今は説明できない世界で
存在しているけど知らない世界で
私たちはいつも同時に春が
きた事に気付き、夏が終わる日
に一粒涙を流す
今は説明できない世界で
存在しているけど知らない世界で
....
箸持ったまま寝た女の肌が白い
苦い血が鉄扇の錆
箱庭にショートカットのマーメイド
極端な過剰と不足の中で
肺腑をえぐる夜を越さねばならない
それがどんなに辛いことか
君ならわかるだろ
秋の夜は長いっていうけど
本当だね
僕の神経は
当の昔に焼き切れてしまって
も ....
人型サボテンは狂い咲き
愛人は血を流し過ぎたのだ
肌蹴た胸に呪詛めく黒子口移しで
器から器へと移動しながら
情熱は霧散して往く愛は
溶けないままで重く沈殿する
裂く天つめたい銀河 ....
書けないときは
過去作でもなんでも
コンスタントに毎日投稿し続けて
さくさくお茶を濁しつつ
ポイントだけは
こつこつ稼ぎたい・・と
いよいよポイント依存症になりつつある
という自覚はある ....
虚空に向けて指さす人
その指先は何を示す
道標
明日の空
去っていった人の背中
夏の香りを衣装箱にしまい込み
スマホの写真を整理
一つ 一つ
削除しながら
思い出にサヨナラを告げ ....
眠れないのかい?
珍しいじゃないか
深い暗い穴の中へ落ちる事は
意識すれば急に怖くなる
起きていたいのかい?
珍しいね
もちろん僕は付き合うさ
君が安心して
無意識の世界へ ....
月夜に溶けるブランコになる
星祭ガラスの靴の渡る河
ラーメンの汁飲み干した丼の底に当たりの文字でおかわり
新しい文明についていけない、老い、ヤラレル、という人々をターゲットに
マネーゲームは 果てしない
今日も 宅配便の中年が 老婦人が出した百円玉が一枚足りないと
トロクサイ手つきを笑い ....
遠い、遠いあの日
結婚式のときにいわれたな
サムシングブルー
何か青いもの
「青」とは
透き通る
悲しみと、誇らしさ
おお、結婚。
はて、それならば
離婚の色は
何 ....
詩を待つように 私を待つ
たとえばバス停
駆け込み乗車して
時間に運ばれていく人と
置き去りにされる私
発車したバスがベンチから遠ざかるスピードで
私たちの溝はできてゆく
同じ街まで ....
名月をポテトチップで隠しけり
名月を言い訳にした二人かな
哀しみは秋の日差しのように
ポロポロ
ポロポロ
こぼれるけど
いつまでこぼれるだろう
どこまでこぼれるだろう
哀しみは河の流れのように
サラサラ
サラサラ
流れるけど
いつまで流れ ....
正しい言葉があふれている
論議を差し挟んだりしてはいけません
みんな、違うのだから
人はそれぞれなのだから
「それって少しヘンじゃないかな」
なんて、絶対に、言ってはならないのです
....
生まれ変わっても一緒になる女の頬にご飯粒ついている
ゐゑゐゑゐるるるすきすきす
雷が動物園に落ちるとき縞馬の白黒が反転
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないのに
理由がなんであれ
泣きたいときって
あるじゃない
管理職だから
泣けないのかよ
トイレの鏡の中
唇だけ不格好にキュッとひいた
情けない笑顔の俺は
無理の塊り
栄養ドリンク ....
黒い視線がデッサンを始める
その前に
匂やか印象だけを舌先に灯し
駆け引き
{ルビ張子=はりこ}のロマンス欲情田舎芝居
止まずに
降り続く冷たい天使の死 ....
綺麗なものが好き
だって美しいから
怖いものが気になる
だって魅力的だから
謎なぞが好き
だって解けないから
音楽が好き
だって楽しいから
昨夜が雨で少し涼しい
夏の朝が ....
死んでいる系のぼくらは
テレビを見ない
酒を飲まない
声を出さない
夏なのに
長袖のジャンパーを着ている
手にはいつも、
iPhoneを持って。
スライドする指だけ ....
読みかけの本を開くと
こぬか雨の匂いが
した
ひさかたぶりの文字たちは
指さきにそっと、重たい
夏の終わりはいつも、そう
ひっそりと濡れて
いる
空高く ....
夢に向かって
突っ走るのは
れっきとした賭けごとですが
かけがえのない勝負なのです
一度きりの人生の
大いに得るか、失うか
自分の意志では
選べない結末だとしても
....
聖書読みながらカルアミルクに桃を絞っている家庭教師と革命に乾杯する間に俺のストラトキャスターは大音量でジェントリー・ウィープス近所迷惑
痴女MakeLove耳から脳みそ垂れてるぜ愚かな青春Dance ....
朝焼彩茜色さんのおすすめリスト
(5183)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
今は説明できない世界で_存在しているけど知らない世界について
-
そよ風
自由詩
3+
14-9-11
箸持ったまま寝た女の肌が白い
-
北大路京 ...
自由詩
5*
14-9-11
苦い血が鉄扇の錆
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-9-11
箱庭にショートカットのマーメイド
-
北大路京 ...
俳句
2
14-9-11
渡る夜
-
渡辺亘
自由詩
3
14-9-10
煮詰められた腸
-
ただのみ ...
自由詩
16*
14-9-10
ポイント依存
-
Lucy
自由詩
12*
14-9-10
【_指さす人_】
-
泡沫恋歌
自由詩
24*
14-9-10
涙の夜は
-
凍月
自由詩
7*
14-9-9
月夜に溶けるブランコになる
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-9-9
星祭ガラスの靴の渡る河
-
北大路京 ...
俳句
3
14-9-9
ラーメンの汁飲み干した丼の底に当たりの文字でおかわり
-
北大路京 ...
短歌
2
14-9-9
おいやられる。
-
為平 澪
自由詩
9*
14-9-9
わかれのいろ
-
うめバア
自由詩
7
14-9-9
私を待つ
-
為平 澪
自由詩
15*
14-9-9
名月をポテトチップで隠しけり
-
北大路京 ...
俳句
5
14-9-8
名月を言い訳にした二人かな
-
北大路京 ...
俳句
2
14-9-8
後ろ姿
-
渡辺亘
自由詩
12
14-9-8
「正しくないこと」の行方
-
うめバア
自由詩
4
14-9-8
生まれ変わっても一緒になる女の頬にご飯粒ついている
-
北大路京 ...
自由詩
7
14-9-7
ゐゑゐゑゐるるるすきすきす
-
北大路京 ...
自由詩
2
14-9-7
雷が動物園に落ちるとき縞馬の白黒が反転
-
北大路京 ...
短歌
3
14-9-7
立ち漕ぎでペダルを漕げば何処までも行ける気がした羽根もないの ...
-
北大路京 ...
短歌
8
14-9-7
泣けないときに
-
御笠川マ ...
自由詩
1
14-9-7
たばこを吹かす女
-
ただのみ ...
自由詩
19*
14-9-7
綺麗なものが好き
-
凍月
自由詩
6*
14-9-7
『iPhone』
-
あおい満 ...
自由詩
9
14-9-7
贅沢
-
千波 一 ...
自由詩
7
14-9-7
かけ算
-
千波 一 ...
自由詩
3
14-9-6
聖書読みながらカルアミルクに桃を絞っている家庭教師と革命に乾 ...
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北大路京 ...
自由詩
2
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