作者より:
HAL さん コメントありがとうございます
細部を掲載時からあちこちいじくっていますので、
今の形はHALさんが読まれた時とは異なっています。悪しからず、です。
最初に、セミの抜け殻が動き出すイメージが浮かびました。
このモチーフにしっくりと収まる意味づけを考えたら、
広島と長崎に落とされた原爆が思い当ったわけです。
言わば歴史の悲劇を作品のダシに利用したわけで、
かなり不遜なやり方かもしれません。
後ろめたさがあります。
そらの珊瑚 さん コメントありがとうございます
昨年の五月、旅行に行った際に、長崎はお気に入りの街になりました。
原爆資料館にも足を運び、その時受けた独特な印象は、今でも胸の内に残っています。
被害者や加害者と言った枠組みを超えた、何か普遍的な教訓というか、教えのようなものが、
残された遺品や、白黒の写真から伝わってきました。
現代は、平和への訴えが形骸化しつつある時代だと思います。
一部の人々から聞こえてくる、好戦的な発言も、私たちが過去の教訓から、
貴重な実りを取りこぼした証しだと捉えています。
それは傲慢さからくるのか、傷つきやすい自尊心を守るための怯えなのか、いずれにしても、
見栄えのいい建前の裏に潜む本音を世界の目に晒しています。
羽根 さん コメントありがとうございます
読み返してみると、意味のつながり具合が不明瞭なんですよね。
もうちょっと整理してから出すべきだったかな、かな。