
出せなかった手紙を燃やしても
その煙の色は白い
かたち在るものは
燃 ....
ひとしずく
ただどこまでも得るだろう
書かれなくなった言葉
階段
奇妙につづく
昼の夢


ある日さらさらと行方は途切れ
行方のままに置いていかれる
花を踏めという ....
背の羽の刺青
岸壁の火
光と冬 足もとに
砕けゆく音


蝋の曇が
水面を覆う
地の足跡は空へつづき
雨と雪に満ちてゆく


暗がり 水たまり 分かれ道
 ....
そう呟かれて

ぼくはそのひとを殺してしまった

悲しかった

静かだった

淋しかった

自殺するひとの心が見えた

ぼくは飛び降りた


ぼくが殺人も自殺もしなかった ....
東京の町の端っこが

がんばって光っていた

うまくいかない悲しみも

うまくいってる悲しみも

ゆらり揺られて光って

静かに騒がしかった


地球よ、地球

もっと来い、来い

地球よ、地球


 ....
山が色づき始めた

少し

ゆっくりと歩きながら

両手

手のひらを軽く閉じると

生命の鼓動

どんぐりがひとつずつあるようだ

丸くて暖かい

するとちくりちくり ....
秋の海が荒々しく呼吸する
うねる波 遠く水平線の少し上に
厚く濃く垂れこめた雲また雲

ただ一人歩く砂浜は
自らの心象を行くよう
波に打ちあげられた貝殻や
流木のような言葉を拾いあげては ....
誰が知っただろう

わたしがあの日 おふろ場で

声をころして 泣いたこと


誰が知っただろう

わたしがあの日 公園で

宙ぶらりんに なったこと


誰が知っただ ....
カレンダーひらり
後 二枚

やっとやっとすぎる
一日の重なりがたった二枚に記されて
明日はどんな日なんだろう

後悔もちょっぴり
それ以前に
思い出せないときの流れがせつない

 ....
観覧車があるところを飛び渡っていると
大気圏を越すような速さになっていった
ある惑星の文明の話を聞いて
自分の描く空は記号だらけになった

届かなくて引っ掻いた
金色の生え際に月が似合うよ ....
好きだから好きになると

いずれ好きでなくなるのかな

嫌いだから嫌いを通していると

いずれ嫌いでなくなるのかな


永遠とよく似た言葉を探しています

どれだけ僕だけが大切にしたかったのか

逃げ ....
雨の朝
小学校に向かう道
長靴で水たまりに入って
退屈をけとばす

一瞬
水滴が空にむかって
飛んだのを見た
気がした

一緒に何かが
地上の繋ぎを解かれた
風船のように
ぼ ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
繋がり- 加藤自由詩512-11-18
合法の薔薇に怯える- 北大路京 ...自由詩412-11-17
うとうとしてる人の隣に座る- 北大路京 ...自由詩512-11-17
人間の心は母の腹に置いてきました- 北大路京 ...自由詩812-11-17
心細さ- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-17
- 北大路京 ...短歌412-11-13
窓_(NHK短歌11.4)- 北大路京 ...短歌5*12-11-10
ナビカセテ- 石田とわ自由詩4*12-11-10
花に吹かれ風が揺れている- 北大路京 ...自由詩1012-11-10
ありふれた帰途- 御笠川マ ...自由詩212-11-9
交差点にて_- 服部 剛自由詩1212-11-9
夜空ボリボリ- ちゃんこ自由詩212-11-9
【_カマキリの災難_】- 泡沫恋歌自由詩15+*12-11-9
自分探しの旅100年目- 北大路京 ...自由詩512-11-6
- 柊 蒼衣自由詩312-11-5
素直に…- スマイル ...自由詩212-11-5
仲間だから- HAL自由詩6+*12-11-5
知りたいと願うこと。- 元親 ミ ...自由詩7*12-11-5
白いけむり- そらの珊 ...自由詩14*12-11-5
冬の雨- 木立 悟自由詩312-11-4
夜めぐる夜- 木立 悟自由詩512-11-4
そう呟かれて- 吉岡ペペ ...自由詩412-11-4
地球よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-11-3
手のひら- 灰泥軽茶自由詩5*12-11-2
それもまた- ただのみ ...自由詩19*12-11-1
誰が知っただろう- 川上凌自由詩6*12-11-1
いちにち- 朧月自由詩212-11-1
そんな回ってるとバターになっちゃうよ- カマキリ自由詩612-11-1
色欲- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...512-11-1
水たまり- 殿岡秀秋自由詩512-11-1

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171