あ、の形にひらいた口から
あ、がこぼれて落ちた


床にふれる
粉々に砕けて、見えなくなった


手を伸ばして鍵を外す
からから、と窓をあける
なまぬるい風が不躾に入り込んでくる
 ....
君と手を繋いでいたいいつまでもチャーミーグリーンを使わなくても FOREVERを折ってやる 出口から入った ばーばに手を引かれ
ゆるい坂道をてくてくいけば

「コカ・コーラ!」
わたしは畑に捨てられていた瓶を指さして叫ぶ

ママ、という言葉は知っていたけれど
ママ、と呼ぶ対象がいなかった
日 ....
空の切れ端
火照った裸足
気だるさを体いっぱいに感じる
贅沢な午後
記念日のワインを開けて合歓の花 禁酒して2日目の昼蝉時雨 二次元に見放される 君の前で溺れるから人工呼吸してください 切り株は年輪をあらわにごろりと傾く。
森は風の音もなく 葉が降り続く。
朽ちることを拒むものはここにはいらない。
いつまでもあり続けようとすれば
真っ逆さまに高い梢から堕ちるだろう。
ありと ....
一杯の珈琲に人は人生を眺める事がある。
私は常にストレートでゆきたいが時にはミルクを入れたくなることもある。
私はあなたに想像の余地を与えない悪戯をしたくなる時があるが、
今回はやめておこう ....
その重たい扉の向こうにはあらゆる人生が生きている。
その人生を見ようと見まいと全ては自分の意思に委ねられている。
ふと足を止めるが答えは最初から決まっている。
私はその重い扉をゆっくりと開け ....
私は力強いものを求める時、大海を想う。
海はその不思議な力で私の挫けた心を救ってくれる。
雄大な空間に大きく放たれた魂が私に投げかける言葉、
『生きていればこそ。』

私は悲しみに暮れる ....
日曜日
公園端にひまわりが伸びていた
二輪はふてぶてしい黄色
子ども達のはしゃぎ声を
したり顔で見下ろしている
あと四、五本のはまだ早緑
背丈は一人前なのにねー

大きな葉っぱを着て
 ....
  透明な鍵盤に置くかのように
  あなたの指が宙にとどまる
  噎せ返るほどに暑い八月
  そんな形で朝は始まる



  夢のなかでそれは確かに
  風靡く草原を鳴り渡って ....
詩?
「興味ない」
まあまあ、そう言わずに。
流し読み感覚で。


はじまりの朝だ。
もう、夕暮れだとしても。
はじまろうとしているなら、それは朝だ。


はじまりの ....
まだ、帰るわけにはいかない

決意に追われ故郷を出た
寄せては返す人波に魂を焦がしながら
有象無象にこの身を投じる

揺れる魂
ぶつかる光と闇
そう、分化する地球

なぜ比べる
 ....
キラキラのシールを貼ってあなたへの年賀ハガキはプチラブレター ラーメンも女も細いほうが好きあっさりしてて少し辛めの 安酒飲む口でセレブ婚 ムスクの香りに頼りすぎている男でした しょーこ姉さんとショッピングモールへ行く
彼女の誕生日プレゼントを買いにそいでもってお昼にパスタでも食べようかって

姉さんといっても年下だが今年はダイエットするんだそうな
ジョギング ウオー ....
どうして下らない男ばかり好きになるんだい
あいつは、君を幸せにしない
君のことを考えてすらない
それは君にもわかっているはずだ

君の話を聞くのは好きだ
しかし、あいつの話となると、聞くに ....
あなたとわたしの違いは何だ

あなたはいくつも毛糸を編んだ

わたしはひとつの道を歩んだ

そしてあなたはその時言うんだ


正しいやり方はひとつじゃないし

汚いやり口も時には ....
くそさびしい夜だ

痛かったやろ

こわばったやろ

目どこ見たら

わからんようなったやろ

胸こげたやろ

ゆびさきしびれたやろ

息あさくなったやろ

そんなじぶ ....
切れ切れのあらすじ
離れ離れのせりふ
緑と青と白とその隙間にある
無数の明るい色と寒い色

大脳皮質の砂浜で拾い集めたら
海馬のカレイドスコープに仕込んで
いとおしむように回す

 ....
 1

 雨に打たれながら
 空をふり仰ぐ
 喜びは消えて

 土に手を当てて
 星の身体の温もりに
 触れる喜びも奪われた

 原発の吐息が
 燃えている

 風に乗り 雨 ....
ひとが見ていないところで優しい   バーガー・ショップの狭いテラス
  台風のあとで椅子が倒れている
  ケチャップでよごれた君の唇
  文脈を外れた一行のごとく
  包み紙はテーブルをこぼれて落ちる
  恐怖
 ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5160)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
同じ窓辺- あ。自由詩713-8-6
君と手を繋いでいたいいつまでもチャーミーグリーンを使わなくて ...- 北大路京 ...短歌413-8-6
FOREVERを折ってやる- 北大路京 ...自由詩213-8-6
出口から入った- 北大路京 ...自由詩613-8-6
もらい乳- そらの珊 ...自由詩24*13-8-6
無題- 久里自由詩213-8-6
記念日のワインを開けて合歓の花- 北大路京 ...俳句113-8-5
禁酒して2日目の昼蝉時雨- 北大路京 ...俳句313-8-5
二次元に見放される- 北大路京 ...自由詩313-8-5
君の前で溺れるから人工呼吸してください- 北大路京 ...自由詩613-8-5
さとき森_- 非在の虹自由詩213-8-5
甦る魂- ヒヤシン ...自由詩5*13-8-5
ジャズ喫茶- ヒヤシン ...自由詩1*13-8-5
人生の舞台- ヒヤシン ...自由詩1*13-8-5
でっかい- salco自由詩11*13-8-4
天籟- 草野春心自由詩7+*13-8-4
Morning_Moment- komasen333自由詩3*13-8-4
星はすばる- ゆったい ...自由詩113-8-4
キラキラのシールを貼ってあなたへの年賀ハガキはプチラブレター- 北大路京 ...短歌213-8-4
ラーメンも女も細いほうが好きあっさりしてて少し辛めの- 北大路京 ...短歌413-8-4
安酒飲む口でセレブ婚- 北大路京 ...自由詩113-8-4
ムスクの香りに頼りすぎている男でした- 北大路京 ...自由詩313-8-4
ショッピングモールへ行く- 梅昆布茶自由詩513-8-4
もらい泣き- アマメ庵自由詩313-8-4
違いは何だ- 中村 く ...自由詩2*13-8-4
くそさびしい夜- 吉岡ペペ ...自由詩1013-8-3
夏休み- nonya自由詩21*13-8-3
黒い手紙- まーつん自由詩17*13-8-3
ひとが見ていないところで優しい- 北大路京 ...自由詩613-8-3
恐怖- 草野春心自由詩513-8-3

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