静かな湖面に
あなたとわたし
ふたりきり
いつもは感じ得なかった
あなたの男らしさを
ちょっと見直してみたりして
(フレアミニなら喜んでくれたかな
季節はずれの湖面に
あなたとわたし
 ....
うすずみ色の空はひくく 
ピアノ線を地におろし 
哀しみという歌をかなでる 
さえずる鳥さえもいない 

こんな午後は 
暴かれてしまうことをおそれて 
いくどもたしかめた肌の  ....
3.141592…
そこから先を僕は知らない
割り切れないと知りながら
科学者達はは計算を続ける

小田原駅で別れた彼女
その後の行方を僕は知らない
もう二度と会えないと知りながら
未 ....
勤める店のある街には
空は上にしかない
疲れた街路樹から
遥かに上
高く遠く硬い

季節は駆け足で過ぎてゆく
日々は戻らぬから
私は大人にしかなれず
この街が似合う年になって
こ ....
がらくたを集めてそこに塔を創ろう
僕たちががらくたである証にも



ペットボトルを集めてそこにオブジェを作ろう
僕らがアーティストである証にも



空き缶を集めて模 ....
あぁ神も希望も俺には目をくれない

働いて、くたくたになるまで働いて
毎日あんたを拝んでるのに
あんたは背中をむけやがる

仕事終わりのバーボンと
ゆっくりくゆらすマルボロだけが
幸せ ....
愛している
心の底から
愛している
いとおしい

何もいらない
貴方だけでいい
何もいらない
話しを聞いて

心は澄みわたり
心は穏やかになり
体は責任を負い
体は喜びが満ち ....
深い谷に橋を架けよう
向こう側へ行く 旅人のため
大きな川に橋を架けよう
渡し守が 今以上傷付かないように

こちら側と向こう側があって
渡るための橋が架かる
どこにも属さないそこは
 ....
  
久しぶりの
雨の
窓叩く音が
私を招く

人影もない
真夜中の
常夜灯に雨は
照らされて
絹糸のように
白く光っている

時折過ぎる車の
雨の飛沫が
耳を掠めて
 ....
 息を飲む
 この瞬間にもハイエナは
 俺の蜜を奪おうと目を光らせている
 人と人との出会いの物語
 いずれエピソードになり
 別れが待ってる
 一粒の涙を残し
 静かに愛する人と過ごせ ....
招き猫が嫁に行った
注文の多い小料理屋には
微笑みも衒いも無くなり
自然
お客の足も遠のいて
入り浸りだった
どこぞの
ペルシャも
シャムも
来なくなった

閑古鳥を捕まえに
 ....
根雪というも、いずれは川になる
姿は消ゆれども
解き放たれる
いずれは川になる
根雪  去ったあとから芽吹く、新芽に
何かを告げることさえ請いもしない

落ち葉はいずれ母になる
 ....
揺れるベッドから理性が零れ落ちた
神性を目指した船の軌道が僅かに逸れたが
荒れたシーツの波は誠実な舵を狂わせる
足早に落ちてくる星 激しく吹く風
互いの舌の先から 獰猛な動物が飛び出して
互 ....
僕がなかなか寝ないので
ママが「おやすみなさい」の森へ
行きなさいと言った
僕はしかたがないので
安心毛布を引きずって
「おやすみなさい」の森へ向かう

森は暗くて静かだった
誰もいな ....
 深い森の中では
 フクロウが夜を歌ってる
 あの娘は眠りの浮舟に乗って
 夜空に漂ってる
 僕は時の移ろいを感じて
 すこしばかりお酒を飲んでいる
 通りに出れば路地裏で
 アスファル ....
風に騙されないブランコ
煩いイルミネーション

急に君から降ってきた棘を
交わす余裕も無く
ただ浴びた私

寒さに震えていた体は
だんだん
君の体温に震えはじめる


頑なに揺 ....
開けた扉から洩れた
明るい光と暖かな風
重なり合う笑い声に縋ろうと
手を伸ばしてはみたけれど
扉は再び閉ざされた

戻らなくてはならない
約束の時間だ
あてがわれた場所は
ここではな ....
私が わたしを愛するが故に


己の心の内を 限りなく素直に また麗しく


そして 透明で自然なものと化して 


音を 彩を 魂を導けたら・・・
黒カラス。
ゴミを漁りて世を乱す。
僕の出すゴミ見向きせず。
嬉しいような。
悲しいような。

階段で。
予想以上に足が出ず。
脛を打ち据え悶絶す。
疲れているなと慰める。
老いた ....
起きたての薄ぼやけたひかり
ひとつまたひとつと現れては消える
いつもの窓から朝焼けは時をしらせ
人が死んだ世界で誕生する
彼にはそんなことはどうでも良かった

彼の名前は誰かに知ら ....
たいした事はしていないのに
アリガトウを言われた
すごく幸せな気分になった

少し手を貸してもらったから
アリガトウと言った
また幸せな気分になった


どうやら
アリ ....
リュートをかき鳴らす
あの燃えるような響きはどこに
自在のままに{ルビ弦=いと}を泳ぐ
あの{ルビ勁=つよ}い指先はどこに
歌はどこに
耳を澄ませば風が行きかうばかり で


目覚めれ ....
愛しているという言葉自体には
愛しているという意味は無くて
貴方が喜んでくれた時
初めて言葉は輝きを放つ

ありがとうという言葉自体には
ありがとうという意味は無くて
貴方が笑い返してく ....
冬風や

身を凍らせる精神の

世界に包まれ

和を重んじて

また我を信ずる
人間皆はかなし

誰もが愛を欲っし

愛によって包まれ癒される

人は心愛を求める為に彷徨い

ゴールにたどり着くまで旅を続ける
 浮き沈みはあるけど
 詩を書くことは楽しくて仕方ない
 季節を文脈の中に刻み込み
 文字が絵を描くように
 新しい個性的な世界観を作る
 言葉が天から降ってきて
 ちょっと、スパイス ....
天井を見上げて

大きな声で

サンタさん今年もありがとう


プレゼントを眺めて

困惑した声で

サンタさん今年はお手紙忘れたのかな


親を見つめて
 ....
あたしはただの女だけど

二つの腕があるので
あの人を守ろう思う


あたしはただの女だけど

撃ち込める弾丸はないので
あの人に言葉を込めようと思う


あたしはただの女だけ ....
欲しかったものを手に入れたとたんに
他のものが欲しくなる
判ってはいても止められない
「欲しい」には夢と希望が満ち溢れ
手に入れた後には虚しさが残るだけ
(捕らえた獲物には…なんて言い訳がま ....
セーターを 編んでほつれる わだかまり
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
静かの先まで- 恋月 ぴ ...自由詩31*06-12-28
冬の雨- 落合朱美自由詩29*06-12-28
円周率- 1486 106自由詩5*06-12-28
大人になる- さくらほ自由詩17*06-12-28
がらくた- DirectConnec ...自由詩5*06-12-28
- chica自由詩3*06-12-28
恋愛- ペポパン ...未詩・独白6*06-12-28
64、橋_【はし】- 雨宮 之 ...自由詩8*06-12-28
冬の雨- LEO自由詩27*06-12-28
召集令状- 山崎 風 ...自由詩1006-12-28
占め子の兎- あおば自由詩7*06-12-27
閑山の寒- Rin K自由詩25*06-12-27
- yukimura自由詩11*06-12-27
「おやすみなさい」の森- 未有花自由詩16*06-12-27
行方不明- 山崎 風 ...自由詩1206-12-27
メリークリスマス- Keico自由詩4*06-12-26
聖夜- 自由詩3*06-12-26
詩ごころ- 南 翔自由詩5*06-12-26
笑って生きてそしていけ。- もののあ ...自由詩24*06-12-26
- キメラ自由詩406-12-26
アリガトウ言えるかな?- 優飛自由詩6*06-12-26
- 石瀬琳々自由詩17*06-12-26
キャッチボール- 1486 106自由詩13*06-12-26
冬風- DirectConnec ...未詩・独白4*06-12-26
- DirectConnec ...自由詩8*06-12-26
儀式- 山崎 風 ...自由詩506-12-26
<12月25日、朝>- ポップこ ...自由詩3*06-12-26
ただの女- ごまたれ自由詩22*06-12-25
幸福と言うこと- 恋月 ぴ ...自由詩28*06-12-25
セーター- つむじま ...俳句3*06-12-25

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214