雪が溶ける様に
花が枯れる様に
儚い故に美しいならば

花火が一瞬咲き誇る様に
流れ星が瞬く様に
消えゆく故に美しいならば

あたしは今を輝きたいと思う

過ぎ去った過去よりも
 ....
カシスが含まれたケーキを
よくいただきます

思えば私はあなたについて
とても甘い夢を見ています

逢いたいです
逢ってください

微笑みたいです
微笑んでください

口づけた ....
真夜中
のどの乾きに目を覚ましコップの水を飲み干すと
小さな波音が聴こえて不安定になる

部屋の隅で水槽は
溺れそうなほど満水で

薄いガラスを軽く叩くと
魚は眠るのを忘れてため息によ ....
そんな目でみるなよ

おいしく食べるからさ
あの小さな恋が終わって
零したのは少なからずの涙
残ったのは心地よい 何処かしら懐かしい 小さな切なさでした
けれど この大きな恋が終わって
零したのは数え切れない笑い
私がせっせと私の中で ....
朝は改めて確認する時間
呼吸する力が残っている事
空に太陽が輝いている事
愛する人が側にいる事

信号が青に変わると同時に
人並みは一斉に動き始める

昼は全力で駆け抜ける時間
任さ ....
涙を混ぜる、という行為には
冬の夜は長すぎる

ひつじが百匹を超えたら ふいに湧き出す
僕って何だろう、みたいな問いかけに、いつも
たまたまこの星に生まれて
たまたまこの国に来 ....
鮮やかな原色が
夜の暗闇に明るく浮かんで
いざない続ける営みの明るさが
原始の本能を、ふと思い出させて

{ルビ集=つど}っている
人はその下へ
夜に生きる種族は
愛を、切り売りしてで ....
君がいるから僕は存在する
誰もが羨望する
誰もが欲しがる君の姿
ショーウインドの特等席で
いつも輝いている
値札なんて不要だよね
君の価値はお金にはかえられないから
要はハートだってこと ....
職場にとても変わった人が入社してきた。
出張者の手配をする仕事。
ひたすらJRや飛行機の発券をする仕事。

そして彼女は
聞いてもないことをよく言ってくる。

「わたし、電車が大好きなん ....
もし全然違う状況で
出会うことができたのなら
あなたに何も迷わず恋をすることが
できたのに

せめて同じ国に生まれたかった
今の暮らしとは比べ物にならないんだろう
きっと毎日毎日生きるの ....
日本人の魂
日本人の心
日本人の謙虚さ
日本人の淡い心

短い命
短い楽しみ
短い生涯
短い思い出

風の瞬き
風の音
風のいたずら
風のたわむれ

桜の舞
桜の花吹雪 ....
 三度の飯より
 縮こまったハートを暖めて
 寒風吹きつける
 北風が吹きぬける
 まばらに散らかった雲の下

 行くあてもなく
 部屋の真中でこむら返り
 まっすぐに貴方をみれないよ ....
この胸の中が貴方にみえればいいのに。

貴方を愛しくおもう私の心が貴方に伝わればいいのに。

私の出来る限りで貴方を好きだって。

そうしたらもう、そんな淋しい目をさせずに済んだでしょう? ....
めだまやきよりも
おおきいの


あなたは
首を傾げながら
尋ねるから

うさぎは
卵からは
産まれないのよ


わたしは
手に取った雪を
固めながら
呟いた

 ....
或る者は 発信し続け

或る者は 受信し続け

彼の行為は 果たして

相互となりうるや


発し続ける者は 受ける事あたはず

受け続ける者は 発する事あたはず

主張する ....
白い壁の、階段の、連続していく景色
寒い手を賑わせる文字、投げる言葉の
飛び越えた繋がる線の上の、息のある場所
いつか、気付く心が伝えたかったこと


特別な声が流れて
枯れ草が風になび ....
只 なんとなく

ただ なんとなく

そっと手を

伸ばしたんだ
みどりいろの家に住んだ
みどりいろのぼくたちは
みどりいろの生活をした

みどりいろのご飯を食べ
みどりいろのベッドで
みどりいろの夢を見た

ある朝起きてみると
ぼく ....
ネイキッドビーチの坂を降りたら
一組の男女が全裸で歩いていた
それはアダムとイブのようで
神秘的な何かを感じた

嬉しいとか楽しいとか
満ち溢れていたはずの感情
知恵の林檎を食べる前まで ....
もし
出来るというのであれば
あなたの背中に耳を押し当てて
心臓の音を
脈打つ音を
そして
あなたの熱を
この耳で 手で 心で
感じたい
華を咲かせた

命を削り

僕らは苦しみ

君と僕の

華を咲かせた




華を眺めた

愛を差し出し

僕らは不安を募らせ

君と僕の

華を眺めた

 ....
瞳がかすむように
この両手がこごえるように
なぜ 淋しくなってゆくのだろ


   *


雪よ 降るのでない
悲しいわけじゃないけれど
彼方で
白い夜が{ルビ蹲=うずくま}る
 ....
消え失せろ、天井に
君の言葉、真昼の倦怠感、ポートレイト、
灰皿からたち昇る煙り、サンダルウッドの芳香、
明滅する蛍光灯、俺の声、


涙は強いられるものではないけれど
俺たちは離乳食よ ....
パピヨン
七色の翅を震わせ
夢から夢へ
月の花園で白百合の露を吸い
ひらと空の彼方へ
星になる
夢の欠片を残して

パピヨン
私の夢に舞い降りて
花から花へ
星の野原でやさしい{ ....
間違ってもあなたを

2度も好きになりはしないと

私は固く目を閉じて

大きく息を吸い込んだ

冬の夜の空気は冷たく

私の頬を刺し

こぼれそうだった涙も

いつの間に ....
沖の青が濃くなる辺りで
ポカリと浮かんだ独り言が
夜更けの時計を探している

月は夢と同位置で微笑みながら
人知れず密かな指切りを交わす

波のない水面に映る
過去と{ルビ瞬間=いま} ....
自ら逝く勇気など始めから無いもので。

だったらいっそ。
あなたが逝ってくれねーかなぁと思ったりして。
でももし逝かれたらすごい勢いで崩れるの分ってるし。
忘れた泣き方なんて思い出しておもい ....
音にならない言葉を
形として残すため文章にした


特に決まっていないフレーズを並べて
デタラメな文字を集めたような
色の無い詩が生まれた

置き去りにした華を捜して
言葉に乗せよう ....
「あ」と声に出そうとして
うまく発音できなかったそんな目覚め
冬はもうすぐ終わるというのに
まだ春は土の中であたたかな夢を見ている
喉が掠れて泣いているみたいだ
裏返って仕方ない。
空はな ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一瞬という名の永遠- 綿花自由詩207-1-8
カシス- 三条麗菜自由詩13*07-1-8
さかさなみだ- 夕凪ここ ...自由詩12*07-1-8
ぬりかべ_まん- たりぽん ...携帯写真+ ...14*07-1-8
蝶変化- きりえし ...自由詩10*07-1-8
シグナル- 1486 106自由詩5*07-1-8
サークル- Rin K自由詩32*07-1-8
65、ネオン_【ねおん】- 雨宮 之 ...自由詩6*07-1-7
Face_2_Fake- 恋月 ぴ ...自由詩36*07-1-7
トーマス- ごまたれ自由詩69+*07-1-7
2pm- 野薔薇自由詩4*07-1-7
さくら〜ケツメイシを聞きながら〜- ペポパン ...自由詩6*07-1-7
将軍- 山崎 風 ...自由詩907-1-7
ねがい- ちぇしゃ ...自由詩3*07-1-7
品種- 自由詩6*07-1-7
或る者たちへ- 実夜自由詩3*07-1-7
息のある場所- 霜天自由詩507-1-7
本音- 來稚自由詩4*07-1-7
みどりいろの生活- なかがわ ...自由詩3*07-1-7
エデンの海- 1486 106自由詩10*07-1-6
新・枕草子_「叶うなら」- 緋月 衣 ...自由詩5*07-1-6
君_と_僕_の_華- 自由詩107-1-6
- 石瀬琳々自由詩12*07-1-6
nothingness- はらだま ...自由詩5*07-1-6
パピヨン- 未有花自由詩13*07-1-6
- yoshi自由詩307-1-6
深青- 松本 涼自由詩1107-1-5
マザコン初詣。- もののあ ...自由詩19*07-1-5
詩にした文章- 流希-Яuki ...自由詩307-1-5
散歩道- 夕凪ここ ...自由詩8*07-1-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214