生真面目なアンタ
朝焼彩茜色
真に受け取るのは 生真面目な粋な魅力 アンタは
傷つかない
されど 馬鹿にされたような余韻が眠りを妨げる 怒りで眠れないのは
極悪に厄介 祓いまで若すぎて年輪を待っている
気安くモノを申す口を △に一本切ってやるだけでは そんな三流な茶番
性に合わないはずさアンタなら
だけど 覚えたての神隠しされた透明の遍く糸の繋ぎ あらゆる偶然をカウントしろ
アンタはアンタの日付変更線を跨いだ時に 軸から回せるようになる
世界なんて心で補える どこも人は人 空は空
得る為の出来事しか用意はしてくれない カウントを纏めろ
他人様の小言もアンタにはもう聞こえないだろう
生真面目な真に受ける手のひらに乗った 悔しい喰いしばるモノ
その中に手の皺に入る濃い柔軟線 深く刻んでいる 既に
アンタが学び得た感覚と第六感は 人を傷つけてしまったらアンタが悉く
傷つく もう得ただろう
アンタは人を幸せにするに値している 自信を持て
爪の甘さはない猜疑も同時に得ている二重曲線 醸し出す幕もない