よこしまの服と気持ちでやるラグビー 細い硝子の格子
どこを指でなぞっても
正しい

正しい

僕たちはなんて正しいのだろうか
他人の正しさを理解してから
正しさは湧き上がるように満ちた
素晴らしいじゃないか
 ....
朝、おにぎりを握る
水に手をつけて塩をすりこんで
ほどよくめしを手にとる
手のひらに熱が伝わり
熱を握っていく
この世で握られたすべてのおにぎり
すべての人が感じた熱さを思う
炭化してい ....
 庭の緑に紛れて自己主張する名も知れぬ花々。
 鮮やかな色は私の心をわくわくさせる。
 天気は良好、テラスで飲むアールグレイもまた楽しい。
 部屋の奥からベートーヴェンのピアノソナタが聴こえ ....
 夜明け前、小高い丘に登りあなたを待つ。
 眼下に広がる平野に家々の喧騒はまだない。
 はるか彼方を南アルプスの山々が連なっている。
 あなたは今日誰の詩集を持ってくるのだろうか。

 あな ....
もう、疲れてしまった。
美しいものは、等しくコトバにできない、ことや、
瞼を瞑ることでしか、思い出せないと言うことを、
眠らない心が捉えてしまったのだ。

夕焼けすら 同じように見え ....
昴を待つ
青く あおく 雲が霞める星々に魅了された

アンドロメダの薄い雲
図鑑で見た壮大な渦巻きがぼくを驚かせた

無数の青雲たちの美しさに祝杯を挙げる

本屋の帰りに眺めたオリ ....
ヨイショっと昭和が遠くなっていく まだ早いのだけれど
今日は寒かったので
冬が来る前に何かをしなければと…

去年はどうだったのか
何となく忘れてしまった…

まずは暖房 ガスストーブの点検
羽根布団と毛布をランド ....
朝が来る事を月は知らない
夜が来る事を太陽は知らない
月は朝になれば太陽は夜になれば眠る
太陽は月を知らない
月は太陽を知らない
朝は明るい事を太陽は知ってる
夜は暗い事を月は知ってる
 ....
角を捨てるのなら山がよい
季節の巡りごとに生え変わる角を
ひとまとめに籠に上げて持っていく
このあたりは古い窯場だから
埋もれて見え隠れする陶片を拾いに
屑拾いがうろついているのもちょうどい ....
豪快に彼女に塩をまかれたよあした天気になりますように 卵かけごはんが君の手料理かあした天気になりますように 強盗が脅迫と力で奪いとった「それ」を
詐欺師は嘘と手管でまんまと横取りした
だが翌朝には消えている泥棒に入られて
泥棒は「それ」を盗品ブローカーの処へ持って行くが 
二束三文の代物だと言うブロ ....
猫の列に並んでいると心が安らぐ
不安がどんどん消えていく
夜の暗闇の中でこの列が
どこに行くのか何を目的にしているのか
猫でない人には知る由もないが
ふりをして歩いていけばわかるだろう
閉 ....
『夕暮れ』

寂しいと呟けば
誰かが
肩を抱いてくれそうな
そんな
秋の夕暮れに


『曼珠沙華』

野辺の道に咲く
真っ赤な曼珠沙華が
やけに扇情的で
まるで娼婦のようだ ....
 純 粋
  雨   あらゆるけがれ つ つ み こ ん で
 粋 純


    光◇◇光を◇通す
          ◇曲
           ◇     ◇
          ....
さあ お菓子を持っていきなさい
ぜんぶ持っていきなさい
キャンディーにチョコレート
クッキー マシュマロ おせんべい
袋いっぱいにつめて
ほらポケットにもまだ入るから

これは魔法のキャ ....
マイナンバー教えてよっていうナンパ 痩せてしまった身体を探り
骨を確かめる
筋肉は細く
骨だけは頑丈だ
骨格標本になれば幸いかもしれない

医者から言われたのは良い骨をしていますね
ということ

骨格標本になっても ....
楽団と歌い手
聞き手
歓声に手拍子
ドラムにシンセ
クラリネット
スウィング スウィング スウィング
ジャジーな時間
この空間を作った我ら全てへ
心地よさという最高の褒美
一体感は突 ....
かすかな気体が母音をまねて
つつましく
遠くの空をながめる子
瞳に映る季節、また季節
繰り返される慈しみ

陽射し
向こう側へ手をふる
帰れないと知っても
魂は旅をするかしら
平行 ....
空眺め
君なに想う
まなざしは
星々に抱かれ
明日の夢みる
ローマへの路はとても遠い
果てしないシルクロードをたどりながら
白骨の散らばった道を行く
ただ独り
呪文を唱えながらローマを目指す
青雲の志を胸に抱き
西の彼方を目指す
いまだ見たこ ....
おにぎりは僕のハート 業火に燃える紅蓮の背中
瞳だけが鮮やかに青色を放つ
地獄を見つめる優しさは彼だけのものだった
蝋燭のように命を燃やし
彼はただ歩く
全ての罪と慈愛を抱きながら
彼は静かに歩いてゆく
 ....
夫と言い合いになった日の深夜
冷蔵庫の前に這いつくばって
冷たい床に雑巾で輪を描いた
何度も何度も同じ輪郭を辿って
ただ一心不乱にひとつの輪を描いた

怖い顔で子供を見送ってしまった朝は
 ....
ぼくたちは
いつの間にか忘れてしまっている

今日という1日が
かつて、はるかな先の日だったこと

ぼくたちは
いつの間にか忘れてしまっている

明日という1日が
やがて、 ....
賽銭の額に応じた願いならあした天気になりますように 雨乞いにセクシー美女がくるというあした天気になりますように
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
よこしまの服と気持ちでやるラグビー- 北大路京 ...川柳315-10-17
横縦横縦横しい- 凍月自由詩4*15-10-17
おにぎり- 春日線香自由詩515-10-17
愛する人へ- ヒヤシン ...自由詩14*15-10-17
先生へ- ヒヤシン ...自由詩6*15-10-17
喪失- 為平 澪自由詩20*15-10-16
天体幻想- レタス自由詩2*15-10-16
ヨイショっと昭和が遠くなっていく- 北大路京 ...川柳515-10-16
冬支度- レタス自由詩2*15-10-16
UROBOROS- リィ自由詩1*15-10-16
角埋山- 春日線香自由詩515-10-16
豪快に彼女に塩をまかれたよあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌715-10-15
卵かけごはんが君の手料理かあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌315-10-15
黒幕- ただのみ ...自由詩14*15-10-14
猫の列- 春日線香自由詩215-10-14
【_秋_三詩_】- 泡沫恋歌自由詩16*15-10-13
ひとつぶの雨に欹てる- ただのみ ...自由詩14*15-10-11
老いた魔女の歌- ただのみ ...自由詩18*15-10-10
マイナンバー教えてよっていうナンパ- 北大路京 ...川柳715-10-9
- レタス自由詩315-10-8
ミュージックライブ徒然と- 秋也自由詩115-10-8
秋に寄せる- 橘あまね自由詩815-10-5
漆黒の空- レタス短歌315-10-5
旅路- レタス自由詩315-10-5
何時もある- レタス俳句115-10-5
いずこから来る人- レタス自由詩115-10-4
磨くという行為- 夏美かを ...自由詩48*15-10-1
未来- 千波 一 ...自由詩415-9-30
賽銭の額に応じた願いならあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌715-9-29
雨乞いにセクシー美女がくるというあした天気になりますように- 北大路京 ...短歌515-9-29

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