私の体を キノコが 侵食する
菌糸は腕をからみとり
足をからみとり 心臓をからめとり
やがて 脳に達し
心すら からめとる
私は キノコと同化し
静かに 眠りにつく
やがてキノコははい出 ....
淡雪の降りゆく夢を見た朝に消えしは君の命なりけり


若草にかかりし露の一滴掬いて君の眠りし場所へ


旅路には仄かな光飛び交ひて誘(いざな)う泉清く流れて
               07/07/05

驚いた!
変わったわね、
と言われて
鏡を見たら
知らない人が
こちらを見ている
顔を盗まれたのかと思ったが
盗まれたのは記憶のよう ....
街灯に群がる虫たちを見ると
なんだか かわいそうになってくる。
地面には無数の死骸がポトリ。
なんて人間にそっくりなんだ。

私なら星に向かっていく虫になりたい。
みんなにバカだと笑われな ....
今日もまた この店に来る
昔から栄えていた 商店街の一角

日が沈むと 
怪しげな ネオンが点滅して
どこからともなく もれる
男女の笑い声 娼婦のささやき

この店は 不思議
深い ....
てんとう虫が
はじまりを見ようとしている

いつも黒々として
その目に届く瞬間
昨日の蝶のように青くなる

寂れた車輪の下
命の枝葉いくらでも伸びる

葉を噛んでみると
溢れんば ....
虹のように孤を描いていた

その雲を辿っていけば
どこか遠くへ
どこか探している所へ
どこかへ行ける気がした

雲の道は儚げで
本気で本気で走らないとすぐにでも消えてしまいそう ....
暗闇にはだぁくんがいる
たぶん夜行性で
明かりのない部屋とか
夜中の長い廊下とかに
体育座りをして
誰かが来るのを
待っている

照明をつけないで
廊下を歩くと
だぁくんは近づいて ....
雨上がりの空に 
星は出ていなくても
月は出ていた

私は鼻歌を歌っていたけれど 
自転車が接近してきたので
鼻歌はやめた

不意に
私の中から勢いが消えている事に
気がついた
 ....
アマゾンの原住民が
仕掛けたような罠に
捕らわれてしまったのは
随分と、昔の話
 
その2つの目に
見詰められた瞬間
僕は、息をするのも
忘れてしまって
 
一人では
生きていけ ....
 かがやいてしまう星の名を、
 つなぎ留めたかった
 防波堤



かなえたものは

夜を、
彩ることの、
つづけざまの果て、

失うはずなど無いというのに
のが ....
リゲイン10本で 240時間 闘える     梅雨が一服してくれた朝
  南風と陽光に履き清められた
       小庭に立ちながら
   なぜか むなもとで痞える
   気・血・水のアンバランス
            そして ....
?.


星を
呼べるんだね
あのロバ
ほら
また流れたよ

願い事三回は
いじわるだね
静かにしていよう
叶わないよ なにも
どうせこれ以上

たどり着こうとして
 ....
たまには

笑い方も

泣き方も

怒り方も

そっと忘れて

休んでもいいんじゃない?
 僕は保育士だ この幼稚園で君と働いている まだ新米で毎日幼児達に悪戦苦闘している
 この幼稚園で働いていて 一番落ち着く時は木曜日の午前中だ
 何故なら明日働けば休みということもあるが この時間 ....
霧雨よりさらに細かい雨粒

空気と一緒に 胸いっぱい、吸い込んだら

葉っぱの匂いがした


このまま靴をぬいで 立ち呆けてたら

ちゃんと根っこが生えてくるかも


家に ....
暗い
暗い暗い海の中で
私は浮かんでいる
浮くことも沈むこともない
そのときの私は
長い髪で
白いワンピースを身に纏っている
ゆらゆらと
私は漂い続けている
そのと ....
しとしとと続く雨
カエルは喜び
鳥は泣く
蒸し暑い

世界中は
ジェットコースター
今日も
インスタントコーヒー

クリスタルガラスに
指文字

カジ取りに迷う
空が暗くなると

あなたが来る暗示

空が明るくなると

あなたが離れる合図



夜は好き

あなたに会えるから

暗いのが好きだから



でも 

あなた ....
カレンダーの塗り潰しすぎにより
よし子の来世もしくは永遠
それは壁になった

よし子が生まれたのは暑い日だった
怠惰をまとった団扇の風がピタリと止み
それがよし子の生まれた証になった

 ....
「ありがとう」

「いただきます」

「ごちそうさま」

ちゃんと気持ち込めて言う
感謝とか 幸せだとか




「まいど」

「おおきに」

「どこ行かはりますの ....
ジャックは豆の木に登らない
代わりに木の台に座る
そうすると
(地面にいる虫たちに邪魔されない)
らしい


犬らしくないジャックは
だけど、海賊でもない
ただのジャックだった
犬 ....
若草色のかざぐるまに
しがみついていた、あの人が
夕風にさらわれて
私の中を流れてゆきます

水たまりの映す青さの
ほんとうを
確かめるまえに
軽々と飛び越えて
もう
行ってしまっ ....
すきなひとがいる

わたしを、すきでいてくれる

{引用=
   恋愛は共同責任よ

   うまくいくのも失敗するのも 二人の責任だわ

そのとおりだ

自分ひとりだけが、恋焦 ....
窓の外は
すいこまれそうな
青空

雲が 羽に変わり
私を 呼び寄せる

空から見上げる景色は

街では
車や 電車 人々が 
テープの早送りのように
忙しそう

穏やかな ....
説明不足のままで
鳴らしていた警報は
今はもう、空気に溶けて
宇宙へと
気化している
いるから、
 
正論をぶつけたと思っている
君の思考から
ネジをほどよく外して
考えることを
 ....
"母の日"に 母に贈った『四つ葉のクローバー栽培キット』

クローバーの葉には それぞれ意味があって
たしか『希望』、『信仰』、『愛情』
そして、四つめが『幸福』とか

 ....
?.


眠っているとき
おまえは
ほんとうだから
なあ
なんで
眠っているときだけ
おまえは
本当なのかな







?.


 ....
 君と曲がりくねった梅の道を行く 霧が降ってきて先が見えない
 この世界はまだ創造されていない あるのはこの梅園だけだ
 頂上に着いて木のベンチに腰掛ける 君は大人しい 黙ってこの視界の悪い景色を ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
冬虫夏草- 麻生ゆり自由詩13*07-7-6
霧散- 秋桜短歌3*07-7-5
月刊「動物園」- あおば自由詩12*07-7-5
STARs- cass自由詩3*07-7-5
この店- アハウ自由詩1007-7-5
てんとう虫- ロカニク ...自由詩607-7-5
雲が- 自由詩1*07-7-5
だぁくん- 小原あき自由詩15*07-7-5
【七月の夜_木をつつく】- つむじま ...自由詩5*07-7-5
蛙と蛇- 山中 烏 ...未詩・独白507-7-5
涙腺- 千波 一 ...自由詩16*07-7-5
じゃぱにーず_びじねすまん- 北大路京 ...未詩・独白12*07-7-5
欠落のリフラン- 信天翁自由詩407-7-5
星を- 水在らあ ...自由詩35*07-7-5
リセット- 來稚自由詩6*07-7-5
木曜日の午前中の幼稚園- 円谷一散文(批評 ...2*07-7-5
木陰- リュウセ ...自由詩307-7-4
白昼夢- 麻生ゆり自由詩7*07-7-4
人生(4)- ペポパン ...自由詩8*07-7-4
夜と朝- 森下 流 ...自由詩7*07-7-4
来世- ロカニク ...自由詩407-7-4
ちゃんと気持ち込めて言う- 北大路京 ...自由詩15*07-7-4
ジャックは豆の木に登らない- 小原あき自由詩14*07-7-4
風待ち- 佐野権太自由詩31*07-7-4
あなたのもとに、帰ってきたよ- 逢坂桜自由詩12*07-7-4
海と空の青- 鈴鈴自由詩4*07-7-4
終演- 山中 烏 ...自由詩1407-7-4
四つ葉のクローバー栽培キット- 北大路京 ...携帯写真+ ...14*07-7-4
きず- 水在らあ ...自由詩34*07-7-4
想像と行動の結果- 円谷一散文(批評 ...2*07-7-4

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