どうせ私なんて独りなんだから

言ったら独りじゃなくなる

そんなことないよって
みんな寄って来る

知ってるんだ
知ってるんだ

『どうせ私なんて独りなんだから』

振り返る ....
笑つてゐてね。
だうか、御前。
何時の日も笑顔を。

花が散つてゆくよ。




空気が緩んで来たのを感じるか。
屹度まうすぐひらりひらりと、桃色の霞が舞ふよ。
御前の後姿のやう ....
蒼い月の優しい光
心を照らす言葉たち
世界は自分の中に存在ると
気付かせてくれる


それが自己満足だとしても
ただの独りでも共感出来れば
価値のある空間

幕が上がり拍手 ....
二月のはじめに、

菜の花が咲いていた

異常気象と言ってしまえば

それまでだけど

咲く花を見てかなしむのではなく

共に生きる命と、尊ぼう

人間だけにふりかかるんじゃない

この星に生きるす ....
朝によわい
僕はいつも
ふとんにくるまって
猫のようにまるまってる
毛布のぬくさは優しくて
そとの寒さは冷え性には少し厳しい
ささやかなしあわせとは
こういうことなのかもしれない

 ....
あなたに逢えたらマフラーみたいに抱きついてやろう
暖かな場所をふたり求めて
ちいさな喫茶店に入る
ふたつ お茶を頼んで
わたし角砂糖を落とす
泡の中に恥ずかしがりの気持ちが見える
あなたの ....
幼子が堅く握った手を
僅かにゆるませるように
朝の光を浴びた梅の木が
真白い花を孵化させている

豪華さはないが
身の丈に咲く、その慎ましき花に
頬を寄せれば
まだ淡い春が香る

 ....
オレンジ色に染まる公園で
僕はひとりかくれんぼうをする

ぞうさんのすべり台の上で
数を百までかぞえても
僕を探しに来る子はだあれもいない

風が気まぐれに揺らすぶらんこの
長くのびた ....
それは親から受け継いだ
赤い表紙の白紙のノート
お話の名前は「1486106」
産声を上げるところから始まる

加筆・修正がきかないから
誤字・脱字が目立つところもある
だけど後で読み返 ....
キャッチボールする
子供のときのように
幼馴染と
キャッチボールする

幼馴染の大ちゃんの球は速い
少年野球やってたから
川島イーグルス
俺は 嫌いだった

疲 ....

友達と話しながら
一本の道を歩いている
これは本物?


家の中で
家族と笑いあっている
これは本物?


鍵が無くなり
庭の中を必死に探し回っている
これは本物?
 ....
あなたも、きっと、あの人も。

『見える確か』を信じてばかりで

『見えない何か』を信じられずに

この船を、降りていく


一人、一人、また、一人。


目を閉じて
暗闇の ....
抱きしめて
あたしがあたしでいられるように
ちいさな子どもみたいに
あやして

ぎゅうぎゅうでしんじゃいたいよ
息ができなくなる
圧迫じゃなくてせつなさで
考えただけでしあわせ
 ....
午前九時の朝食 平日の明るさが眼に沁みる
窓の向こう 物憂げに歩く人々


 働いてんだなあ


ホントにしたいことと重ねて 胡坐ばかりかいてる毎日
カタチないものに逃げて リアルを語 ....
いくら手を伸ばしても
空をつかむことはできない

いくら手を伸ばしても
水をつかむことはできない

あなたの描いた夢は
姿や形はないけれど

精一杯 手を伸ばせば
つかむことができ ....
心の中で瞬く星
誰でも一つは持っている

晴れたり曇ったりで
見え隠れするけれど
ちゃんと心の中で煌いている

心が闇に包まれ不安になった時
その星は姿を現し仄かに光る

心の中の ....
下弦の月
空に星

静かに見上げる
この窓の憂鬱に
暗闇は満ちる潮

夕焼けは あの約束

長い沈黙
昼から 読み続けた 本

見上げれば 夕闇 押し寄せ
スタンドに灯

 ....
ぐらりと揺れたのは
景色じゃなくて私だった
見知らぬ若者に少し体重を預けバランスをとる
助けてはくれないが積極的に拒みもしない
そんな時代だ

電車を降りて足早に地下道を歩く
私の前には ....
美術の時間に先生が言った
「自由に空を描きましょう」
周りのみんなは水色を選んだけど
僕はオレンジで塗りつぶした

捻くれているわけじゃなくて
夕方の空が一番好きだから

 ....
青い月の下で
唇が切れると
錆びた味は生温く
舌先に現実とゆめとの
境目をおしえて
わたしが誰であったか
あなたが誰であったかを
思い出させる


青い月の下で
繰り返されるくち ....
ひとりの人間の哀しみに
わたしは立ち入ることができない 

十日前に夫を亡くした同僚の 
目の前を覆う暗闇に 
指一本たりとも 
わたしはふれることができない 

( 背後から追い立て ....
目覚めると 
駅のホームの端に立つ街灯の下で 
粉雪はさらさら吹雪いておりました 

次の駅の街灯の下で 
雪は舞い踊っているようでした 

その次の駅の街灯の下で 
雪はまばらに降っ ....
             1999年11月6日
空っ風の中で
紋次郎は立ち止まる
家に寄ろうか
いや、止めとこう
妹も生きては居るまい
帰ったって何もありゃしない
家の跡が4隅 ....
血、が、
腹の上にこぼれてとどまる
暗い おまえの血 月がこぼした おまえの血

おまえは笑っている
自分からこぼれ出た色の美しさに
おまえは目を見張る

血、は、
 ....
 朝日の射す部屋に久々にお花を飾りました
 真っ白な陶器の花瓶にたおやかな薄桃色と深紅
 そっけない床にコトリと置くと
 たちまち同化し花々は床に咲き乱れます
 
 私は伝うものが涙だと
 ....
霞んでいく景色の中
手を伸ばしたが
届くことなく
落ちた

暗闇の中
もがいてみるが
水のようにすりぬけて
何も掴めない

痛みに目が覚め
大きく手を伸ばし
世界を確かめた
 ....
たくさんの曲が最後の練習を迎え
本番を想定したリハーサルも終わった

降り積もる終わりたち

その言葉は決して否定的なひびきではなく
ひとつひとつ踏みしめながら昇る階段のように
 ....
一つ一つの過去というピースは

あなたのジグソーパズルに
必要なかったのかもしれない

でも 少しでも穴が開いていたら
それはあなたではなかった

たとえそのピースの色が
 ....
                2007/02/03

午前中にテニスをしたら
恰好良いんだよね
そんなことをいって笑う君
テニスは下手なんだね

高校生にもなって
テニスが下手なんて ....
57?77の?を次の短歌の頭に持ってきて詠んでいます。
詠む内容は統一されていません。




身を投げて砕けるつもりだったのに敷かれたマットに包まれている


だったのに すれ ....
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