あっちゅと畑で取ってきた
モンシロチョウの卵は
タイミングが悪く
キャベツの葉が萎びるまでに
孵化しなかったので
学校で廃棄処分になりました



モンシロチョウの卵を
 ....
人はなぜ働くのだろう

介護や医療に関する記事を見て、思うようになった

人が、良く、死ぬために

なぜ頑張らなければならないんだろう

なぜお金が発生し

良く、死ぬことに見合わ ....
時が笑い

私も笑う

子供達が泣き

大人達も泣く

知らず知らず、私達は

「笑う」事を忘れている

お笑い芸人の一発ギャグで顔をほころばせ

会社と家族では怖い顔
 ....
夕飯まで関わりたい

食べてほしいものを

食べさせたいものを

お腹すきすぎてない?

ストレッチとかした?

夕飯まで関わりたい

からだにいいものを

おいしく食べた ....
お見合いにチワワ連れてきたのか ロボなりに女装している 世界一高い山よりも
海は深いのだという
だが海面が下がれば
山の方が高くなる

火星には
世界一深い海よりも
さらに高い山があるという

しかし火星に海はない
それゆえに
高い山 ....
ここにいる というリアル

ここでちらちらと見ている というリアル

恋をしていた というリアル


恥ずかしい 恥ずかしい

書くことは どこか恥ずかしく

何を書いても 一抹 ....
おそらくは
やわらかな春の香り
おそらくは
かぐわしい早乙女のような
おそらくは
この世に用意された
おびただしい
喜びと悲しみのあわいで
おそらくは
それは
幻の香り

さく ....
皆 置き去りにされている
何に 何処に 何のために
答えられる者は
どこかに居るのだろうか?

不幸は考え方次第で
幸福に変わるのだろうか?

幸福は考え方次第で
不幸に変わるのだろ ....
描かれた肖像画のグレーの瞳を見よ。
額縁が架けられた白壁の感情を見よ。
レースのカーテン越しにこじんまりと佇む庭の花々を見よ。
いつしかテラスはしっとりと濡れているではないか。

応接間 ....
グレーに染まる空を見上げながら一篇の夢を見た。
見知らぬ庭園。真昼の舞踏会。
音の無い談笑が私の胸を締め付ける。
額の無い絵画の中で彼方のマリア・テレジアが私をじっと見つめる。

混乱し ....
時代の裏側でひっそりと
消えてゆく命のはかなさよ
今宵の月影にくっきりと
浮かび上がる貴方の面影よ
 
過ぎ行く日々の切なさに
心を癒す術も無く
流す涙の一滴
貴方に届く訳も無し
 ....
ラムネ瓶祭りのあとに横たわる 指名手配に似てきた 結婚指輪はめて守備力上がる 君が
はじめて私の手を離し
自分の羽根で
よちよちと
はばたいていった日のことを
母は忘れることができない

君はとうに
逞しい翼をひろげ
上空の風に乗り
母には見ることもできない ....
夜空の彼方から私の窓辺に舞い降りる音の輝きを見る。
煌めく音の粒が私の心に絶え間なく降り注ぐ。
それは確かに、天上の天使が奏でるピアノの純音。
流麗な音色が疲れた私の心を癒す。

私は自 ....
誰しもが持つ少なからずの不安に梢で緑が揺れている。
あなたが私に声を掛けて下さった時、
(そう、あの時私は心此処に在らずだった)
それは天使にも悪魔にも似て、ただ薔薇の香りを鼻先に届けた。
 ....
エメラルドブルーと白銀の世界を僕は見ている。
この美しい光景に僕は戸惑う。
果たしてこの世界に踏み込んで良いものか。
良いと言われれば、今すぐにでもこの身を投じよう。

感情の襞を鎮め、 ....
大木になりたいから大木になるよ

あなたに木陰をつくりたいから

それは宇宙いちの木陰だから

あたまのうしろで手を組んで

得意げに目をとじて

風の声や鳥の声

光のささや ....
パンケーキに溶くるバターや南風 愛されぬ白い身体を蟻が這う 遺影用の写真撮られている それぞれが

それぞれの

それぞれを

それぞれに
まだボケる余力がある 瞬きがまだ終わらないうちに
なくなってしまう
数知れぬ一秒にも
満たない想いがあるだろう
とは思うけれど

一瞬のあいだ瞬きをするうちに
恋の始まりはきっと
終わりのない愛になる

 ....
山にはもう

やわらかな緑はないようだ

濃い万緑におおわれている

鶯の歌声も完成にちかづいている

からだで鳴いている

のどで押していないからふくよかだ

みずみずしい滴 ....
  すてきな溝があったので
  かたほうの耳をそこにあずける



  夏草は風にこすれ
  虫たちが{ルビ清=さや}かな羽音をたてる
  日の光のなかですべては
  ひとしく ....
目覚めても
夢が続くのか
岩穴に
風が吸いこまれていく

のぞく眼に
洞窟の奥でうつむく子どもが映る
近づけば
幼いままのぼくだ

小さいからだを
剃刀の風が
音を立てて
通 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
モンシロチョウの観察2- 鵜飼千代 ...自由詩24+*13-6-5
働く- 短角牛自由詩113-6-5
私の本物の表情- yamadahifumi自由詩313-6-5
夕飯まで関わりたい- 吉岡ペペ ...自由詩313-6-4
お見合いにチワワ連れてきたのか- 北大路京 ...自由詩713-6-4
ロボなりに女装している- 北大路京 ...自由詩213-6-4
基準- かわぐち ...自由詩5*13-6-4
恥ずかしい- ビル自由詩113-6-4
花まんま- そらの珊 ...自由詩22*13-6-4
何に_何処に_何のために- 小川麻由 ...自由詩2*13-6-4
叫喚- ヒヤシン ...自由詩1*13-6-3
鎮魂- ヒヤシン ...自由詩2*13-6-3
生命- ヒヤシン ...自由詩4*13-6-3
ラムネ瓶祭りのあとに横たわる- 北大路京 ...俳句313-6-3
指名手配に似てきた- 北大路京 ...自由詩513-6-3
結婚指輪はめて守備力上がる- 北大路京 ...自由詩513-6-3
えんじのベレー帽- Lucy自由詩23+*13-6-3
F・H- ヒヤシン ...自由詩3*13-6-2
告白- ヒヤシン ...自由詩5*13-6-2
美星- ヒヤシン ...自由詩4*13-6-2
大木になるよ- 吉岡ペペ ...自由詩613-6-2
パンケーキに溶くるバターや南風- 北大路京 ...俳句4*13-6-2
愛されぬ白い身体を蟻が這う- 北大路京 ...俳句213-6-2
遺影用の写真撮られている- 北大路京 ...自由詩613-6-2
ギフト- 秋助自由詩3*13-6-2
まだボケる余力がある- 北大路京 ...自由詩413-6-1
恋と愛のあいだの何秒か- りゅうの ...自由詩7*13-6-1
六月の歌声- 吉岡ペペ ...自由詩513-6-1
夏草- 草野春心自由詩713-6-1
膜の中での変身- 殿岡秀秋自由詩913-6-1

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