今日も明日も明後日も

ぼくは何かを捜し続けるだろう

何を捜しているのも忘れ

そしてその忘れた物を捜して

それが永遠に続いていた

ぼくの捜していた物はなんだっけ

子供 ....
夕方のあるところの

ある場所のあるアパートの

ある部屋で紅茶をちょびちょび

飲みながら今にも

沈みそうな太陽を眺めながら

テレビに写っている

くだらない番組に飽き飽 ....
冬の朝空
七時の悲しい羊たち
隙間無く群れをなす

東を目指す羊らが
見つめる先はどこの地か
無言で光に染められていく

たどりついた羊らは
美しく映え
空に融けていった
デジタルワールド

この世界はもう0と1で

できている

コンピューターのように

人はもうこの麻薬のような世界に

もう昏睡状態

頭上を行き交う音はみんなノイズにしか
 ....
東京は
私たちの隠れ家だった

誰も私たちを知る人などない街で
なにもかもを忘れたふりをして
ただのオトコとオンナになるための
狭くて大きな隠れ家だった

東京タワーも水族館も
 ....
広いホームに

アナウンスが鳴り響いた

ガラガラな電車に入り

イスに腰を下ろして

一息ついた

もう外は真っ暗になっている

満月が綺麗だった

そしてゆっくりと電車 ....
朝の光がレースのカーテンから

うっすらとのびてきていた

なんでこんなに朝の光は

気持ちがいいんだろうか

そう思い湯気が出ている

コーヒーを口に含んで

舌で味わった
 ....
手のひらでそっとすくっても
すり抜けてゆく水のように
あなたの心はつかめない

水面に映る優しい月が
決して沈まぬように
私はあなたに溺れない


あなたとわたし

近くて遠い
 ....
今日も朝起きたら

いつもの現実が拡がっていた

ぼくはいつもどうりに

お気に入りの服を

タンスから引っ張り出して

それを身にまとい

朝ご飯だけど

もうほとんど昼 ....
蒼き夜空に裸体の桜
瞬く星に影だけ揺らす

オリオンの傾きが
その時を告げるまで

その腕に
無数の蕾を抱いて
むすんだくちびる
静かに眠る


 くちづけは
   春一番に
子供頃よく夢に出てきた町

そこは名前もない住民はほんの少し

僕だけのパラレルワールド

ぼくはそこであの人にあった

美しい人でなんかテレビに出て来そうなくらい

美しかったこ ....
今日もまた夢の続きを見ようと

ベットに潜り込み夢の世界に言った

けどそこはいつもとは違かった

周りを見ても行き交う人は居なく

誰もいないゴーストタウンとなっていた

ぼ ....
もうすぐぼくは旅にでるよ

何にもなく

宛先も書かれていない

手紙だけを頼りに

ぼくは昔のアナタを思いだして

排気ガスにまみれたこのどぶ臭い

町を今日でる

古ぼ ....
 白に近い夜明け、陸海月の産卵期が近い
 野良猫が多く、鳴かずに、会話する
 天気について、深く眠る不発弾と、血管に充ちるミネラルについて
 彼らは既に路を開拓している。いかにし ....
とうとう雪が降ってきて
あの人をさらってくるチャンスがやってきた
今朝あなたは外へ 出られない
今すぐそこへ
生霊をとばすわ 
雪がとろけてしまわぬうち

わたしの体からいま
切り離 ....
苦しい胸のうちを
苦しいと気づかぬように
自分まで騙し空を見る

あの日の雲は
どこへいったかな
雪だるまの背中に続く足跡に「おうちに帰ろう」白猫が鳴く


去る音がしんしんと行く雪道のはなせない手のさすらう体温


欠けていく月に答えを見失う車窓にゆれる横顔抱いて


午前三時 ....
ゆっくりとぼくの心臓は音をたて

ぼくの生きている証明になる

苦しいときも悲しいときも

ぼくは何かにしがみつくわけでもなく

何かに助けを呼ぶわけでもなく

嗚呼落ち葉を拾い
 ....
こんにちはみなさんぼくはこめ中3の男子もうすぐ受験の偏差値43のバカです、でも最近とてもくだらないことを考えています、そこで今回はぼくのくだらない考えとこどもじみた仮説をたててみたいと思います、今回の .... 透き通った湖の中には

何が見えるかなってのぞいてみたけど

見えたのは醜いぼくのすがただった

何回も目をこすっても

見えてくるのは同じぼくのすがた

でもそんなことどうでもよ ....
 すこしずつ
 色を足し
 
 気づかれないよう
 形をかえて

 満月を
 あとふたつ数えたら
 「春」になります


北風の止んだ空に
雲の声がした
ソーシヤリズムなこのせかい

バカみたいにダイヤルしてやがって

ダイナマイトでこの霧を吹き飛ばしてやる

ロジックばっかりいってやがる自分の

ロジックアイシーはもう熱を持っている
 ....
壊れたカーテンレール
パーツは
カラカラ 音たてて
たどたどしく告げる一日の幕切れ
何千日ぶんの火蓋が
このカーテンの開閉とともに
切られてきたんだっけ

あと
何万 ....
かまくらで
みかんが食べたいって
のんちゃんが言ったから

なん日もくもった空だった
なん日も雪がつづいていた

そう、だから、ふたりで
かまくらを作ろうって、ね
どうろわきによせた ....
暗い夜道をひとりぼっちで歩いていたよ

信号も黄色のまま点滅してて

だれもいない

なんだか世界で僕だけが

生きているみたいだな

ぼくはただこの世の

本当のすがたが見た ....
たかいたかい
橋げたに 腰掛けて
お星様たちと愛のゆくえ
論じてる
はるかかなた
「応答せよ」 いま叫べば
散り散りばらばら
愛が、撃破され

「私にはいいことなんて何 ....
無くしちゃった青い傘
お気に入りだった青い傘
さがしに行くよ
雨に会えそな雲の下

風が頬にあたるのも
ポケットの中の手が
温まらないのも
気にしない
雨の降りそな雲の下

 み ....
自動販売機の前に立って

財布に入っていた小銭に

手をつけて

暖かいコーヒーを買って

それを飲みながら

またこの冬の道を

歩いていた

暇人は行くあてもなく

 ....
訪れた場所は

かずえきれない

弱いぼくは

暗闇の中で

背伸びして

自分の存在を証明を

認めてもらおうとしていた

ぼくのフロッピーディスクには

なにもなく ....
背伸びして

金網の奥のは

なにがあるかなって除いてみた

そこにいたのは僕と同じ

背伸びしてこっちを誰か見ていたけれど

モザイクが掛かっている

イヤホンで聴いていた
 ....
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