人って人が作ったから人なんだろうね
けれど人が作ったものは人以外にもあるのに
人とよばれるのはなんで一つだけなんだろうね
ほかにも人が作ったものがたくさんあるのに
それらは人ではないよばれ方を ....
妖精の産卵は瞬きしてる間に済んじゃうから

スミレ

青い花の

雨が産毛を撫でたら

水滴はダイアモンドのよう

文脈はこわいんだ

心象のアルペジオ
自分が生きるために
他の命を犠牲にして
生きてるって
こういう事かもしれないよな

他の命に尽くす事によって
ありがとうって言ってもらえて
生きてるって
こういう事かもしれないよな
回復期病棟まわる獅子の舞 釣り銭多く貰いすぎ悪夢にうなされる 知らない名前のケーキが話を聞いていない 夢を歩く足が教習車をあおる ぎゅっと締め付けられて
胸から瞳に溢れる
涙の味を知っていた

栄養失調の
両頬のはたけの真ん中から
二筋伸びる貧困の青っぱな
その味も知っていた

いくら労働が美徳だか知らないが
 ....
 
かなってないから 夢

かなえたいから 夢

おいら 夢喰って、生きてます




 
スピッツや看護師長のカーディガン おならはヘリウムガスじゃないよ トライアスロンでママチャリに乗るのか 生きていく上で純粋などは
この世の中では
欠片も意味がないのかもしれない

理不尽を引きずりながら
圧迫された空間で
じわじわと絞まってゆく首
それが社会の総てなのかもしれない
 ....
わたしはわたしがすき

わたしはあなたがすき

わたしはあなたもすき

わたしはみんなすき
子供は三歳で殺される

お母さんも男もいない部屋で

たまねぎの皮

ろうそく

アルミホイル

自ら食べられないはずなのに

未熟な大人に殺される


幸福ではない自分 ....
うるむゆきのはざま
ぬれ落ち葉にそっと載せた瞳の過食
遠く翳る今を汲む オト ノ
のたうつ沈黙
噛み締められた貧困が小走りで吹き渡る
さざなみのような オト ヘ
欹てては刎ねられたこの両耳 ....


秋をつくる

ほんとうの色に


もみじ

いろんな絵

木々に

空に

地面に

宇宙に

慣性の法則に

緑がぬけて

ほんとうの色に


色はその色を跳ね返した光

跳ね返す意味?

も ....
朝焼けの虹と青の淵
教会の十字架の左斜め上

月が泣いていた
涙を流していた

昨晩遅く
見たときは
あんな魅力的で
悪戯っぽい微笑をたたえていたのに

いま月は目を閉じ ....
いつも背伸びしてしまう
疲れた時の息抜き
ではなくて
無理に見栄を張ってしまう

いつも空回りしてしまう
君をがっかりさせたいん
じゃなくて
笑い合えたらそれでいいのに

 ....
そうね
何も聞かないで
終わりにするわ

だって
ほんの小さな誤解からの
すれ違いだったとしても
もう戻れないし

きっとずっと
恋をして生きていくことに
なりそうだから

 ....
秋の空は澄んでいて
すすきの穂も揺れて
淡い気持ちがどこまでも
流れていき
ぼんやり眺めていると
空は遠くへ遠くへのびていく

私はだんだんだんだん
小さく小さくなっていき
米粒に描 ....
まだ三日月が出ている

朝日が昇る前の暁は
昨夜寝る前より暗い気がした

冷たい風が吹くと
私たちは身を縮めて祈る

朝靄が街をぼかす
雲がべったりしている
今朝を描いた画 ....
女医による検診となり冴え返る 今日も雨です今日の雨です

ありがとう

今日も雨です今日の雨です

傘に隠して

貴方は登ったこの石段

視野を掠めた紫草に

重ね合わせる想いの


道端に滲む

 ....
とても遠くでほほ笑んでいる
理由を知りたかった
どうしてそんなに遠くで
光りばかりをくださるのですかと

こたえずにあなたはでも
まだ、ほほ笑んでくれている
取り忘れたのだろう
束ねられた
豊かであった髪を
解体しながら
(舞踏会は終わったわ)
ていねいに
抜き取ったつもりでも
女の指から
逃げおおせた
小さな
黒いそれが

おそら ....
上手になりたいわけじゃない
練習なんかしたりしない

だけど、
いいわけしなきゃ
守れない暮らしがある

逃れる
技術のなさが
致命傷になることもある



上手にな ....
青臭い茎を裂いて
心地良さげに破綻の痛みを噛み潰す
細道だらけの旅が古着のように似合っていた
友よ 
ただただ蠱惑な蛤の歌声が
あの括れた坂道から
忘れ物の顏でそぞろ出でる
ああ無明のチ ....
見舞いの金を落としたことにして呑む 逆光を浴び他人ごと
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おなじ- リィ自由詩1*14-11-25
心象のアルペジオ- やぶうち ...自由詩314-11-25
実感- 渡辺亘自由詩214-11-25
回復期病棟まわる獅子の舞- 北大路京 ...俳句114-11-24
釣り銭多く貰いすぎ悪夢にうなされる- 北大路京 ...自由詩514-11-24
知らない名前のケーキが話を聞いていない- 北大路京 ...自由詩114-11-24
夢を歩く足が教習車をあおる- 北大路京 ...自由詩114-11-24
知っている- ドクダミ ...自由詩114-11-24
生きてます- 殿上 童自由詩23*14-11-23
スピッツや看護師長のカーディガン- 北大路京 ...俳句214-11-23
おならはヘリウムガスじゃないよ- 北大路京 ...自由詩214-11-23
トライアスロンでママチャリに乗るのか- 北大路京 ...自由詩314-11-23
純粋- 永乃ゆち自由詩514-11-23
すき- リィ自由詩1*14-11-23
子供/三歳/大人- 吉岡ペペ ...自由詩414-11-22
安全地帯の変死体- ただのみ ...自由詩14*14-11-22
秋をつくる- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...414-11-22
月の涙の下で- 凍月自由詩15*14-11-21
背伸び- 瑞海自由詩6*14-11-21
そうね_しょうがない- 中原純乃自由詩5*14-11-21
米粒大- 灰泥軽茶自由詩1014-11-21
日常- 凍月自由詩7*14-11-20
女医による検診となり冴え返る- 北大路京 ...俳句414-11-20
今日も雨です- 自由詩2*14-11-20
光り- もっぷ自由詩314-11-20
Uピン- そらの珊 ...自由詩17*14-11-20
いいわけ- 千波 一 ...自由詩514-11-20
鬼映- ただのみ ...自由詩19+*14-11-19
見舞いの金を落としたことにして呑む- 北大路京 ...自由詩214-11-19
逆光を浴び他人ごと- 北大路京 ...自由詩214-11-19

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