クヨクヨしてるだけじゃ なにも始まらない
嫌なことは忘れちゃおう

悔しさバネにして 飛び上がればいいじゃない
位置につき走り出そう

 ....
ここからは月しかみえない

ゆらゆら波打っているが

満月だということはわかる

手をのばしても触れられるわけもなく

遠くなっていくばかりだった


背中になにかがあたったとお ....
熱がある

からだのふちを{ルビ象=かたど}るように
白く明滅する波
その中に
おぼれている
ひかる 虫
いくつもの
目を瞑れば
しんしんとうなされて
 寝汗


小さく ....
今歩いているこの路地が
たとえば海沿いにしかれたひそかな町の
その奥に抱かれた狭い路地だったとして

世界一小さいという砂粒が
つもって出来た町だったとして

もうあと何件かの民家を越え ....
雛たちが 親に
さえずる 朝

甘えたい 甘えてる
そんな朝

自然のなかの
優しき メロディ

ピピピピ と可愛い
メロディに

親を信じ 餌さを待つ
雛の ....
捻れて
ひねくれて、
螺旋を描いた それは
 
縦に縦に伸びて
真っ直ぐになった
 
 
本当は
最初から最後まで
真っ直ぐなものなんて
ないんだよ、と
 
諭すように
  ....
 君が 初めてだった
 僕が病気であることを敬遠したりせずに心から心配してくれて
 僕が詩人になることを笑いもせず誰に言うこともせず(病気のことだってそうだ)まるで夢物語を聴くみたいに心から応援し ....
             2007/04/23

牡丹が咲くと
必ず風が吹くのです
誰かがそんなことを言うから
今日も不機嫌そうに
風が舞い降りて
牡丹芍薬百合の花を
へし折ってやる ....
「 きょうはせんたくびよりねぇ 」 


「 おれもほされたいよ
  べらんだに     」 


「 まずあらってこなきゃだめじゃない
  あんたじたいを          」 
 ....
どこまでも続く桜並木の先に在るものを
確かめたくて
あなたと手をつなぎ歩く

親子ほどにも見られそうで
控え目なあなたの腕を
胸元にまで引き寄せ
歳の差なんてね

桜は潔く散るから美 ....
雨がちっとも止みません
雨がちっとも止みません
しとしとしとしと降るばかり
しとしとしとしと降るばかり

雨がちっとも止みません
朝からずっと降っています
もうそんな季節だし
しば ....
安心していたら
乗り過ごしちゃった
 
らしい
 
 
らしいので
 
 
線路を
てくてく歩いて
戻るよ
 
ほら 思いの路線は
いつだって
一方通行だからさ
 
 ....
傘のしたでだけ
降り続ける雨がある

 強弱では語り得ない、それ



交差点を渡る黒たちの
はじまりの日は
白だった
或いは
今も

 嘘とほんとを
 分けたがるけれ ....
傘を刺す
左手にはつめたい砂を詰めた
ビニイルの袋、


死んだ、
しあわせに笑い過ぎて
太陽が


死んだんや


聖歌隊が
空に吸い込まれる


 ....
     デビルのマジックが余りにも
            お見事なのか
     ジュピターの黙示が余りにも
             透徹なのか
口から吐く言葉となるものが淀んでいる
 ....
 午前2時を過ぎると 時々 死の淵まで立たされることがある
 脳には絶望しかない
 僕はこのまま外へ連れ出されて 何処かで処刑されるんじゃないかと思う
 文章に書いてしまえば落ち着くことができる ....
暗雲の狭間に白雲がある その袖を掴むことで
私は乙女でいられる


そこは居場所であり
安らぎの場


私が勝手に選んだから
半分白紙の契約書
お願い
この唇に実印を
                 2007/04/21
実験開始まではなにもしないでよいですから
楽な姿勢で待機していてください
スタッフに言われて
朝から待機していたが
いつまで経っても始 ....
            2007/04/21
なにもないところで
食べ物を探して
歩いていると
喉が渇いて
足が疲れて
歩くのが嫌になった
立ち止まって
座り込んだら動けなくなるので
 ....
食事の後に
手がすべり 
落とした皿に 
「ごめんなさい」と 
頭を下げる 

割れなかった 
{ルビ空=から}の皿は 
床の上 

至らぬぼくの 
「ごめんなさい」を 
すい ....
事務所の白板に 
今日の日付と 
出勤者の名前を書く 

デイサービスにやって来る 
お年寄りの人数を書く 

今日という日が 
すばらしい舞台となるように 
わたしは鏡になれるだろ ....
仕事前 
職場の便所に入り 
男性用便器を見下ろすと 
不健康な色をした 
尿のしずくが 
{ルビ斑模様=まだらもよう}で落ちていた 


( ぼくの前に 
( ここに立ったひとは  ....
おつきさまの
うらから、とびでている
あんてなをねじまげて
 
ちきゅうのじゅうりょくから
にげだすじゅんび
 
えいせいきどうから
わくせいきどうへと、のりうつる
そのための
  ....
本屋で写真集を買って売り出し中のアイドルと握手した。
机の下で何度も掌をジーンズにこすりつけているのを目撃した。
私は負けない。


吉牛で奮発して卵をつけた。
おもいっきし卵の殻が入って ....
お母さんが人を殺した
お母さんでなく岡さんだった
それでもお母さんと呼んだ

遺灰を砂浜の砂に混ぜると
砂の数罪の数優しさの数
同じだと知った

位牌を抱えた人に伝えようと
見回そう ....
さわやかとはなにか
やさしいのは春か
掃除機のきゅいーんが
許してくれるなら

行けばいいのですよ
さみしくなんかない
お空の飛行機が
落ちてしまうのなら

苦しくはな ....
   


歌島さん宅の庭先で
タロが吠えます


夕暮れ時
表を飛び交う蝙蝠を一心に見つめ
かれこれ
吠え始めてから十分は経ったでしょうか
たまりかね
お向かいの河上さんが席 ....
君の声は
雑踏と春雨に 酷く良く似合う

その低く耳に優しく残る声色を 聴きながら
騒がしく行き交う人々の中で
曇天から静かに 降り注ぐ
糸のような 針のような
雨を見上げて
その至福 ....
PUFFYのふたりは大好きさ もともと民生が好きだから
「すばらしい日々」を聴くならね ユニコーンのほうがオススメだよ

君が亜美ちゃんにメロメロやから
 ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
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Puffyと君と僕の関係- 北大路京 ...自由詩6*07-4-21

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