生まれた時から漬物石を心に乗っけられてたってわけ
あいつら俺の心を浅漬けにでもするつもりだったのか
おかげ様で今の俺の心はこんなにも不自由です

世界に対する弾力を失った
全力で人と戦う強さ ....
ポケットから取り出した 
懐中時計が、暖かい。 

妻の贈りものの蓋を開け 
秒針の刻む、時を視る。  

僕は今、在りし日の詩人の書斎で椅子に座り 
木目の机上をスタンドの灯が照らして ....
空が悲しみで一杯に満たされたから

抱きしめたくて仕方がない

腕をおもいっきりのばして

太陽が光を届く限り

私の腕はそらを抱きしめる

悲しみが空を一面埋め尽くすので
 ....
空が青いから
走り出した

どこへ行くのでもなく
ただ走りたかった

なぜなら
空が青いから
空の上なのか

下なのか

正六面体のせかいの

中心点に浮かんでいる

始まっているのか

終わっているのか

翼に穿たれた風穴を埋めるには

唾液だけでは足りなかった
 ....
{画像=130501182413.jpg}

 友人に 食わせよな
 
 暖かな 五月だからね

 焼き菓子が冷たい感じ

 熱さから冷ややかへ

 甘みと酸味と冷たさが

  ....
青き踏む口いっぱいにソーダグミ 犬を社長に見立て接待散歩している メスのなまはげを期待して今年も悪い子 新緑、あれは、土の匂いだ!

土よ、地球と生き物たちの棲息よ!

あまくてやわらかなおまえの匂いに

おれの細胞はハッとして喜んでいた

土よ、地球と生き物たちの棲息よ!

新緑、あれは、土の匂いだ!
 直線って
 一種類しかないのね

 だから
 想像力のない奴らには
 ちょうどいい物差しなのね


 曲線って
 もうイヤってくらい
 いろいろとあるのね

 そのどれ一つと ....
緻密な救出作戦は

人質の寝返りにより

全く意味を失った

人質たちの目はぼくら側の準備よりも

生活レベルの向上に向けられていた

なのにまだ

人質救出作戦は続けられてい ....
私の五感は鈍っているのか
季節を感じることができていない

朧夜の底を 雁と行く

感じてもいない春をうたいたい
ないものねだりでしょうか
{画像=130502232622.jpg}

 煮物 少しは作れない

 煮物 引き立て合うのが良い

 煮物 個性が個性を邪魔しない

 煮物 文句を言ったって同じ鍋

 煮物  ....
愛用のマグカップは

幾歳かの誕生日プレゼント

一番多く注がれた飲み物の第一位は

きっと緑茶だろう

お水よりも?

と問われても

自信をもってそうだとは言い返せないけれ ....
柔らかな春光に制限のない自由をもらう 棘のない世界 風を吸い込む

この世界を命名したものを想う いや名前さえも要らないそのまま感じればいいさ

本当は物事に境界はないのさ 便宜的に物事は区分 ....
 私は何でも食べる
 例えばあなた

 あなたの息を
 あなたの足跡を
 食べる

 見上げる空を
 闇の奥に見る夢を


 私は何でも食べる
 例えばわたし

 わたしの ....
鳥山が立つとき
海の深層には
おおきな迷いが泳いでいる、と
あの日 あなたは教えてくれた

あなたの育った長崎の海は
いつも
あなたを包み込んで
すべてを許し 微笑んでくれた
そんな ....
その空に落ちた雲へと太陽を
青い光をひっぱり上げて
傘をさして外に出れば

藍色の灯火が揺れている

深海魚のまなこの奥に眠る

遥か太古の記憶が

生温かい雨粒と一緒にこめかみを撫で

息がとまる

藍色の雨が深く私を染めてい ....
それに頼り、それに縋る
それしか方法がないのなら
それを信じ、それを通す
そこから広がり、それから進む

先はまだ見えない
だけど、確かにそれを感じた
おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ 心理テストだと知っていれば タイムマシンに乗って同じ過ち 青空の描かれた箱庭の中で
或いは、人と時の消えた大都市で
僕はたったひとり歩いている

終わりのないこの場所で
あの日見た夢の続きを
まだ探している

皮膚は{ルビ嗄=しわが}れて
 ....
今日の朝は憂鬱だ

ぱちぱちぱちぱち
ばちばちばちばち

雨の音がだんだん強く地面を叩いている
大きな傘をさして自転車漕いで
つるつる滑るアスファルトに気をつけて
鞄はぐっしょり仕方が ....
母さんが悲しむようなブルーレイディスクを抱えてはねられました 歌えるのに歌いすぎない歌手がいることを
ぼくは知っている
吹けるのに吹きすぎない奏者がいることを
ぼくは知っている
書けるのに書きすぎない作家がいることを
ぼくは知っている

そしてまた ....
高嶺の花をヘリから摘む 太陽と月を結んだ線が俺座
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト(5109)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブレイク- ボトルシ ...自由詩113-5-4
詩人の書斎_- 服部 剛自由詩8*13-5-3
ありがとう- 佐藤伊織自由詩313-5-3
空が青いから- 佐藤伊織自由詩413-5-3
隻翼は虚空に踊るのみ- 相馬四弦自由詩1*13-5-3
指摘こそが味である- ドクダミ ...自由詩313-5-3
青き踏む口いっぱいにソーダグミ- 北大路京 ...俳句113-5-3
犬を社長に見立て接待散歩している- 北大路京 ...自由詩213-5-3
メスのなまはげを期待して今年も悪い子- 北大路京 ...自由詩313-5-3
土よ!- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...313-5-3
直線に飽きた(クネクネ)- まーつん自由詩4*13-5-3
緻密な救出作戦- 吉岡ペペ ...自由詩313-5-3
はるのこえ- とめ自由詩113-5-3
煮物- ドクダミ ...自由詩513-5-2
ムーミンのマグカップ- しょだま ...自由詩7*13-5-2
自由幻想行- 梅昆布茶自由詩10*13-5-2
無題Ⅰ- まーつん自由詩413-5-2
鳥山が立つとき- 草野大悟自由詩9*13-5-1
- ゆったい ...短歌213-5-1
藍色の雨- 灰泥軽茶自由詩5*13-5-1
模索地点- 秋助自由詩113-5-1
おらの村にもサグラダ・ファミリア建てるべ- 北大路京 ...自由詩713-5-1
心理テストだと知っていれば- 北大路京 ...自由詩313-5-1
タイムマシンに乗って同じ過ち- 北大路京 ...自由詩1913-5-1
現実- 莉音自由詩4*13-4-30
雨上がりの空にかしわでひとつ- 灰泥軽茶自由詩9*13-4-30
母さんが悲しむようなブルーレイディスクを抱えてはねられました- 北大路京 ...短歌313-4-30
ぼくが知っていること- HAL自由詩8*13-4-30
高嶺の花をヘリから摘む- 北大路京 ...自由詩413-4-30
太陽と月を結んだ線が俺座- 北大路京 ...自由詩513-4-30

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171