春が来て
花曇り
二時限目のチャイムと
遅れているバスと
並行世界
私 ....
ノストラダムスの予言を信じ地球を離れ12年 人生に迷った時おいで いっしょに迷ってやる 足に貼るカイロ背中に貼って働いている キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン


はい、今日はテーブルマナーを勉強しましょう。

各テーブルに水の入ったボウルがありますね。
オマールエビやカニなどフォークとナイフ ....
 
曖昧な更衣室で
僕らはすべてのものを
等号で結びあわせた
軟らかい材質でできた身体は
嘘をつくことが
何よりも得意だったから

花粉の積もった改札を抜けると
溢れだす人という人
 ....
わたしは恥を恥と知りながら生きてきたのです
そうやってずうっと生きてきたのです
指をさしてはなりません
その背中は誰の背中

きっとわたしの背中でしょう

指先に愛しさを
老いて紡ぐは ....
苦しいときに祈るちから

それがまだあるぼくは

まだまだ大丈夫だろう

苦しいときに祈るちから

それがまだあるうちは

まだまだぼくは大丈夫だ


DNAのように

他者と融和してやろう

愛の実 ....
一方通行の恋 逆走している 君と同じ空を見上げたかったのだ

お雛様みたいに仲良くちんまりと並んでいるんだよ

桃の花だって咲いているし重箱には煮物バスケットにはサンドイッチ

おまけにスパークリングワインなんぞも冷 ....
この単純な好意が
長く伸びること
勢いよく飛び出し
曲がり角にくいこみ
歩道橋を渡り
螺旋階段をまわり
川で苔むして
切り立った山を抜け
どこまでも
めいっぱい伸びる

 ....
               
季節の足跡が白い凍土となり
剥がれた絵の具のように
海鳴りが景色に仕方なく張り付いている

此処には君はいない
それでも此処は君のいた場所

今日君はい ....
僕の場面早送りされている 魂燃えている焦げている 明日のぶんもとドーナツ買って今夜のうちに食べ尽くす 回転木馬に娘と座り休園日だから動かない  ある、は動詞で
 ない、は形容詞

 おもしろいっすよねおもしろくないっすか
 在ったら動いて
 なかったら形になるなんて

 いっぱしのブンガク青年を気取る
 ぼくの話を聞きな ....
 単純なことほど難しく
 複雑なことは解らない


無器用なことを言い訳にしながら
いま退屈が僕を殺そうとする


出来ることと出来ないことの境目には
いつも壁があるから
仕方なく ....
日が落ちたら
手をつないで出かけよう
この世のきれいなものはみんなだれかのもの
まだだれのものにもなっていない一日を
この世でいちばんさいしょにみて
それを宝物みたいに抱いて別れよう
 ....
遮断機が降りてじっと待つ

ここの踏切は駅の近くだから

電車はゆっくり通り過ぎるので

だいぶん待たされる

踏切の向こうにいる人もじっと待つ

がたんごとん

のろりそろり ....
回収する気のない伏線を張る 黄砂で夕日が月みたい

悲しい痺れにうわの空

なんにも手につかない

なのに頭は頑張ってる

体が乗り物みたいだよ


こころを感じろ

こころで感じろ

それだけなん ....
人はどうして悩むのだろう
取り囲む壁を透明にできればいいのに

人はどうして迷うのだろう
目の前の道を一本に出来ればいいのに

人はどうして哀しむのだろう
二度と離れない紐があればいいの ....
今日という一日に数え切れない
(ありがとう)が、隠れている。  

よく晴れた日の夜空に 
いつのまにか姿を現す 
あの星々のように―― 
石巻の仮設住宅に住む 
Tさんに新年の電話をした 

「あけましておめでとうございます 
 今年もよろしくお願いします  」 

「いよいよ来月から 
 津波に流された場所に、もう一度  ....
ある日、届いた封筒から取り出した紙は 
「わんニャン展」のお知らせで 
三日後にみなとみらいの地区センターの 
展示会場に入るや否や 
平日の人もまばらな空間に 
{ルビ木霊=こだま}する… ....
世界を覆い尽くす
意味や価値の連関

僕はどうやって
繋ぎとめよう
意味や価値の連関を

死を乗り越えなければ
真の意味や価値を
繋ぎとめられない

もし大丈夫なら
過去世
 ....
あの頃 ぼくらは貧しかった
ラジオはあったけどTVはなかった

電話はよっぽど裕福なひとしか持ってなかった
ぼくに電話が掛かってきたら
電話のあるお隣さんが呼びにきてくれた

餓鬼だった ....
私は食事の後の洗いものが嫌いだけれど

洗濯は好きである

もう十年以上使っている洗濯機には

特別な愛着がある訳ではないけれど

頼りなさそうなのに音だけはでかく

ウォンウォン ....
月は語る、語るね
なん億年と見守ってきた思いを、キラキラと反射させる
雲がかかってもなんにも変わらない
地球人として、月にお礼を言いたい
そうやって、いつまでも見守っていて
どんなひどい殺し ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花曇り- 方舟自由詩813-3-19
ノストラダムス【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...913-3-19
人生に迷った時おいで_いっしょに迷ってやる- 北大路京 ...自由詩1913-3-19
足に貼るカイロ背中に貼って働いている- 北大路京 ...自由詩213-3-19
フィンガーボール- 北大路京 ...自由詩213-3-19
初夜- たもつ自由詩613-3-19
致死節- 瑠依自由詩913-3-19
苦しいときに祈るちから- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...513-3-18
一方通行の恋_逆走している- 北大路京 ...自由詩613-3-18
君と同じ色- 梅昆布茶自由詩18*13-3-18
単純な好意の顔- よしたか自由詩2*13-3-13
冬の海- 乱太郎自由詩23+*13-3-13
僕の場面早送りされている- 北大路京 ...自由詩213-3-13
魂燃えている焦げている- 北大路京 ...自由詩113-3-13
ドーナツ【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...313-3-13
回転木馬【都々逸】- 北大路京 ...伝統定型各 ...413-3-13
動詞と形容詞の問題- 平瀬たか ...自由詩7*13-3-13
「退屈が僕を殺す」- ベンジャ ...自由詩9*13-3-13
宝物- はるな自由詩813-3-12
踏切にて- 灰泥軽茶自由詩9*13-3-12
回収する気のない伏線を張る- 北大路京 ...自由詩913-3-12
こころ- 吉岡ペペ ...自由詩613-3-8
- 阿閉真琴自由詩213-3-8
ありがとうの星_- 服部 剛自由詩813-3-8
希望の芽- 服部 剛自由詩413-3-8
遠吼え_- 服部 剛自由詩313-3-8
生命- 渡辺亘自由詩313-3-8
ぼくらは貧しかったのだろうか- HAL自由詩9*13-3-8
ロートル洗濯機- 灰泥軽茶自由詩10*13-3-7
月の語り- 黒髪自由詩6*13-3-7

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