流れ流れて
何処へ行く
 
ふわり、その瞳で
何を見た
 
出逢いて何を
思うのか
 
 
 
あてなき旅路
続けては
 
忘れえぬもの
また増える
 
 
 ....
きしむ音がするので
地面を見ても
虫が死んでいるだけで
何がきしんでいるのか分からない

きしむ音がするので
遠くを見ても
「きしめん」の旗が出ているだけで
何がきしんでいるのか分から ....
相談があるのアドバイスはいらねえ


相談があるのやっぱり愚痴だった


相談があるの答えはすでにある


相談があるの飼ってる猫たより


相談があるのそんなの口実よ

 ....
三半規管が爪弾かれる
静寂の
そっと指先が触れない
おだやかな震えない

涙と休符
はれぼったい目とゆうひ

またしばらく
涙は出ない

しんぞう
はい

ちょう
なみ ....
胃の洗浄をするために
階段を上ったり下りたりしていた
蜂蜜のソーダ割りをひっかけていた
シュワワワワーと
それは収束の音だった

落ち着きのないフルート
君はツタの絡まる音を聞いたか
 ....
月の裏側が見たいと
弟が呟いた
瞳はもう
赤方偏移を繰っているように
白兎を歌って

憧れと諦めをわたしに託して
弟はもう
腐りかけた足で
旅に出ていた

痛々しいほどに頑張りす ....
やっと貴方に会える
我慢をしていた。
雨が降っていても
雲の上では会ってる

いつ結ばれる日が
来るのやら
いつも一緒にいたい
いつも僕の味方

牛飼いとはた織り
毎日仕事をして ....
夜が空を包み
七色に光る
願いの帯たちが
星の間を縫って
空へと羽ばたいていく頃
 
遥か空の上では
一年分の時を越えて
会瀬を交わす者たちが
確かめ合うかのように
抱き合っている ....
だからたとえば犬のように
白黒でしかものが見えていなかったとしても
濃淡の薄れゆくところ
色彩の変わるところが
あたらしく欲求がなりかわるところで
ぼくが輪郭と呼んでいた ....
天気悪くて残念??

そんな顔するなよ

天の川が見たいのかい?

大丈夫。

ちゃんとNASAに予約いれてるよ☆
声は枯れ
いつだって月日は流れ

最大の星最小の闇
横顔はプラズマへと昇華し

いつまで石でいようか
いつまで渡りきったつもり

跡形もなくまるく研磨された石
するする滑って

 ....
七夕のお祭り 近付くたびに
なつかしさこみ上げるのは あの夏があるから

やさしさが 手に届かなかったあの頃
あなたの声が 手が 触れるたびに戸惑った
どうして愛がそんなにも傷つけるのか
 ....
 苦労して書き上げた詩を見直して 僕はベランダに出て溜め息をつく
 携帯の着うたフルでYUIの「CHE.R.RY」をイヤホンをして聴きながら君のことを想う
 片手には缶ビール 時々ハモるように口ず ....
利休の茶室は 
入口が小さかった 
天下を取った秀吉が 
身を屈まねば 
入れぬほど 

弟子の手がすべり 
お茶を畳にこぼす 
利休は 
(まぁ気にするな)と 
ゆるしてやった  ....
アスファルトに捕らえられた君を
すくい上げたこの手が
愛だと信じていた

四畳半の沃野に
刳り貫いた天井に

それでも君は
ただ背筋を伸ばして
その時を待ち続けていた

この手が ....
ちいさいころ熱が出ると

お母さんはよく桃の缶詰を開けてくれた

白くてやわらかい桃はもちろん

スプーンで飲ませてくれる甘いシロップも

冷たくてとてもおいしかった


お母さ ....
反った背中に

命の雫が伝う

痛いのか
悲しいのか

顔を歪めて

全身全霊の

叫びを



それを見ている

私は

嬉しさと
切なさとが

混じった ....
明日にはどうなるか
わからない世界に
生きている


活きていきたい
無駄にはしない


今日の空
今日の風
今日の夢


今日の君
今日の僕



大切 ....
近くて遠いあなたの背中

手を伸ばせばすぐそこにあるのに

触れることが出来なくて


しっとりと響くあなたの声

私の中を反響して心振るわせる


愛しさは戸惑いとなって
 ....
卓上の玉葱の芽は日日伸びて
七本の青き葱となりゆく
泣いているのですか
どうして泣いているのですか
理由もわからないのですか
笑おうとは思わないのですか

醜い泣き顔も
醜い笑顔も
わたしは見たくありません

それでも
笑うことしか ....
さようなら

さようなら、

空を

じっと

眺めている

百千万の兵隊が

降り注いでいる

擦り鉢状のせいめいに

朝が、

手渡されている

擦り潰すの ....
ボケも受け入れて
昼食べてないと
言われれば
まあお茶でもと言い

恥も外聞も捨て
がっぷりよつで
カッコも気にせず
柔軟に対応する

お年寄りの求めるものも
最終的には愛情です ....
いもうとを  見つけた
薄紅色のあじさいに架かる蜘蛛の巣に
囚われて 泣いて

いもうとを  見つけた
砂まじりの南風に吹き舞わされて
囚われて 叫んで

やあ ....
昨日 兄が景色をねじ切ったから
今日はもう景色はない

昨日 父が空を 落としたから
今日は見上げても空はない


しかし
相変わらず
今朝も
通勤列車は混んでいる


嗚呼 ....
                 ―健二に





包丁一本さらしに巻いて
君は西洋にやってきた
言葉なんて何にも知らないのに
義理人情
いろんな人を愛し 愛 ....
古い家の
納戸の隅とか仏壇とかに
小さな暗やみがいっぱいあったけれど
おばあさんがいつも座っていた
土間につづく台所にも
深い暗やみがあった

その暗がりに何があったのか
覗いたことも ....
ふりむいてくれたらいいのに五月晴れ困難さえも愛道しるべ 泣いて泣いてただ泣きじゃくって
目を腫らし鼻先赤くなんてして

泣き疲れ ふと夜空を見上げれば
そこには月だけが輝いてるから
僕はまた 泣いた


静寂だけが包み込む世界で
 ....
夕闇に
小鳥が影を落とす頃
灯りが灯り始める
家々
 
眠たげに瞬いては
輝くその灯りに
吸い込まれるかのように
人々は
家へと足を向ける
 
 
灯りに向かって
話しかけて ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
浮雲- 秋桜自由詩9*07-7-7
きしむ音- ふるる未詩・独白11*07-7-7
相談があるの- ふるる川柳11*07-7-7
静寂- ふるる自由詩1007-7-7
洗浄- ふるる自由詩807-7-7
月の裏側- 悠詩自由詩18*07-7-7
七夕(スペシャルバージョン)- ペポパン ...自由詩8*07-7-7
七夕- 山中 烏 ...自由詩9*07-7-7
八月の輪郭- 水町綜助自由詩2807-7-7
7月7日_雨- 北大路京 ...未詩・独白7*07-7-7
天の川- ロカニク ...自由詩5*07-7-7
やさしさの降る夜に- いすず自由詩4*07-7-7
CHE.R.RY(不完全版3)- 円谷一自由詩2*07-7-7
茶人と将軍_- 服部 剛自由詩1*07-7-7
ヒメジョオン- 悠詩自由詩9*07-7-7
桃の缶詰- a/t自由詩1407-7-7
七月、今宵。- 深月アヤ自由詩5*07-7-7
一期一会- 秋桜自由詩4*07-7-6
眩暈- ajisai自由詩8*07-7-6
平成十九年六月二十八日- むさこ短歌6*07-7-6
その顔を- 悠詩自由詩6*07-7-6
せかいう- 石田 圭 ...自由詩3307-7-6
OH_MY_FRIEND- ペポパン ...自由詩9*07-7-6
いもうと- 水在らあ ...自由詩22*07-7-6
ふれっくすたいむ- 北大路京 ...未詩・独白6*07-7-6
一途- 水在らあ ...自由詩14*07-7-6
夏は、山の水が澄みわたるので- yo-yo自由詩16*07-7-6
恋道- yoyo短歌407-7-6
蝉時雨- 雨宮優希自由詩9*07-7-6
灯り- 山中 烏 ...自由詩9*07-7-6

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