私が眠っている 界の隙間で
空がどんなあくびをしているか
そんなことが知りたくて
目を覚ますと、忘れてしまう

後頭部に焼き付くような
落日のあの色を
惰眠のみやげにしようと
まぶたに ....
* とまどい *


夢の中で
わたくしは
おんなだった

目覚めても
なお
わたくしは
おんなだった


こんな朝もあるのね



* デイズ   ....
自転車のチェーンが切れた

それでも彼は構わずペダルを踏む

漕ぎ続けたところでどうにもならないのに

やっぱり彼はペダルを踏む

ほどなく自転車は止まるだろうが

それ ....
1.老いてても
  おしどり夫婦
     軽トラで

           1999年8月作

2.冬の空
   てくてく歩く
        人を見て
 
           ....
恋人は無理 貴方は私を抱いていった
好きなだけじゃ 駄目でしょ
貴方は キスをしながらいった
体からどんどん魂が流れていく
空虚が体を満たし
貴方の言葉は心を突き刺す
涙も流れず空を見上げ ....
悦びの子。汝はいとすこやかに悦びのこえをあげる。かみのあいしたまいしわが子。君はまなじりをあげて前へ前へと進む。いとうつくしき神の子。なんじに倖せが真白き倖せがもたらされますように。 きっと 世界に血が滴っていて
この地球の自転に関与していて
血判のため採られたり
自由のため流されたり
人命救助のため輸血されたり
蚊に吸い取られたり

世界に血の意味を求めて
採血さ ....
 大人のいじめ蔓延との新聞記事を目にしたよ。


 まずい拙い不味い。
 それは。
 子供のいじめが問題になっている渦中に。
 それはいかんだろ。

 暗黒時代をなんとか必死で生きてい ....
前が見えなくなったら
とりあえず下向いて
行き止まりになるまで歩いてみようか?
去年のいまごろ

わたしは受験生で

センター試験の勉強に追われて

とかなんだかんだ言いながらも、

みかんに落書きなんかしていた

あの頃もっと必死になっていれば

今とは違う環境

出会わなか ....
うたた寝をしていた 
週末の終電を降りると 
駐輪場に一台 
自転車は倒されていた 

それを黙って立て直し 
冷えたサドルに{ルビ跨=またが}って 
軋んだペダルを今日も漕ぐ

人 ....
目に見えない悪魔が僕を操る

虚言と見せかけの優しさで僕の心を翻弄し

前向きに生きてる自分を闇へと誘う

虚言の陰では偽善者と化し

傍観者の如く成り行きを見続ける

悪 ....
   私の中で歌っていた
   リズムはもう死んで
   あとには振子とぜんまいが
   解体工場の鉄くず同然に
   ゆっくりと瞬目しながら
   光の中に溶け出していくのだった


 ....
   

   ひとつの恋の終わりは、
   ひとつの音楽とひとつの香りを残す―――




いつだったか
すれ違った文庫本の帯が
そう主張していた

乾かないルーズソックスの ....
ニルヴァ漸々と
永劫に点在せぬ珠玉

ひろがりと
点犀を
一色後らせ
壊殘の聳世
灼けた遺肖に語らえ


天對凪がり
失われ逝く
幻滅の母性よ
珠紫トローチ
一慧ハ ....
劣等感は持つだけ無駄だった
てか
これ以上は持てないのだ
表面張力で
あふれる寸前のコップみたいに


あふれてみたら
たいしたことなかった
テーブルが少し濡れました
みんなトゲ ....
紅を差そう
朱色の布をまとわせただけの軽い体を起こして

襖の向こうでは三味線と声
硬い布団と一緒に沈んでいく長い黒髪

艶やかな声
媚びる声
細く白い足の影が
いくつもこの小部屋の ....
朝のラッシュ
車窓から空を見ている
空を隠す建物が透明になって
オレンジ色の光がまぶたの奥に沈んでいく
背中では別の人が空を見たそうに
少し宙に浮いている
メガトンハンマー持って
彼氏を追いかけるあの子
素直な気持ちになれなくて
ハイハットのペダルロール

運命の扉が今開かれる
どんな出来事が起るか分らない
ゴングが鳴り響く
右か左か選択 ....
空をみあげた。星が光ってた。ずいぶんとこうして空をみあげてる。

毎日同じ空を同じ場所を同じ時間にみあげているのに星はDon’t形状記憶。



空をみあげた。星が光ってた。今日は ....
いつも 無 をこころがける

そうすれば 何 も感じずに

せかいは すすんでいくと

思っていた

じわじわと 心が麻痺していく

のを

じっ っと静かに感じていた

 ....
読みかけの雑誌を開いたまま あのひとが
透明なルリルになってしまった

笑みもそのまま ときめきもそのままに
ガラスのルリルになってしまった

うす青い 摩天楼の最上階
ここでは 音がこ ....
俺は決して希望を捨てない
どんなに苦しい立場でも



俺は決して夢を諦めない
どんなに歳をとっても



俺は決して憧れを諦めない
いくら手の届かない存在の女性であっても

 ....
公園に散歩に行くと
楽しげに飛び回る犬を横目に
足下のシロツメクサを見つめてしまう
あ、もしかして四葉かもと
思わずかがみ込んで
でも滅多な事では見つかりはしない
三つ葉が普通で四葉は ....
人肌のぬめり
満ち足りた舌

極彩色が
降り来る

清涼な 愛 
濃密な 霧
金色の 雲

漂いの快楽 
そしてその髪を濡らした

広まる  幽体
聞こえる楽の音

色 ....
私が心貧しく荒れていたとき、
あの娘は拳を包んで
涙を塗った。
 ....
厚い胸に抱かれる安らぎを、
強い腕に抱かれる安らぎを、
あなたから教わりました。

恐れの要らぬ、
心身からの甘えに
恋する喜びを、
生きる素晴らしさを知りました。

今、幸せで ....
少し 太陽を見る。 「好き」という言葉に
飽きたとしても

君を見て ピンッと動く気持ちの方向は 変わらないと思う
ずっと
 霧のかかった幻のなかで
 俺は一人佇んで
 通り過ぎ行く人や車や季節を
 ぼんやり眺めている

 救急車が夜の街を支配する
 隣りの部屋では
 まだ若い大学生が
 寝息を立ててるのが ....
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