西陽がなにもいわず
夕餉どきの部屋にはいってくるのが
わたしたちはきらいだった
畏れのため
わたしたちは歌っていた
それとも、単なるかなしさのため ....
螺旋階段を下りて行った
ぐるぐる
ねじれる記憶を
拾ってきたの
遠いこだわりを
大事そうに抱えて
あなたは私を指さして
「あなたが私を傷つけた」という
そうだったかしら
身に覚えがな ....
彼女についての記録、とは
その周辺に草木が茂っているとしか言えない
清冽であったことも激烈な事象も
すべて平面にねむる
おだやかさが尋常ではなくて
参照する意欲がわかない
わたした ....
履歴書にプリクラ貼るや木の実降る
「早く寝てね」のメールで起きた
想像妊娠が安定期に入った
修学旅行で出会ったバスガイドさんとの文通が途絶えた
きみが主役
きみがきみの人生の主役
会社への行き道
時間に追われる行き道
会社からの帰り道
こころを揺らす帰り道
生活を会社にもって行ってみたり
会社を生 ....
きっと誰しもの心にねこはいる。
ふ、とそのやわらかい毛並みに触れることがあるだろう。
ふ、とひらがなではなしをしたくなることがあるだろう。
きっと誰しもがねこになりたい。
ねこはあなたを見 ....
鏡越しに女子高生が見える席に座った
残雪の山の息吹を彼方に見遣り、
今この胸に響く魂の鼓動。
笛の音に松の枝はそよぎ、
今此処に在る事の旅情を唄う。
遮る者も無く、また、憐れむ者も無く、
無頼の道の誘いにただその身を委 ....
旅になど出たくなかった
わたしは 部屋に鍵をかけた
カーテンをひいて静かな音楽をきいた
水をのみながら 岩間を抜けるほそい風のような
詩の言葉を待とうと思った
....
夏の空気に寄って立つ 少女はあざみの花
かな文字で記した遺書のような視線が
日焼けした少年のまだ皺のない心のすみに
紅い糸を縫い付けることは終になかった
四季が幾つ廻ろうと心の真中が憶えている ....
夏が去って幾程経ちました
過ぎ去ろうとする秋を見過ごして
今年も紅を知りそうにありません
赤や橙の雨の中
マフラーでお互いを繋いでベンチに腰掛けるのが秋なら
あなたの隣に座るのは誰になる ....
木枯らしに舞う枯れ葉よりも
宇宙はその日 小さなものだった
果物の冷めた肌のような けさの通り
横断歩道を渡っていく {ルビ面皰=にきび}顔の学生は
なぜ朝がきて夜 ....
君にみえるように捨て猫拾っている
当たり前なこと
書くの止めました
上から目線
そんな感じがしたからです
当たり前じゃないこと
書くの止めました
自分自身
枠から出れなかったからです
詩うこと
止めま ....
薄紫色の大気はひんやりと冴え渡ってそこにあった
南天の赤がこじんまりと眼の端に映るそんな朝だ
生きることはそうわるくもないさときどき意味のとり方を間違えるだけなんだ
そうみんな生のかけらを交 ....
話して怒られ話さず怒られ
愛されても孤独
131029
破綻を恐れず
どんどこ行こう
ぽかんと開いたクレーター
ビスケットのカケラ
利口なトマトに
間抜けな空が
冬が近いと
笑ってる
にこ ....
カップ麺が好きです
お湯をかけて待ってる時間も楽しい
自分にとってカップ麺はご馳走なんだ
カップ麺が好きだというと
貧乏くさい 手抜き 身体に悪いと
知ったかぶった顔で注意されます
....
.
ひとかき
ひとけり
その分だけ進む
ひとかき
ひとけり
私の力の分だけ進む
ひとかき
ひとけり
私が今出せる力の分だけ進む
それ以上でも
それ以下でもなく
しなやかで ....
両頬を打たれたほうが気も済んだ愛に飢えてる空が明るい
さっきまで大好きだったあの人がさけるチーズをさかずに食べた
ブームが去ったあとにハマっている
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者
太陽から少し離れただけで肌寒い
少し
少しってなんだろう
肌寒さはこんなに身にしみるのに
外灯が先週よりも
せんさいで優しかった
恋人たちも先週より
せつ ....
定価千八百円のはずの詩集が
アマゾンで一円で売られていた
0円では商品として流通されないだろうから
一円にしたまでのことなのか
紙代にも
印刷代にも
ならないはずの
アルミ二ュウ ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5183)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夕餉どき
-
草野春心
自由詩
3
13-11-2
螺旋階段
-
Lucy
自由詩
14*
13-11-2
秋の庭
-
遙洋
自由詩
3*
13-11-1
履歴書にプリクラ貼るや木の実降る
-
北大路京 ...
俳句
2
13-11-1
「早く寝てね」のメールで起きた
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-11-1
想像妊娠が安定期に入った
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-1
修学旅行で出会ったバスガイドさんとの文通が途絶えた
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-1
生活と会社
-
吉岡ペペ ...
自由詩
4
13-11-1
地球上のすべてのねこへ
-
東雲 李 ...
自由詩
4
13-11-1
鏡越しに女子高生が見える席に座った
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-10-31
現代
-
ヒヤシン ...
自由詩
7*
13-10-31
旅
-
草野春心
自由詩
4
13-10-31
初恋
-
ただのみ ...
自由詩
20*
13-10-30
あったかいね
-
Neutral
自由詩
5
13-10-30
木枯らしに舞う枯れ葉よりも
-
草野春心
自由詩
4
13-10-30
君にみえるように捨て猫拾っている
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-10-30
止めました
-
ムウ
自由詩
5
13-10-30
うすむらさきの朝
-
梅昆布茶
自由詩
19
13-10-29
話して怒られ話さず怒られ
-
北大路京 ...
自由詩
11
13-10-29
愛されても孤独
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-10-29
どんどこ
-
あおば
自由詩
16*
13-10-29
【_カップ麺讃歌_】
-
泡沫恋歌
自由詩
18*
13-10-29
透明人間と幽霊による漫才
-
左屋百色
自由詩
7*
13-10-28
ひとかき_ひとけり
-
夏美かを ...
自由詩
34*
13-10-28
両頬を打たれたほうが気も済んだ愛に飢えてる空が明るい
-
北大路京 ...
短歌
4
13-10-28
さっきまで大好きだったあの人がさけるチーズをさかずに食べた
-
北大路京 ...
短歌
5
13-10-28
ブームが去ったあとにハマっている
-
北大路京 ...
自由詩
9
13-10-28
社会がおかしいのか私がおかしいのかどっち?間違いなく後者
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-10-28
少し
-
吉岡ペペ ...
自由詩
12
13-10-28
一円
-
そらの珊 ...
自由詩
16*
13-10-27
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