霧のよな春雨降りて我思う
       
       愛しき人よ眠りから覚めよ



 限りある生命の熱感じれば

       異国で夜を過ごせし友よ


 
 海外 ....
 朝から降ってる恵みの雨
 いつもなら気分が沈むはずなのに
 今日の雨はなんだか優しい

 高原に立って
 全身にこの雨を浴びていたい
 渇いた心を潤したいのだ

 スズメが雨の中
 ....
私は元気
まだまだ話したいことたくさんあるよ
だけど隣にいたあなたは
いつの間にか眠りについていた

人通りの少ない駅前
貨物列車が走る線路
午前三時
見慣れない光景にワクワクするけど ....
少女が、朝起きだして
足もとで夜の色をした猫の背を撫でる
まだ体温もあがらない内に
手のひらに忍び込む温もりに少し汗ばむ

私の温度ではない、と気づかないまま
薄いカーテンの裾を引く 細く ....
 今ここに綴る詩も
 膨大な詩の海の中の
 一滴として
 いつか人々の中で
 忘れられていく

 時代を超えて
 口ずさむ詩を
 綴れたらいいのに

 詩は努力したからといって
 ....
コンクリートが暑い季節に

僕は寒気がした

こんなに暑いのに

心は氷点下だった

電車に身を任せて

僕はいくあてなしに

がむしゃらに現実から逃げていた

この手に今 ....
人の数だけ 悲しみがあり
人の数だけ 喜びがある

涙は 喜びを覆い
笑顔は 悲しみを溶かす

喜びの数だけ 涙があり
悲しみの数だけ 笑顔がある

生きている限り
数え切れない程 ....
 灰色の雲の下
 黄色い笑い声だけが
 やけに眩しい
 
 凸凹道
 僕の生きざま
 君の胸に鮮やかな
 言葉を刻むことなんて
 できやしない

 ただ
 君の話しはよく聞くから ....
今宵も匠は
あざやかな手つきで
ガラス球をつるり
音もなく水槽に沈める
  瑞々しい、青とグレイと白の珠

覗き込むたび
妖しく映ろう彩雲は
硬く閉じ込められていて
届きそうで、届か ....
北岡明佳の錯視のページ

http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/

目がまわるう〜!!

実際には動いていません。脳が「動いている」と判断するらしいです。 ....
生まれ落ちた刹那 知らずに交わした彼との契約
知ったのは 知識と言う名の塗料に心が染められた頃
私の手に握られた 小さいな砂時計に心底怯えた
誰が決めたのか それには全ての終焉が刻まれていた
 ....
 もう届くはずのない
 ぼくの声
 もうあの笑顔は 
 ぼくの瞳に映らない

 あれから3年
 月日は季節の移ろいの中
 思い出だけが膨らみ薄らぐ

 希望に満ちてた
 あの頃 ....
たのしいときは
とても短くて  
やがて終わる  
だから今日は  
せめて朝までここにいようと  
今日もまた思う  
君が未来のことを話すとき  
僕は苦しい  

たのしいとき ....
小さな魔法使い

落ちこぼれの魔法使い

魔法を満足に出来ない魔法使い

泣き虫な魔法使い

弱虫な魔法使い

ひとりぼっちの魔法使い

でも君が「大好き」といえば

僕は ....
ゆっくりと時は流れていく

時間は永遠の旅人とだった

月明かりが妙にまぶしかった

小さな子供たちが

はしゃぎながら僕の横を走っていった

僕にもこんな時期があったんだなと
 ....
谷川俊太郎氏の
『朝のリレー』という詩
皆さんもご存知のことと思います


その詩を
頭の中で描きながら
不思議な気持ちで
夕陽を見ていた

私には終わった一日
誰かには始まる一 ....
失踪する雑踏――葬られてゆく錯綜する都会の鼓動が
不整脈を晒している。
失踪する現実――訪れるものは、立ち上がらない
睦言の形骸だろうか。
黒い朝焼けを掴み取るまなざしは、
凍りつく陶酔の血 ....
 夕暮れ時
 ゆっくりとカーテンが閉じられるように
 昼の喧騒はその熱を放射していく

 取り残されて
 口ずさむ歌は
 いつも同じで

 タイミングを図って
 振り落とされるイ ....
朗読の授業を履修した後期留年仲間の友達に会う

中国語単位落として「来年は一緒ですね」と我が後輩かな

新しく設立された五号館卒業できた友に教える

目標は今年九月に卒業しひとりタヒチに旅 ....
あなたは、遠い所に行ってしまった。
追いかけたりはしない。
きっと、私には和光のほうが似合うから。
私は、今日もダンス教室の窓にへばりついて、
電車が通り過ぎるのを、ただ眺めるわ。
 ....
<前文>論ずるより書けとは御尤も、かと思います。論ずるのは専門外ですし、例え中傷を受けようとも毅然と書いている方が粋だと思います。ですから、此方での発言者として考えを投稿するのは一度きりにしようと思い .... 丘に立つ
ただ背伸びばかりして
何にも手が届くことがなくても、
輪郭を名乗っていた頃より 透明がはっきり見えるようになりました
透明を知った私は、そのかわり
色が体の底のほうに溶けていって
 ....
 
 世の中に吹き荒れる無情の風
 
 その中で誠実に生きる事の難しさ

 欲望が街のなかを駆け巡る

 いずれ僕も染まってしまうのだろうか

 素直さが心無き者に捻じ曲げられる
 ....
 僕の部屋のベッドの枕元には、去年の夏の終わり、一人旅をした
時の写真が入ったままの白いビニール袋が置かれている。中から取
り出した無数の写真の中の一枚に、雨の降る公園に立つ石碑があ
り、幾本も ....
風邪薬をあげよう
早く治りますように
君に。君にも。
『食後に』と書いてあるから
さあ、これをお食べ
この部屋はとても乾燥する
うがいした?
手は洗った?
僕なら大丈夫だよ
心配いら ....
 タバコの煙の揺れるさまを
 目で追いながら
 ふざけ過ぎた季節に
 置き忘れたものを
 思い出す

 ゆらゆらゆらゆら
 部屋のまん中で
 煙を目で追う
 目が泳ぐ
 意識は ....
今日もまた
直球で肋骨を通り過ぎるほど
大好きな詩に出会いましたよお母さん

もう僕は
この大好きな詩だけを胸に抱き
海へ飛び込んでしまいたい

もう僕は
僕のへんてこりんな詩たちに ....
行き先も分からず

街の静けさに寒気を感じた

君と手を繋いでわたった

青い橋は壊されていった

いつもお金のない僕らは

一日の大半を散歩についやし

この青い橋の上で
 ....
 今日も枕元で目覚ましが興奮してる
 
 やれやれ 起きるから

 重い身体と靄のかかった頭
 冷えた珈琲を流し込み
 身支度整え
 8人の敵のいる
 扉の向こうへダイビング

  ....
ねずの波間に
抗う術もなく
不規則に浮き沈む夜は
瑠璃のしずく
そっとほどいて

乳白色の束を覚えず
春の浜にまどろむ

理不尽に打ちあげられし
砂にまみれた海藻は
幸か 不幸か ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
近況五首- 山崎 風 ...短歌2*06-5-13
雨音の調べ- 山崎 風 ...自由詩5*06-5-13
午前三時- 壺内モモ ...自由詩2*06-5-13
夜色をした猫と眠る少女の- 夕凪ここ ...自由詩6*06-5-13
忘れられていく詩達- 山崎 風 ...自由詩6*06-5-12
この手に掴んだはずの栄光がないよ- こめ自由詩606-5-12
涙と笑顔- 愛穂未詩・独白206-5-12
萎んださくらんぼう- 山崎 風 ...自由詩3*06-5-12
透明工房- 佐野権太自由詩13*06-5-12
北岡明佳の錯視のページ- ふるるおすすめリ ...8*06-5-12
砂時計の刻印- 風涼自由詩3*06-5-12
あれから3年- 山崎 風 ...自由詩3*06-5-11
たのしいとき- あゆい自由詩406-5-11
ダメダメな魔法使いは君のためなら世界一の魔法使い- こめ散文(批評 ...4*06-5-11
闇の中行き先も分からなくなった愚かな迷子人- こめ自由詩6*06-5-11
バトンタッチ- LEO携帯写真+ ...14*06-5-11
おもいで——よみがえる記憶- 前田ふむ ...自由詩11*06-5-11
渡る世間は神ばかり- 山崎 風 ...自由詩4*06-5-11
【短歌】留年- 壺内モモ ...短歌1*06-5-11
私、今日も和光で踊るわ- 壺内モモ ...自由詩5*06-5-11
論ずるより書けとは御尤も- きりえし ...未詩・独白12*06-5-11
丘に立つ- 夕凪ここ ...自由詩6*06-5-11
自分を慰めるために詩を綴る- 山崎 風 ...自由詩4*06-5-11
中原中也記念館に行った日_〜前編〜- 服部 剛散文(批評 ...8*06-5-10
風邪薬をあげよう- あゆい自由詩206-5-10
誤作動- 山崎 風 ...自由詩2*06-5-10
また- ふるる未詩・独白12*06-5-10
青い橋に彫った相合い傘- こめ自由詩406-5-10
夕日- 山崎 風 ...自由詩2*06-5-10
リフレイン- 佐野権太自由詩7*06-5-10

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214