凍えた体を温めてくれと願ったのは、あたいの罪
躊躇なく温めてくれたのは、あなたの罪

そんな罪を、微妙なあたいたちは愛とよんだ


 
勇気を出して
「好き」と伝えよう

いつの日も
貴方を想っていたこと

いつの日も
貴方しか見えなかったこと

いつの日も
貴方と一緒がいいこと

勇気を出して
貴方に逢いに ....
詩人だから汚れ仕事は
しなくていい
美しいものを
美しいと言えばいい
醜いものを
醜いと言えばいい
それをどうすればいいかなど
考えなくてもいい
詩人は花のようなものだ
ただ咲いてい ....
    
音を言葉に
言葉を音に
絵画の中へと入り
僕は呼吸する

僕は朝へと
走り出す
己の世界の中
スピーカーからは見知らぬ音楽

世界を置き去りにして
僕は走る
人は幻 ....
空をあおいでも
それでも足りない日には
年輪を刻んだ自販機に
たずねればいい
コインの用意はいいかい?
きっと応えてくれるから
躊躇わずに
それ、
買いなよ
いのちが潤うよ
どんな ....
所詮きみが失ったものは独りのおんなじゃないか
片腕を失った訳じゃないし
片足を切断された訳じゃない

きっと慰めの言葉にはならないのは
承知してるし凡庸だけれど星の数ほどおんなはいる
睨む ....
私は脳内で
鼻歌をうたっているが
これはなんていうのだろう
脳歌とでもいうのか

音符と
ことばと
色つきのうたで
いろんなところに行ける気がする

平和な気持ち
ただだれとも共 ....
        流れ星をみつけては
        「る」とちいさく声にする
        さむさにふるえ
        さいごの一文字ばかり
        くりかえし、 ....
靴底を裏返してみる
均等に減っている
癖のない人が
うらやましい
愛用すればするほど
そこに紛れもない自分の足跡が刻まれる

靴底なんてどうでもいいぢぁありませぬか
それでもうらやんで ....
シュウシュウとやさしげな音がして
白い息
スチームアイロンにしわをのばされて
白いシャツ
出来立てみたいに ほんのりあたたかい

いくども
生まれ変われる
そんなことが幻想だと
わか ....
苦しみを伴う生き方したくない全てにおいて自由選択

冬だから身体寄せ合い温まる愛のスパイス今夜は強い

毎日が忙しくても大丈夫家庭の味が心和ませる

足音は靴が変われば変化する聞き覚 ....
優しくできないことを辛く思わないんで欲しいんだ
どうせ人間はいつかは干物だ
乾いた挙句火に焼かれるのだ

誰も僕の替わりをしてくれないことってあたりまえのこと
いつか誰かに会えるってのも素敵 ....
何処からか舞い降りてきた 
小さい{ルビ埃=ほこり}の影が 
開いた頁の余白を 
通り過ぎていった―― 
風よ語れ
私たちの行く先を
森のざわめきを
獣たちの雄たけびを
一陣の突風に
舞い上がる塵芥を
最大のものから
極小の存在までを
すべての生命航路を
風よ語れ
神の御言葉を…そして ....
  木枯らし( 男の子の言い分 )

いつもの通学路
冷たい木枯らし ふたりの頬を打つ
僕の指先 ポケットで凍えてる

触れようとのばした 僕の掌を
君が冷たく払いのけたから
ポケ ....
革命を誘う流行歌に
追われるように町を出た
急ぐ鼓動に縋りつく
取り残された想いを
繋ぎとめる術さえ知らず
繰り返す季節の中で
眩しそうに笑う
赤く火照ったあなたの目尻を
忘れない ....
僕は疲れていた
疲れていないはずはないのだ だけど 
そんなことを 雲の向こうに 考えていた気がする
ぼやけた 島が見えた気がした


人に会った気はしない
眠気が次第にやってきた
僕 ....
宇宙が素足で降りてくる 親指と人差し指をくっつけて

くるくると

小さな切れ端か何かをまわしてごらん

そよそよと

煙がうっすら流れていって

誰かがあれれと

寄ってきて楽しそうに笑うよ
二十歳前後までの人生の幸福とは
花びらのように可愛く
また、はかない
その一方、かけがえのない人を
失った悲しみは強く、また永し
花びらのような幸福は
花びらよりも早く散り
枯枝の悲しみ ....
海は青く大きくて

波はいい波ま白い飛沫

海は暗く明るくて

分厚い意味も光り輝く

おーい海、海よ、

風化させじと俺は行く


惨事の爪痕

整えられて

風化させじ

と俺は行く

校舎の張替 ....
レースのカーテンを
くるっと頭に巻いて
わたしは花嫁さん

バラの模様のテーブルクロスを
ふわりと羽織ると
わたしはお姫さま

お手伝いようのほうきに
さっとまたがると
わたしは魔 ....
ふるさとは青い色した星でした捨ててきましたアナタのために 今が 日付を一歩跨いだのか
時が 向かい風のようなのか

昨夜から
     今朝へ
        光が溢れ

新雪積もって白紙に戻り
一文字人文字人間が
寒い眠いと起き出して
 ....
 暇だし、日曜だし、外出するのも億劫なので、趣味について書いてみようかと思う。
 ゛お前の趣味なんて、誰が知りたがるんだ? ゛と思ったそこのあなた。侮ってはいけない。僕にだって興味を持ってくれる第三 ....
ドライヤー両手に持って眠ったら夢に出てこぬ妖怪ウェット 見捨てることは
見ることを捨てることだ
見ることを辞めることだ

そこに人が倒れていても
人かどうかも見ずに
ただ邪魔なものだと想い
躊躇なく踏みつけ前へと急ぐ

誰もが倒れ人を気に ....
ほんとに大事にしなきゃいけないことを
私はすぐに忘れてしまう
思い出すために忘れてしまうかのように

まよいごとが
広がる道はいつまでも
広いまま

思い出せ
心の中の声をきいて
いろんな時空がひとつに在る

それが

ひとつが在る

そういうことを教えてくれている


遠い朴訥なこえ

山の端にかかる虹が

柔らかい

たまにわがままになる

 ....
庭先から線香の香り
不意によぎる鉛色
殺伐
カレンダーのない部屋
起きたら茜色の光


ニュースは無常で埋まる
軋みとかたむく振り子
そしてきれいなお姉さん笑った
明日も天気は晴れ ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
愛とよんだ- 殿上 童自由詩22*12-12-16
勇気を出して- 柊 蒼衣自由詩412-12-16
詩人だから汚れ仕事はしない- 紀ノ川つ ...自由詩12+*12-12-16
走ル- yamadahifumi自由詩212-12-16
効くよ!- もっぷ自由詩712-12-15
なまなましい愛- HAL自由詩3*12-12-15
歌う脳- 朧月自由詩3+12-12-15
るの想い- 石田とわ自由詩10*12-12-15
靴底- そらの珊 ...自由詩24*12-12-14
スチームアイロン- そらの珊 ...自由詩19*12-12-14
自由選択- 夏川ゆう短歌112-12-14
槇原みたいには歌えないが- 梅昆布茶自由詩15*12-12-14
出逢い_- 服部 剛自由詩212-12-13
風に問う- 人間その ...自由詩212-12-13
【_木枯らし_】- 泡沫恋歌自由詩9*12-12-13
葬列- 衣 ミコ自由詩10*12-12-13
木の葉の詩- 番田 自由詩612-12-13
宇宙が素足で降りてくる- 北大路京 ...自由詩412-12-12
これも何かの縁だから- 灰泥軽茶自由詩4*12-12-12
死者- HAL自由詩3*12-12-11
海よ- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...7*12-12-11
じぶんとなにかの境界線- miruki自由詩6*12-12-11
ふるさと- 北大路京 ...短歌512-12-11
人間詩- ただのみ ...自由詩19*12-12-9
趣味について、または詩について- まーつん散文(批評 ...8*12-12-9
ドライ- 北大路京 ...短歌312-12-9
倒れ人- HAL自由詩3*12-11-18
わすれもの- 朧月自由詩612-11-18
ひとつが在る- 吉岡ペペ ...自由詩712-11-18
センシティブ- 村正自由詩4*12-11-18

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