おもしろい人になりたい僕の名を聞いただけでも笑えるほどの
春愁や書き直したる遺言状
テディベア抱いて奈落の底
ふたりの名を入れたジョッキに生ぬるいビール注がれている
にゃにゃ曲がりをにゃにゃ直線にして銀河
再利用できない屑になる
十分に
勤めを果たした風よ
わたしのなかから
出ていきなさい
真直ぐ、迷わず、信ずるままに
うつくしい音を
連れて
うつくしい
音色となって
あたらしい風 ....
カレーライスは悲しんでいる。
君はそのことを知っているか。
玉葱のせいなんかじゃないし
自分が辛すぎるからでもない。
ラッキョに嫌われたわけでも
ラッシーに悟られたわけでも
スパイス疲 ....
生き物は死ぬために生まれてきたんじゃない
そう思わなきゃ
津波でなくなったひとたちの無念や恐怖を
ぼくはうまく受け容れることができなかったよ
自分にコントロールできないことは気 ....
自分にコントロールできないことは気にしない
死ぬために生まれてきたんじゃないことを忘れない
社会はひとでできている
生き死にするひとでできている
自分に合うひとや合わないひ ....
【区別】
女と男
障害者と健常者
労働者と経営者
1×ー1とー1×1
老人と若者
貧しい者と富める者
【差別】
男と女
健常者と障害者 ....
星屑を吐いてアンドロメダ行きの汽車
沈黙の扉を閉じて
飛翔を願う鳥を幽閉したまま
坂道を登ってきた
目の前の足元だけ見つめて
振り返れば
私の後ろに従うはずの
長いようで短かった上り坂は
春霧に沈んで消えていた
....
三月の外気は
まだまだ零下だから
白くけむるよ
吐息はみんな白くけむるよ
こちら北海道の三月は
まだまだ桜と無縁だからね
凍えるよ
着のみ着のまま出てきたのでは
凍えるよ
ひ ....
地平線の彼方も
ここと同じ地面が続いているだけって
ことは分かっていても
認めたくない自分がいる
夢とか希望とか
そんな言葉で未来を飾ってみても
今日の続きでしかない
明日に期待して ....
思考が止まる時私の頭上を時間だけが空回りしている
時間は止まっても自らの時間のみがストップするだけ
時は確実に先へ先へ前へ前へと自動的に移行している
時間は待ってはくれずお構いなく私を追い越 ....
レタス売場では
皆
外側の葉を剥く
そして次の外側の葉を剥く
そしてまた次の葉も
そのまた次の葉も
わたしはレタスが食べたかった
わたしはレタスを買いたかった
でも皆は
レタ ....
お守りを買えるだけ買う受験生
TiAmo風が吹いた
静寂が横たわり球体の葬列
老いた人魚が打ち上がって紫の港
もう誰も飼ってないのに猫は自分の首輪をはずせない
猫がいる 怒りもせずに泣きもせず人のいない村で猫が生きている
わたしの辿った
春を数えていただけの、
それだけで、よかったはずの
とおい春
わたしには
あとどれくらいの春がめぐるのだろう、と
なにげなく指を折り、数え始めた
そう ....
東京を車で出発して4時間、常磐道が福島第一原発の手前で封鎖されていたので、その手前の常磐富岡というところで高速をおりました。
高速をおりるとそこは、重機でさらわれた茶色い土肌と、累々(るいるい) ....
両腕にプリングルスの筒はめてオレワロボットオレワロボット
独りの道に一方通行の標識
螺鈿細工は複雑な表面構造が生んだ
いくつもの光が干渉して美しく輝く
池に落ちるいくつもの雨粒の波紋は複雑に
ぶつかり合い互いに干渉して広がり解け合う
この世は複雑に絡み合い
干渉 ....
昨日までの自分が仰向けに倒れている
わたしを見つめて
ワタシが言う
「踏み拉き進んで行け
過ぎ去ったものは階段だ
額ずくな 口づけするな……」
そっと足をおろす
枯葉を踏む ....
素直な言葉で 伝えたい
小さな旅の中で気付いた 僅かなこと
置き忘れられた 小さな輝きを
踏み潰されても 起き上がろうとする健気さ
暗闇の中で 小さくつぶやかれた誓いを
....
虹からこぼれた魔法の玉に君の名前を彫っている
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5160)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
おもしろい人になりたい僕の名を聞いただけでも笑えるほどの
-
北大路京 ...
短歌
3
14-3-14
春愁や書き直したる遺言状
-
北大路京 ...
俳句
3
14-3-14
テディベア抱いて奈落の底
-
北大路京 ...
自由詩
4
14-3-14
ふたりの名を入れたジョッキに生ぬるいビール注がれている
-
北大路京 ...
自由詩
9
14-3-14
_にゃにゃ曲がりをにゃにゃ直線にして銀河
-
北大路京 ...
俳句
5
14-3-13
再利用できない屑になる
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-3-13
アコーディオン
-
千波 一 ...
自由詩
5
14-3-13
カレーライスは悲しんでいる
-
ブルース ...
自由詩
14*
14-3-12
花
-
吉岡ペペ ...
自由詩
8
14-3-12
ひと
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
14-3-12
区別と差別
-
ichirou
自由詩
8+*
14-3-12
星屑を吐いてアンドロメダ行きの汽車
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-3-12
春の坂道
-
山部 佳
自由詩
9
14-3-12
白いけむり
-
千波 一 ...
自由詩
6
14-3-12
【_垂直思考_】
-
泡沫恋歌
自由詩
16*
14-3-12
時の翼・・・
-
tamami
自由詩
7+
14-3-12
レタス売場
-
ichirou
自由詩
8*
14-3-12
お守りを買えるだけ買う受験生
-
北大路京 ...
俳句
3
14-3-11
TiAmo風が吹いた
-
北大路京 ...
自由詩
1
14-3-11
静寂が横たわり球体の葬列
-
北大路京 ...
自由詩
6
14-3-11
老いた人魚が打ち上がって紫の港
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-3-11
猫が生きている
-
そらの珊 ...
短歌
11*
14-3-11
在庫
-
千波 一 ...
自由詩
3
14-3-11
南相馬市にて
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
14-3-11
両腕にプリングルスの筒はめてオレワロボットオレワロボット
-
北大路京 ...
短歌
2
14-3-10
独りの道に一方通行の標識
-
北大路京 ...
自由詩
5
14-3-10
干渉
-
ichirou
自由詩
7*
14-3-9
踏絵
-
ただのみ ...
自由詩
20*
14-3-9
言葉に託した
-
いねむり ...
自由詩
2
14-3-9
虹からこぼれた魔法の玉に君の名前を彫っている
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-3-9
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