言葉って、抱きしめられない
口づけたり、切りつけたりできない
だけど、君に会いたい
針先ほどの穴に
空が吸い込まれていく
風も太陽も巻き込んで
言葉って、食べられない
....
肖像画の視線にパリの焦燥と倦怠を感じる。
日々の疲れが重くのしかかるように絵画の中の瞼がその眼光を弱めてゆく。
彼女の視線の先に映っているであろう私の顔はいつしか歪み、
誰に語る訳でもなしに ....
ふと箸を落としてしまい
屈みこむと、床に米粒が続いていて
点々と拾いながら進んでいく
客間へ、座敷へ、縁側へ
いつしか古い蔵の脇を通り
門から出て、人通りの少ない裏道のほうへ
白く輝く米粒 ....
わたしの母は詩をかいていた。
いつもテーブルの上に無造作に置いて
あったのでたまによんでは見たけれど
それはよくわからないものであったよ
うに記憶している。そもそも小学生の
わたしにはよ ....
東京へゆくな
ふるさとの悪霊どもの歯ぐきから
おれはみつけた 水仙いろした泥の都
波のようにやさしく奇怪な発音で
馬車を売ろう 杉を買おう 革命はこわい
なきはらすきこりの娘は
....
赤い夜青い列車が空を飛ぶ風の香りは寂しい黄色
一筆書きで行けるとこまで行くつもりの眼をしている
紙の鎖の端をにぎって
妹も姉もいないところで
父と母が編んだ赤い塔をゆく
らせん階段はきらいだ
古い日々を思いださせ
とにかく青い
ノ・ヴァ、きみが秋晴れだったころ
ぼくが立派な牡鹿 ....
本日は
絶好の洗濯日和
見上げる雲は
穏やかな光に浸されて
へたくそな君のハミングが
靴下とシャツの森で揺れる
色とりどりの洗濯バサミが
タオルと枕カバーの ....
心臓が動いている
シャツの上からも
鼓動が伝わる
血が動いている
身体中に回っている
エネルギーを吸収する
毒を吸収する
肘の裏も
指の間までも
皮膚が呼吸している
毛が逆立つ ....
彼女が突然
夜食にゆで卵を食べたいと云って
卵をふたつゆでた。
寝そべって
二人でひとつずつ食べながら、
話をする。
彼女には卵の黄身になってくれたら
僕は白身になって君を包みたいと ....
最前列に磔刑宛ら固定され
急な坂をゆっくりと上って行く
頂上に何が待ち受けているかは分っている
(何故こんな日に雨が降るのか) から
(何故雨の日にこんなことをするのか)
思いを行き来する疑 ....
漢方を煎じる土鍋秋の雷
ボケにツッコめない関西人でいる
黒ヤギさんが食券を食べてしもたんや
(ボクめせん)
ギラギラあつい太陽さんは
ひとりぼっちでも
へっちゃら
いつもついてくるお月さんは
ひとりぼっちでも
へっちゃら
ものほしにぶら下がってるミノムシさん ....
粉々に木っ端みじんこ想い出を火薬の量で誤魔化している
虹色のグランドピアノジミヘン忌
あなたに見つけ出して欲しい 探しだして欲しい
真夜中の背中に映る夢の設計図
Turn to the right.
Turn to the left
The black angel of a ....
Wonder Woman
Sexy Girl
君のかわりを和洋中韓あさってみても
It cannot be satisfied
It is not filled
Love is insu ....
ただ風が吹くのも 君がいれば 君がいれば
シャボン玉が飛ぶでしょう
鳥や木が歌うでしょう
花達が踊るでしょう
ただ風が吹くのも 君がいれば 君がいれば
白い雲が流れる
日の丸が ....
あるラジオの
みえない声をきいていた
あの日
みえなかった
今も
みえない
からだもなにも
かりているにすぎない
しっとり
どこへともなく
アンテナをのばす
....
朽ちてゆく薔薇に敬虔な祈りを重ね合わせる深夜の戯れ。
矛盾のように見える行いのうちに机上の蝋燭の火がゆらゆら揺れる。
古い書物の中、詳細に描かれる神々の行為に戸惑いを感じ、
劇的な出会いを求める ....
大好きで大好きで 恋する気持ちが苦しい
苦しくて切なくて苦しい
(食事は喉を通る 食欲もある)
君に好かれたくてダイエット頑張る
(食事は喉を通る 食欲もある)
好きで好 ....
目を瞑ると君の顔しか浮かばない
あんなにも大好きだった森高の顔が浮かばず
キミが好きな歌を唄って 僕は生きていく
緑のバスに乗ってキミに会いに行く
会いに行くときは短い時間
帰るときは寂しくて長い時間
キミが好きな歌を唄って 僕は生きていく
「空はどこまでが空なんだろう」
そんなこと、僕に聞いたって
答えがないのは分かっているのに
「あの海の底には、無限が眠っているんだね」
僕が理解できないことは、
分かっていたはず ....
素直な言葉を並べて
僕が君で埋まっていく
毎日手紙を書くよ
運命の糸が幾重にも幾重にも結ばれてほどけないように
空も虹も 星の輝きも ぜんぶ君のものだね
君が好きなものは ぜんぶ ぜんぶ ....
「コラッ!あっかんべーしたなっ」
バックミラー越しに
「今、あっかんべーしたなっ」
わざと見えるように
「もう!あっかんべーしたなっ」
お母さん、こがん(こん ....
恋すれば
身体に
お互いをむさぼる
欲望が溢れ
こころからからだ
共有できるかもしれない
けれど
ごめん、
わかりあうための
言葉のために
身体をささげる
気にはなれない ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5160)
タイトル
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カテゴリ
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日付
言葉の人形たち
-
まーつん
自由詩
8*
13-9-22
狂騒
-
ヒヤシン ...
自由詩
9*
13-9-21
道しるべ
-
春日線香
自由詩
3
13-9-21
家族の散文
-
左屋百色
自由詩
21+*
13-9-21
谷川雁詩集_現代詩文庫を読む
-
葉leaf
散文(批評 ...
3*
13-9-21
赤い夜青い列車が空を飛ぶ風の香りは寂しい黄色
-
北大路京 ...
短歌
9
13-9-21
一筆書きで行けるとこまで行くつもりの眼をしている
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-9-21
むこう
-
平井容子
自由詩
14
13-9-21
柔らかな影
-
nonya
自由詩
23*
13-9-21
若さゆえ
-
hiroto22
自由詩
2*
13-9-21
月を食む夢をみる鳥
-
りゅうの ...
自由詩
11*
13-9-21
家族旅行
-
ただのみ ...
自由詩
26*
13-9-20
漢方を煎じる土鍋秋の雷
-
北大路京 ...
俳句
4
13-9-20
ボケにツッコめない関西人でいる
-
北大路京 ...
自由詩
2
13-9-20
黒ヤギさんが食券を食べてしもたんや
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-9-20
ひとりぼっち
-
hiroto22
自由詩
1*
13-9-19
粉々に木っ端みじんこ想い出を火薬の量で誤魔化している
-
北大路京 ...
短歌
7*
13-9-19
虹色のグランドピアノジミヘン忌
-
北大路京 ...
俳句
3
13-9-19
夢の設計図
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-9-19
Wonder_Woman_/_Sexy_Girl
-
北大路京 ...
自由詩
2*
13-9-19
ただ風が吹くのも
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-9-19
闇と
-
こしごえ
自由詩
2*
13-9-18
一夜の祈り
-
ヒヤシン ...
自由詩
4*
13-9-18
恋する気持ちが苦しい
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-9-18
目を瞑ると君の顔しか浮かばない
-
北大路京 ...
自由詩
2
13-9-18
緑のバスに乗ってキミに会いに行く
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-9-18
その音は岩に響いて
-
ゆったい ...
自由詩
3
13-9-17
毎日手紙を書くよ
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-9-17
あっかんべー
-
hiroto22
自由詩
6*
13-9-16
ある軌跡
-
はなもと ...
自由詩
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