降り積もる雪溶かせない温もりで君の心は覆いつくせない 終焉の華やぎを纏い
空いっぱいに広がる桜の隙間を
北風が逃げてゆく
見上げれば天晴の青は淡く
春を深く含んでいる

息を吹き返した芝生の向こうでは
まだ親指姫の誕生しないチューリップの固 ....
タイムの花が咲いてる
私の知らないうちに

がっかりしてても
しょんぼりしてても

同じように時は過ぎ
また花は咲くんだね
油絵の夜を逃げ出した。
すっかり晴れた気分だが
本物の太陽少し眩しくて
早速蕩けてしまいそう。

憧れた世界。
これが案外広いんだ。
憧れの在処は意外に遠いから
君に手紙を書くよ。
 ....
仕事 ほっぽり出して
詩なんて書いてる
なんか悩んでる
25歳 初恋でございます



ほしいものは なんでもあげる
いらないものは全部捨てていい 無理しなくて良い


微々たる ....
子供の頃、僕らは社会見学で宇宙船を見に行った
飛行場の長い滑走路に降りてきたそれは
船体に星空を貼り付けているわけでもなく
凶暴な触手の持ち主が船体を食い破っているようなこともなかった
船から ....
いま
{ルビ仄=ほの}明かりの部屋がとても寒くて
ぼくは
コカ・コーラの気が抜けてゆく潮騒の中で
花が開いていくのをじっと見ている
足が冷たく
息の僅かな白さの中に
ちいさな子供だった頃 ....
物の見方を変えるために
距離を置く

物の良いこと悪い事
その両方が見ることが出来る

俺はこの前

詩を書く事に

距離を置いてみた

自分は綺麗事を並べているだけなんだろう ....
「楽しいイベントの中にも
悲しい出来事が含まれている
順調に進んでいるように思えても
簡単に振り出しに戻ってしまう

悲しいイベントの中にも
楽しい出来事が含まれている
一回 ....
{引用=




  手紙のうえを 匍匐する 春の補色残像と 虚飾で
  ペン先が 紙を愛撫する この前頭葉には 潤いが
              どうも足りず 西洋風の
  横書き ....
?.

なんだかみんな似てるね
みんな美人ぞろいだね
あのこ ああ、あのこなんか
絵にしても いいね

なんだかみんな似てるね
でもおまえだけ少し違うね ....
帰宅ラッシュだった
階段で圧力に耐えかね
ひょろ長い女の背を
あわあわと胸で押してしまった

(押すなよおっさん!

おっさんではない
武士である



{ルビ法度=はっと}に ....
陽光 燦燦
青空へ 誘う 透明な想い

世界は 光の乱反射
聞こえない 音の余韻

コップに溢れる 炭酸水
綺麗な 想い出は 弾け散る 青だから

この青空に 記憶させる 注ぎ込む
 ....
無数の花びらたちが帯のように
川の両端を縁取りながら流れている

私は冷たい雨にかじかんだ手のひらで
傘を握り橋の上からそれを見ていた

けれど川にも街にも花びらにも色は無い
ふと見れば ....
ヒトは、かなしい生き物です

泣きたくても、
笑っていたりします



ヒトは、かなしい生き物です

思っていることと、
ちがうことをします



ヒトは、かなしい生き物で ....
死を意味する季節


しんしんと
音も無く
積もる雪

大地や植物たちは
雪に閉ざされ

太陽をみることさえ
叶わない

木々たちは
雪の上に
蒼い陰をおとし
寒さに ....
ミッキーの高い声も あの日の花火も

全部 長い間違いとして 君に深く刻まれたんだ


そして 放たれたピリオドが 胸を貫いた
想像してみて
青い海を

太陽の光を反射して
キラキラしている
青い海を

入ってみて
青い海の中に

みえるでしょう

海の中を
悠々と泳ぐ魚たち

海底を歩く
カニ ....
吹雪舞ふ街並暗くなりゆきて
車の尾灯赤く際立つ


娘の買いしロシヤ民謡の低き声に
ほれぼれと聞く灯を消す部屋に


隣家に毎日来る左官屋の
両肩に今日 サロンパスあり


ま ....
はじめて雪の降った日に出会い

二人でいるから暖かかった冬

すべって転ぶことまでが幸せに思えてた

でも 春の訪れへの感謝を忘れたあたし達に

うだる暑さの夏を越えられるはずもなく
 ....
恵みの雨だ
楽しもう
雷の音と
一緒に踊ろう

ベリーダンスで
へそを隠し
ちょっと降り過ぎだ
これから仕事なのに

昔の上司に会う
元気か?と聞かれた。
いつもヘマばかりして ....
空は呟いた
「恋がしたい」

海は泣いていた
「辛いんだ」

私は泣けなかった
(笑顔を見せ続けている)

空と海は交わる
愛し合う
私たちなんか気にしないで
(見せびらかすよ ....
ここは 江戸の街
桜 満開な 川の辺りを
館船で 遊覧は にこやかな姫君

うぐいすの冴えずる 朝は
姫君を いっそう 美しくひきたてる

桜の花びらが 水辺に奏を描く
ひとひら ひとひら

太陽が ....
とおくみつめる

あの秒針の刻む音が
きこえるほどの しずけさで
あやしくぼんやりとした曇天に
にじむ光の粒子を
私も刻む
時のまなざしは熱かった
 始まりは、秋の縁側で
ぶらさがっ ....
ピカソの良さが分からない
そう公で宣言してみれば
私は世界中の評論家から
反感を買う事になるだろう

展覧会に並べられた
一流の絵画や彫刻
それらが町外れのギャラリーにあれば ....
長い間雨が降らないので
涸れた池がある
長い間話さないので
枯れた声がある
長い間誰とも会わないので
忘れられた人がいる
長い間続きを思いつかないので
書き終えられない詩がある

雨 ....
青山 靄に 煙り
湖面を 船は 走る


静寂の朝に
日いずる 場所に
気功を練り続ける 古老
樹木に 鮮やかに その緑 輝く

僕たちは 近未来から やってきた
僕たちは 仙術の ....
 午前2時を過ぎた
 今日はクリスマス・イヴではないのに
 クリスマス・イヴの雰囲気がする
 僕はパソコンの前でキーボードを打っている
 少し横に向くとムードに飲み込まれそうになる
 僕のい ....
世の中なんてみんな
白痴ばかりじゃあないか

コンビニエンスストアで
大音量の着信音が響いた
居酒屋の出口で倒れている君
それでも酒を提供する男

彼が殴られたことや殴ったことを
た ....
君の手は何をつかむためのもの?
君の言葉は誰を包むためのもの?
手が二つあるからこそ
人間は愛する人を抱きしめられる
心があり口があり言葉があるからこそ
愛する人を優しく包むことができる
 ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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tegami- はらだま ...自由詩11*07-4-5
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