目をあけるとまた朝が来ていて
それで少しほっとする
何もできないままに
今日はまた終わるかもしれないけれど
どちらを向いても なぜかいつも向かい風

「宿命なのさ」と笑う君

つないだ手さえ「宿命なのさ」と笑う君

向かい風にも ふたりで行こうね
 自分の歌声に酔いしれる黄色い小鳥
 あぁ俺はきっと世界一歌が上手いんだなぁと思った
 黄色い羽もチャーミングだしきっとあのままペットショップにいたら雌にモテモテだったのに
 でもこの歌は飼い主 ....
いつか そう遠くない未来に
あたしはあなたの名字を名乗るようになって
子供みたいなあたし達が 新しい命を育んで
木漏れ日の中にまどろむあなたをそっと包み込んで

そんな 底はかとなく 幸せな ....
小さな海で泳ぐ
大きなこびとが
小さなやかんで湧く
大きな沸騰が
小さな水道から流れる
大きな水圧が
小さな寝息で見る
大きな夢が
眠りながらこの今も
見た目に小さく
ひそやかに大 ....
誰かを好きになって
結婚して
こどもを産んで

ごく自然ななりゆき
なんだけど
それを人間らしさと言えるのだろうか

赤ちゃんを抱いた
お母さん
しあわせそうに見えるけど

割 ....
どれだけ人を愛したら 同じ分戻るのか
見返り求め 泣いてみても 空しくて
解ってても救われず 自分を信じられず Everyday〜Everytime

いつでも単調な日々に 温もりを求めている ....
   一  アンタレス disk1


君と夜の海辺を散歩していた、
はずなのにいつのまにか
空を歩いていた

頭上に、海
でも今日はよく晴れていたから
涙の一滴も落ちなくて ....
私は暗い地面の中にいた

じめじめとして音もなく何も感じない

自分という人間の存在すら分からない

生きているのか死んでいるのか

そんな簡単な事すら実感できずにいる


闇の ....
 ひどく僕の指先が透明になる気がした


 記憶の中の君は後ろ姿ばかりで
 どんな表情だったかも思い出せない
 ぼくは少しぬるくなったコーヒーを飲みながら
 君がいつ帰ってくるのか、こっそ ....
素潜りで
{ルビ鮑=あわび}を密漁する


丹後半島の
夜明け


海で生まれた太陽と
山に入る月の夢、
肩がこる


髭の男が少年や
座礁した五月


白身のま ....
夏祭り 寄り添うふたりで 誓い合う 永遠、、、
そんなこと 夢に描いてた 憧れを 胸に抱いてた

   瞼に焼き付いた 君の笑顔は セピア色に見え ....
1997
ひらいているのか
ひらいてないのか
ラムネの瓶から転がりだした目で
すべての皮膚が内側からはちきれて
剥かれた/剥いた
滲む赤い体で
そのひとつの透明な血袋が
なににも触れな ....
眠い
体はボロボロ
疲れ果てる
毎日遊ばない

仕事が次から次へと
入ってくる
餃子スープ
いらんかね?

夢と希望と七星テントウ
勝手にやって来て
勝手に去って行く
人に愛 ....
噴水の仕組みがわからないから
それはもうじっと見ているしかできなかった
一定の水が噴水の中にはあって
それがどこかで汲み上げられて
吹き上げられている
そして落ちて回る
それくらいはわかる ....
ちょうど そのあたり
アンドロメダ星雲が巡らす 圧

頭蓋の上で
鈍く 光り 渦巻く
髪の毛の 微細な一本一本が逆立ち
体が 透けて 軽くなり
小鳥のようにさえずりながら 空を切る

 ....
終電前の 
人もまばらなラーメン屋  

少し狭いテーブルの向こうに 
きゅっ と閉じた唇が 
うれしそうな音をたて 
幾すじもの麺をすいこむにつれ 
僕のこころもすいこまれそう 

 ....
毎日同じ時間 ともに過ごしてきたけど
離ればなれに なっちゃうんだね

いつまでも みんなと 騒いでいたいけど
そういうわけに いかないね

 ....
三丁目のタバコ屋さんの向かいの家に
春のはじめに女の子が遊びに来ました

少女はギターを抱えて 切なく響く歌声で
僕を幻想の世界へ つれていきます

三丁目のタバコ屋さんの向かいの家で
 ....
・・ミレニアムの東雲に囁く・・

暁の雲はUFOではないです
七色にへんげする夢の古里です

曙の光はレーザーではないです
金色に映えるウラノスの後光です

そして ニンゲンも
宇宙 ....
我らは 語るべきだ
海潮の輝き
午後のけだるい 陽光を

夜は 底で 眠り
目覚めの朝露は打ち震えると知っている

我ら 踊る 身も心も捧げて
熱狂は 明日を作る
汗は額を流れ
濡 ....
見えるもの

見えないもの

触れるもの

触れないもの

形の無いものを愛してしまうのは

愛にも形が無いから



ここにいる

わた ....
部屋のいたるところが
軋むほどに 精神を集中し 観る

カンブリアの石化は どこへ
アンモナイトを見送り どこへ

羊歯を茂らせ 三葉虫の明滅に
石炭石油へのメタモルフォーゼに酔う
愚 ....
Ser immortal es baladi;
menos el hombre, todas las criaturas lo son, pues ignoran la muerte;
lo  ....
 1ヶ月のうち15日まで寝ないで働いて後はずっと眠っている
 この社会の生き物達はみんなそうだ
 しかし中には真逆の生活をして悪さを働く者もいる
 その為に警察は悪さを働く者と同じような生活をし ....
最初は同じだった

間違えたわけじゃない
自然すぎるぐらい自然な流れ

少しの違いは溝を深めて
見下すようになる
それが規則だとでもいうように


生きものに動物も人間も入っていた ....
日々言の葉について考えている
それは認知不可能な私の脳を
記号化する行為
それに比べて
ああ なんてこの世は交換可能なのだ!
(対象を切り取ることで付加価値がつく)


私の魂の慟哭と ....
部屋のいたるところが
軋むほどに 精神を集中して 観る

カンブリアの石化は どこへ
アンモナイトを見送り

羊歯を茂らせ 
石炭石油のメタモルフォーゼに酔う
愚なる 夢見がちな 大地 ....
ああ、ぼくらの恋、なんてのは
もう風車だ
風車
五月の風に、さ
混ざり合ってもいつか
止まって
色は、分かれて
瓦屋根白黒雨粒てんてんてん

夕立のみぞおち満たす涙かな

右折してまた右折右折片思い

山消ゆる入梅とともに君までも

紫陽花の涙雨に浮かぶ薄紫

窓ガラス雨だれ落ちては指で追い
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
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