{引用=───それは全宇宙での
   些細な惑星衝突なのだ
   おまえとわたし
   という星の}


角を曲がったとたんに
猫と目があった
どこにでもいるような
ありふれた灰色猫 ....
カナリアの声を
一枚の手紙に文字を綴る指に感じながら
また人を好きになることがあるものだと不思議に感じていた
     
インドでは後幾らかで日が沈むらしい
その街を包むほどの大きな夕日 ....
物怪が動く
第二日曜日
静かに眠る
もがき出す

悲しい人生
寂しい人生
人の嫌がる
ことばかり

魂を売って
快楽を得る
クダを巻き
酔い潰れる
憧れはわたしに
足りないものを教えてくれるけれど
足りないものを足す方法は
教えてくれない

どんな大人になったらいいかを
わたしは知らなくて
憧れる人はいたけれど
どんなに頑張っても ....
みどりいろの切符を買って錆びた電車に乗りましょう
髪にすみ家を作っている鳥は「火ぃや、火ぃや」と鳴きますので
火が欲しいのでしょうね
さむいのでしょうね昨日しとしとと降る
           ....
ぼうぼう山の狸が言った
そっちの煙がくさいから
こっちも負けじと火を付けた

乾いた木々が燃えていく
嗚呼燃えていく燃えていく
これであんたの山の煙も
気にならなくなった
 ....
僕の心の海鳥たちよ
涙を拭いてやって来い
白い翼広げて潮風をつれて来い
悲しくなんかはないけれど
僕の心の海鳥たちよ
僕に勇気を与えておくれ
たったひとつの道をみつけるために
大空へはば ....
ロウ石の描いてゆく円のあどけなさで
季節を跳ねわたる赤い女の子は
その胸に、またひとつ
ちいさな宝石をあつめて

伸ばしかけた指先
静かにたたむ陽だまり

いつか
桃いろの少女へ
決して静かとは言えない、
荒々しい音を立て、
狂ったように踊っている、
いくつもの赤い光。

椅子を引き寄せ、
猫と犬の走る音を聴きながら、
それを見つめていたら、
静かに世界が変わっ ....
わたしは宇宙船です
分厚いドアです

小さな窓です
銀の屋根です

(空になったタンクを捨てて
(身軽になるんでしょ?

(生きるために


わたしは宇宙船です
緋色の闇です ....
息子(小3)が「学校行きたくない」と言ったのが今年の7月始め。話を聞くと、「死ね」「この世からいなくなって」「うざい」等の言葉の暴力、身体の方はあざなどないけど、しょっちゅう蹴られたりこずかれたりする .... 知らない町にやって来て
四畳半のアパートで暮らす
目に映るモノは
何もかもが新鮮で
同時に僕は
どうしようもなく
一人であることを
実感する

部屋
かつて人が住んでいた部屋
そ ....
本を開くと
そこは遠い昔の日本のお寺 
お金持の人々が行列をつくり 
次々と賽銭箱に大判小判を投げ入れて 
ぱん ぱん
と手を合わす 

そこへ 
ひとりの乞食があらわれて 
薄汚 ....
 

まいにちは
ふしぎなくらい
いじわるで

かなしいことや
つらいこと

いっぱい
いっぱい
どこからか

せっせと
あつめて
くるけれど

 ....
 季節は移ろい
 人は漂い
 時代は叫ぶ

 飛んでくる火の粉を払っているうちに
 どんどん歳をとっていって
 気がつけば猫2匹飼う独りの部屋

 流れるままに
 そう
 流れるま ....
雑草は何であんなに強いのだろう

人に踏みにじられ

季節の変化にも動じず

しなやかに立っている

そういえば、僕も昔は

雑草生い茂る土手で

ダンボールで土手滑りをして
 ....
 美しい言葉を並べても
 長い文章を書いても
 何もかもが伝えたいことと違う
 お互い言葉で傷つけ合う

 離れたほうがいいのかしら
 忘れたほうが幸せかしら
 
 会わない間に顔を忘 ....
一人部屋で眠っていたら

突然過去からの亡霊が襲ってきた

必死に私は逃げようとする

でも必ず捕まえられてしまう



心だけは汚されないように

壊されないように

 ....
古い記憶を呼び覚まし

懐かしさにかられて思考が浮遊する

輝いていたあの頃

怖いものが何もなかった

未来は希望に輝いていた



飛ぶことを ....
忘れられた風景のように

記憶の一部がそこにある

取り残されてぽつんと

消去されていく哀しみ



神が人に与えてくれた哀れみ

忘却

苦しみ ....
命は、優しすぎる涙だ。
一粒、肌に触れると、
途端に僕はばらばらになってしまう。


命は、透きとおる歌だ。
僕の身体に沁み渡り、
細胞のひとつひとつがうるおいだす。


命は、無 ....
おんなにとっての
それは囚われ
深遠の亀裂より鉄鎖を垂らし
おんなは生きる
獣は獣
下履きから覗かせる鉄鎖を
見も知らぬ男に掴まれたとしたら
それが悲恋物語の序章
秋の日の静寂に我が身 ....
太陽が輝くように 人間もまた輝く
だがそれを汚す事もできる。

やり方は実にシンプル
自分にとって

気分の晴れること
都合の良いこと
仲間同士で分かち合えること
ストレスを発散する ....
夜遅く 
街灯の淡い光に照らされ 
家へと続く道に伸びる 
老夫婦の影 

互いの腕を組み 
びっこをひいて 
揺れている 

( 街路樹の枝に結ばれた、赤い風船 ) 

老夫婦 ....
一人でいる寒い夜は
温かいミルクを飲みます

スプーンで雫を落とすと
ミルククラウンができるのですが
それがあまりに一瞬のことなので
私には何も見えません

あなたがそこに
いれくれ ....
ガラスの割れる音に気が付き起きる毎日

命綱なしで挑む世界の破壊神

黒い沼に一粒おちた血の涙は

瞬く間に血の光景を広げていく

二酸化炭素濃度100%

夢の中見えて ....
大人であろうとしました。
考えて相手の良い様にと、一人で思っていました。
私は不安で寂しくて怖くて猜疑心を持ったまま
いつも笑顔で隣にいました。
何も聞いてこない貴方。
表現の下手な言葉が見 ....
よく喋る温かい君の肌は遠くの転換点に於いて何処を通過していくのか
酔い覚めの軽い足取りから目を覚ますといつの間にか越えてしまっていて、楽しむことも出来ない肌触りを懐かしむ、歩道橋の上、今にも落ちそう ....
不満なこと

満月が雲にかかって見えぬこと

自分の意見を誰も耳を傾けぬこと

この世に逃げ場が存在しないこと

誰しもが思っていないかもしれないが

私にとっては

とても不 ....
一杯泣いて
傷ついて
それでも立ち上がる
そんな残酷さは
時に私を救ってくれる

誰も同じにはなれない
もしかしたら
一ナノだって
貴方に触れられないかもしれない

保守派な私が ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
灰色猫とわたし- 石瀬琳々自由詩20*06-11-13
好きになるということ- たにがわ ...自由詩406-11-13
オーミゼラブル!- ペポパン ...自由詩4*06-11-13
走光性- 北野つづ ...自由詩6*06-11-13
錆びた電車で- ふるる自由詩16*06-11-13
タヌキ- なかがわ ...自由詩4*06-11-13
旅立ち- 未有花自由詩9*06-11-13
桃いろのつぼみ- 佐野権太携帯写真+ ...22*06-11-13
希望- 野薔薇自由詩1+*06-11-13
宇宙船わたし号- umineko未詩・独白7*06-11-13
わからないことだらけ- ふるる未詩・独白18*06-11-13
ここにいること- 青山スイ自由詩2406-11-13
幸福のパン_- 服部 剛自由詩13*06-11-13
おやすみ- 松本 涼自由詩706-11-12
それだけでいい- 山崎 風 ...自由詩806-11-12
雑草- DirectConnec ...未詩・独白5*06-11-12
気持ち- 茉莉香自由詩3*06-11-12
心を抱きしめて- ajisai自由詩5*06-11-12
「_今_」- 椎名自由詩206-11-12
「_移り逝く季節に_」- 椎名自由詩2*06-11-12
いのち(命)- 輪橋 秀 ...自由詩7*06-11-12
断崖(黒薔薇の微笑_其の一)- 恋月 ぴ ...自由詩23*06-11-12
Simple- 電子ノ猫 ...自由詩206-11-12
夜道のふたり_- 服部 剛自由詩9*06-11-12
ミルククラウン- 三条麗菜自由詩12*06-11-11
飛行機雲のSOS- こめ自由詩1306-11-11
底へ- 茉莉香未詩・独白206-11-11
羊の朝- 霜天自由詩806-11-11
新・枕草子_「不満なこと」- 緋月 衣 ...自由詩6*06-11-11
ひよこ- りぃ自由詩206-11-11

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