水たまりに浮かべた
葉っぱの
軽さ


しゃぼん玉を泳がせる
そよ風の
軽さ


羽毛の軽さ
まつ毛の軽さ
この世でいちばん軽いものはなに?


飛んでいく風船
手放し ....
整ったものが
好まれるのだという
篤い信仰のもとに
整えられたツツジよ

応えなくて良い
そのままで

答えてごらん君の
生きてきた軌跡を
どんな色の刃が
君を好んできたのかを
 ....
マーメイドは普通じゃない
マーメイド、夜の海でしか泳げない、
冬は寒いね。
夏がくるね。

マーメイド、弱ってる、マーメイドが弱ってる

泣いている踊り子がいた。
マーメイドは話しかけ ....
壁に吊されて
忘れたいことなどありはしない
色とりどりの画鋲が
それぞれの過去を留める

僕は整理できない
だから
貼っておきたいんだ
伝言板のように
メモみたいな思い出から
 ....
生き方が違えば肌艶も違うよ
生き方が変われば目つきも変わるよ
それとも
肌艶が違うから、生き方も違うの?
目つきが変わるから、生き方も変わるの?
卵が先か、鶏が後か・・・
みたいな話になっ ....
梅雨時になると
もうそろそろかな、と思う

雨上がりの庭で
もうそろそろかな、と思う

君と
言葉を交わしたことはないけれど
君のことは
勝手にトモダチだと思ってるから

カエル ....
同じ格好した仏像さんが二、三十

指の腹で撫でながら

ひょいっとひとつ持ち上げたら

あぁこのおもさがちょうどよい

ひんやりどくどく

てのひらの中から身体の中へ

巡る巡 ....
今宵も夢に見る
真夏の夜の


暗闇と無音だけがある

明日目が覚めたら
日付が変わったら
こうなっていればいいのに

考えると眠れなくなる
この狭いワンルームで
夜中突然鳴 ....
美人にもブスにも無言皐月富士

軸足に体重のせて茄子の花

ケータイが鳴らないままで梅雨入りす

焼酎を焼酎で割り狭い部屋

ビードロに息を吹き込む人魚姫

境内のいたるところに蝉 ....
十年後のことばかり
考えないで

今日のことを
考えよう

なぜそんな簡単なこと
できないんだろう

十年後にも
今日はあるのに
なぜか知らぬが 
私の目の前には 
日々ひとつひとつの穴が、ある。 

この両手に盛ったやわい土で 
一日、ひとつの穴をふさいで 
一歩ずつ、歩いてゆくならば 

ふりかえった背後に、 ....
無限に広がる宇宙の中で 
ぽつん、と浮かぶ青い{ルビ惑星=ほし}。 

星の数ほど今も織り成されている 
それぞれの一日、と 
それぞれの場面、にて 

人と人が目と目を 
あわせ、そ ....
みじかい夜がおわって
きょうがはじまると
君のてのひらがすこししめってくる
青いような赤いような
夜あけまえ

だんだんとあかるくなってくる
あれは
かきあつめた命が
燃えるから
 ....
『俺のものになって』 
本当ならそう言うべきかもしれない 
だけど『俺のものだから』と今ここで宣言する 
告白なんかじゃない 
君の未来を絶対に手離さないから 
約束なんかじゃない 
『君 ....
絵の具の盛り上がりが
分かるぐらいまで
近づいて
どんな風に描かれているか
分析するのは
批評家に任せておいて

少し遠くから
その絵を
眺めてみようじゃないか
絵にはきっと
絵 ....
イタリアの小さな村に住むひとびと

その暮らしを綴る番組が好きだ

素朴で明るいシャンソンがふしぎだ


どこにでもあるような人生など

たぶんないのだろう

ちいさな村に住むひ ....
平和は助けあい、
思いあい、信じあいの
三つそろって
できるもの

平和を思えば

その想いが伝わって
平和が世界に
広がっていく

平和を想って
することは

どんなに小 ....
空から地上を見渡せば
境界線なんてなかろうよ

けれども、
されども、
それなのに、

地上から空を見渡せば
なんでかな
数えきれないほどに黒線で
区切られて仕舞って見えるんだ
レディオヘッドの
KID Aというアルバムは
洗脳系ロックだと
四日風呂に入れていません
今日は入ろうと思います。

感情
感情的
感情的なところが無い
トム・ヨーク
きづめで拡大 ....
たいふういっか

台風一家だと
思い込んでいた頃

台風が去った朝
通学路には
一家が遊んだあとが
残されていた
なぎ倒された空き地の草
折られた柿の枝
おしゃかになった傘
 ....
並んでるだけで
仲間にみえるけど 傘
ヒトの顔がみえないだけで 傘
安心できるね

大きいとか
小さいとか
綺麗だとか 地味だとか
あるけど 傘 
どれもいいよね あっていいよね
 ....
蛍舞う哲学の道繋いだ手

東京は蛍に夜を与えない

蒼い火は霊子凝縮した蛍

恋やもめモールス信号打つ蛍
ゆっくりと列車が動きだした
この列車に乗るのはこれ1回限り

明確に行く先は知らないけれど
到着駅が近づいたときに

列車は分岐器で方向を変え
そのときにどの駅が到着駅かが

推測で ....
短くない時間 
振り返ってみれば
積み重ねてきたんだね

頼りないおつむを
どうにかこうにか
叱りながら、励ましながら
息つく暇もなく

隣の芝生を眺めて
「青い・・・」と
言葉 ....
片言の言葉でつぶやく
ナニガホシイ
雪が降っている
全ての人が願いをかける
ワタシハホシイ
でも物事は限られているから
欲しいものが巡ってくるとは限らない
二番目で我慢するんだ
それだ ....
 中一の娘が
「これ、めっちゃ面白かった。母さん、読んでみんさい」
 と言い、渡したのは、湊かなえ著「告白」の文庫本だった。近くのコンビニで買ったらしい。
 実は湊さんの他の著書は何冊か読んでい ....
「ジョーさん、なんさい?」
「32」
「おれーにじゅーきゅーさーい」
夜もふけたバス停に馬鹿でかい声が響く


 酔っ払っている
 明らかに酔っ払った29歳という青年
 いや
 青年 ....
君の哀しみを抱くよ。
毎晩、そっと哀しみを抱くよ。
きっと何もかわらないけど
哀しみを抱かせてほしいんだ。

この町には、月の顔をした大きな塔がある。
彼は夜中じゅう、町を抱いているんだ。 ....
ぼくはあなたの死に目に逢わなかった
嫌 死に目に逢いたくはなかった

戦争を懐かしみ笑って話するあなたを
もう死んだのにいまもあなたを憎んでいる

今更あなたの冥福など祈る気持ちは
 ....
自分のことを棚にあげてヤジる
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5160)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
軽さ- 八布自由詩612-6-23
ツツジ- もっぷ自由詩312-6-23
マーメイド- 榊 慧自由詩212-6-22
伝言板- 乱太郎自由詩20*12-6-22
朝露に濡れたような肌艶に程遠く- komasen333自由詩2*12-6-22
勝手にトモダチ- そらの珊 ...自由詩18*12-6-22
蚤市の仏像さん- 灰泥軽茶自由詩11*12-6-22
0:00- Neutral自由詩3+*12-6-21
俳句2012_6月中旬- 北大路京 ...俳句12*12-6-21
十年後- 小川 葉自由詩512-6-21
道_- 服部 剛自由詩6*12-6-21
夢について_- 服部 剛自由詩1*12-6-21
夜あけ- はるな自由詩2312-6-21
運命の刻印- 文字綴り ...自由詩1*12-6-20
名画- 花形新次自由詩712-6-20
人生の振り子- 吉岡ペペ ...自由詩512-6-20
平和は…- つきひか ...自由詩112-6-20
No_Border_?- なきり自由詩112-6-20
金をもって走れ- 榊 慧自由詩412-6-20
台風のあとで- そらの珊 ...自由詩3012-6-20
- 朧月自由詩412-6-19
俳句2012_蛍- 北大路京 ...俳句17*12-6-19
一服- HAL自由詩7*12-6-19
高度資本主義社会を経て- komasen333自由詩1*12-6-19
片言の願い- 杉原詠二 ...自由詩2*12-6-19
「告白」を読んで- そらの珊 ...散文(批評 ...7+*12-6-19
バス停- さち自由詩512-6-19
君の哀しみを抱く- そよ風自由詩112-6-19
亡き父へ- HAL自由詩2+*12-6-18
自分のことを棚にあげてヤジる- 北大路京 ...俳句8*12-6-18

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