老いた人魚が打ち上がって紫の港
もう誰も飼ってないのに猫は自分の首輪をはずせない
猫がいる 怒りもせずに泣きもせず人のいない村で猫が生きている
わたしの辿った
春を数えていただけの、
それだけで、よかったはずの
とおい春
わたしには
あとどれくらいの春がめぐるのだろう、と
なにげなく指を折り、数え始めた
そう ....
東京を車で出発して4時間、常磐道が福島第一原発の手前で封鎖されていたので、その手前の常磐富岡というところで高速をおりました。
高速をおりるとそこは、重機でさらわれた茶色い土肌と、累々(るいるい) ....
両腕にプリングルスの筒はめてオレワロボットオレワロボット
独りの道に一方通行の標識
螺鈿細工は複雑な表面構造が生んだ
いくつもの光が干渉して美しく輝く
池に落ちるいくつもの雨粒の波紋は複雑に
ぶつかり合い互いに干渉して広がり解け合う
この世は複雑に絡み合い
干渉 ....
昨日までの自分が仰向けに倒れている
わたしを見つめて
ワタシが言う
「踏み拉き進んで行け
過ぎ去ったものは階段だ
額ずくな 口づけするな……」
そっと足をおろす
枯葉を踏む ....
素直な言葉で 伝えたい
小さな旅の中で気付いた 僅かなこと
置き忘れられた 小さな輝きを
踏み潰されても 起き上がろうとする健気さ
暗闇の中で 小さくつぶやかれた誓いを
....
虹からこぼれた魔法の玉に君の名前を彫っている
見上げた向日葵の息が止まっている
あなたの顏は時計のよう
ただ『今』を確かめたくて
見つめてしまう
過ぎ去った時間 ……もう……
残された時間 ……もう……
いたたまれなくて目を逸らし
気がつけばまた
....
もうカーテンは暖かいよ
朝の日差しは
ひっきりなしにカーテンを暖めてるから
カーテンは暖かいよ
カーテンをさわってごらん
とっても暖かいから
暖かいカーテンは
冷たい指に ....
昨晩コンビニで釣銭の小銭を寄付をした時
店員さんに「ありがとうございます。」と言われて
少し気分が良くなった
この気持ち一体なんだ
もし
僕が宝くじが当たって何億円も手に入れ ....
「福来たる」表現しようと服を脱ぎジャスチャーゲーム終了の笛
長すぎるツッコミの間に話が次へ行った
草木萌動
そうもくめばえいずる
厳しい季節を越えて
蓄えられてきた力が
和らぎ始めた光と風の中へ
堪え切れずにはみ出す
樹皮を突き破って
凍土を持ち上げて
命のベクトル ....
息ができなくなるような気がした
心臓がおかしくなるような気がした
痛みはないのにそんな予感に不安になった
だから夜中車を走らせて救急にいった
なにも異変は現れていないから
....
ぶらんこを漕いでバイトをズル休み
悪魔の顔した正義の味方
・・・聞いてください、私
言いたい事がないんです
最近では皆がもう
真剣に何か大切そうな事
国の事、経済の事、災害の事、
その他沢山の事について
真面目そうに語りま ....
あなたに縁するすべてのひとが
思うとおりの仕草や言葉で
やさしく温かく包まれていたなら
あなたの敵討ちをしたいだなんて
ドンキホーテみたいなこと
世界に誓わずにすんだのだ ....
夜の間に降った雪で
季節は逆戻り
誰かに投げた言葉の礫
今朝の気分は吹きすさぶ
更新された背景
鳥籠の中で
冷たくなっていたインコ
突然
マグカップの持ち手が捥 ....
YES/NO枕のNOや紙風船
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う
BOXのティッシュが全部なくなって過去と未来が繋がっている
前世餓死してるぶん食う
三月になったらアイツが帰ってきた
どんなにこっそりと帰ってきても
私の鼻はおまえを嗅ぎつける
ハークション!
うわっ 花粉が飛んでる
しかもPM2.5と黄砂という
チャイナの友 ....
空をいくど見上げてきたことか
お天道さまが恋しくて
春まできっと見上げる、恋しくて
区役所を訪ねるたびにとりあえず離婚届を手にしてる嫁
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5109)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
老いた人魚が打ち上がって紫の港
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-3-11
猫が生きている
-
そらの珊 ...
短歌
11*
14-3-11
在庫
-
千波 一 ...
自由詩
3
14-3-11
南相馬市にて
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
14-3-11
両腕にプリングルスの筒はめてオレワロボットオレワロボット
-
北大路京 ...
短歌
2
14-3-10
独りの道に一方通行の標識
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-3-10
干渉
-
ichirou
自由詩
7*
14-3-9
踏絵
-
ただのみ ...
自由詩
20*
14-3-9
言葉に託した
-
いねむり ...
自由詩
2
14-3-9
虹からこぼれた魔法の玉に君の名前を彫っている
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-3-9
見上げた向日葵の息が止まっている
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-3-9
あなたの顔は
-
ただのみ ...
自由詩
12*
14-3-8
もうカーテンは暖かいよ
-
ichirou
自由詩
17*
14-3-8
優越感の優しさと劣等感のやさしさ
-
ichirou
自由詩
7*
14-3-8
「福来たる」表現しようと服を脱ぎジャスチャーゲーム終了の笛
-
北大路京 ...
短歌
2
14-3-8
長すぎるツッコミの間に話が次へ行った
-
北大路京 ...
自由詩
9
14-3-8
草木萌動
-
nonya
自由詩
20*
14-3-7
死にたくないのか
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
14-3-7
ぶらんこを漕いでバイトをズル休み
-
北大路京 ...
俳句
6
14-3-7
悪魔の顔した正義の味方
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-3-7
私の「文学」との出会い
-
yamadahifumi
自由詩
1*
14-3-6
5歳のころ考えていたこと
-
吉岡ペペ ...
自由詩
3
14-3-6
自覚
-
Lucy
自由詩
14*
14-3-6
YES/NO枕のNOや紙風船
-
北大路京 ...
俳句
2
14-3-5
この世から卒業してく友人におめでとう言い通夜の寿司喰う
-
北大路京 ...
短歌
9
14-3-4
BOXのティッシュが全部なくなって過去と未来が繋がっている
-
北大路京 ...
短歌
6*
14-3-4
前世餓死してるぶん食う
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-3-4
【_帰ってきたアイツ_】
-
泡沫恋歌
自由詩
8*
14-3-4
恋しくて
-
殿上 童
自由詩
14+*
14-3-3
区役所を訪ねるたびにとりあえず離婚届を手にしてる嫁
-
北大路京 ...
短歌
4+*
14-3-3
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