宇宙 影 愛 隔絶 死 音楽 妄想 幻聴 君
絆創膏の指輪をしながらキーボードを打つ
君に綺麗で儚い想いは届いたかな
千の物語を知っているそうだ
そのエキスを組み合わせて新たな世界を ....
気分が悪い。
人の気持ちがわからない。
今日会った僕よりずっと年が上で
人生の半分以上生きた
名前すら知らない人が気に入らない。
「ひどい男でした。」
(I My ME ME ....
2007/03/14
ぎょうかんが〜
羊羹のような声を出すなよと
文句を言ったら
行間がと
改まった顔をして
三つ指突いて
男のくせに
やけに色っぼい ....
今日、世界が終わるとしても
教えないでいてください
怖いからではありません
やっぱりわたしは
明日の約束をしたい、あなたと
交わされることのない言葉
くちぐせのような夢 ....
彼女が好きなそのカフェにはいつも
雨が降っていた
店内はびしょびしょで
暑くて
植物が生い茂り
肉厚な緑の葉の上で
色とりどりのカエルが跳ねた
極彩色の鳥達が
テーブルの下で睦 ....
おとといの
夕暮れかけた空
君は
夏の底に
沈殿していったきり
西の夕焼けが
音をたてて色あせていく
手のひらの温度を確かめたくて
軽く握ってみても
汗ばんだ夏の終わり
いつだって ....
法律でも たった紙切れ一枚でも
君と一緒になりたいんだ
みどりいろのタネから
ぼくはうまれた
うまれたときから
ぼくにはポケットがあって
そこにはぜんぶが
つまっていたけれど
たいようにこがされたり
あめにしみこまれたり
ほしに ....
エスカレータで夢を見る
ふわふわの風船、逃げられて
いまにも泣きだしそうなおんなの子
ジャンプして捕まえた糸に端の輪をつくり
ひとさし指を通してごらん
これで赤色どこへも行かなくて
....
ひとりの少年が
壁をつたうパイプの上を
猿の手つきでのぼってる
壁の頂で少年は
( 見ざる・言わざる・聞かざる )
のおどけたそぶり
次の瞬間
頂から
両腕ひろ ....
昨日は職場のおばさんの
くどい{ルビ小言=こごと}に嫌気がさして
かけがえのない他の人さえ
土俵の外へうっちゃり
しかめっ面でひとり相撲をしていた
昨晩見た夢のなかで
旧友 ....
太っているなんて
関係ない
背が小さく見えても
関係ない
師匠に良く頑張ってます。
とお墨付き
疲れすぎたら無理しないで
よく休んでください。と。
鼻血を出しながらも
頭が痛 ....
君が見えない不安は
ふわ、と浮いて墜ちる感覚
根付く場所がなくては
あたしは何処にも存在できない
病的な依存
健全なる共生
愛すべきground
道の中を働く
小さな運送屋は
テロリストにはならない
いくら罪を掘っても
累積された女王の愛で
+
見慣れない空から
チラリズム
手紙が届く
忙しい時間帯に
類型の物語は ....
朝の目覚め
夕の眠り
毎日 毎時
小さな『死』を繰り返す
潮が満ち
そして 今
引いてゆく
裸で生まれ 裸で死んでゆく
なあ 君よ!
この世でのカルマ(行為)が
....
今よりもっと
空が高くて
今よりもっと
砂の中に潜む星を
見つけるのが上手だった頃
四歳の幼さで
舌足らずな
Ich liebe dich.
ドイツ原産の弟と話す為に
ひとつ ....
あなたは歩けば誰もが振り向く
クラス一番の優等生なのに
どうしてこんな地味で冴えない
僕と一緒にいてくれるのかな?
背の高いバスケ部のキャプテンもいるし
成績トップの社長息子も ....
その瞳
兎のように
澄みわたり
熱意の炎に
包まれている
泣き腫れた
紅い瞳は
痛いほど
君の想いを
表していた
全身包帯姿の艶やかな君の 心の願いが叶う歌に耳を澄ませるよ
痛々しい 螺旋状に薔薇が巻き付いているようだ
大地の強靱な風が清め対となって上空へ舞い上がる
橄欖色の草原で耳許に髪をかき上げ ....
森の中では詩人達が集まって祭をやっている
皆豪勢な食べ物と酒を呑みながら自分の詩を発表して意見を交わし推敲してもらったりしたりしている
大抵の詩人はドワーフだ 美しい人間の女性の詩人もい ....
消えない過去に
見える今
信じた明日に
雲がかかり
大事なものを
失いかけた
花が枯れ
季節はめぐり
眠りについた
この心
....
とてもまじめに
ないこと と
たいけつしています
わたしなりに
いっぽもひかない
かまえです
でも
ないこと は
とてもみじめに
あわれっぽくて
なぐったり
ののしったり ....
僕はいつも自由な心
青空 雲 そして そう川の流れ
その中には規制はないけど流れがあって
自由ってそういうもの
大人になるってことはその自由を規制して
規制して規制して
空っぽになることだ ....
花びらたちが
月の光を独り占めして
降り注ぐ。
私は自然と顔が綻ぶ。
この胸は旬のごとく熟れていて傷つきやすし白桃以上
肌触れて ただそれだけで熱くなる 傾く心 体が告げる
指許す頬をも許すドミノ倒し カタリカタリ 静かな音で
永遠に交じり合わなくとも ....
いつも 君の欠点を探してみるんだけど
まったく見つからない
あぁ これが 恋なんだろうなぁ
もはやこの世界は荒廃していて
私だけが正しいのだと
私が世界を正しく導くのだと
そんな狂い方をして
私は少年兵団を結成します
何百人もの美しい少年たちを
戦場に向かって行進させます
....
遠く離れて 一人でいるとき
僕が何をしているかと言えば
君と同じように
起きて ご飯を食べて 仕事をして 休んで 勉強をして
ピアノも弾いたりして パソコンにも向かったりしてるのだけれど
....
3月10日に歌った「巣立ちの歌」
たくさんの泣き声の中、わたしは泣かずに最後まで歌った
以来、あの歌がきこえると、涙ぐむわたしがいる
すきな人を見た、最後の日 ....
はるは蝶とささやきあい
なつには蝉とうたいあい
あきはむしとなぐさめあい
ふゆにはみみずと遊びあい
風とは笑顔でダンスしあい
光とはすなおに握手しあい
雨とは ....
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