僕達の住む星
 地球
 思惑の違う者どうし
 ひしめき合っている

 産まれてきたときは皆一人
 死ぬときも 
 また一人

 限りない選択肢を神様から頂いた
 だからって何をし ....
あさがくる。
わたしはかがんだ姿勢で、静かに息をのむ。

空からおとされた、その夢から覚めきらず、
湖の底から、
裂けた形をした空を見上げる。
藻にからまり、
わたしは力なく、湖面をあお ....
外ではもう夜が始まっていました。

部屋の中に滑り込んで来た夜に
気づかないでいると昨日から抜け出せなくなるようで、私は
決まってひとりベッドに腰掛け
何色ともわからないカーテンを手繰り寄せ ....
因果応報ってあるでしょ。
アタシの今の姿が前世の報いだとしたら
アタシの前世はきっと絶世の美女だったにちがいない
で、寄って来る数多のオトコを食いものにして
ずいぶん泣かせたんだろうな ....
夜道を一人歩いていた 
道の先に立つ街灯が 
{ルビ辺=あた}りをほの白く照らしていた 

街灯の細い柱に{ルビ凭=もた}れると
地面に伸びる
薄ら{ルビ哂=わら}いを浮かべた 
私の影 ....
 夜の静寂にポツリと咲いた
 一輪の花
 決して不満や愚痴をこばさず
 欲ももたず
 雨にも負けず 
 嵐にもまけず

 時間の貨物列車に運ばれ
 現実と夢の世界に
 揺れ動く僕の心 ....
生きながら魂となり
死してなお人を愛する

その心は
千年の時を超えて
今も誰かの命に宿る

今宵も
妖しく燃え立つは
情念の炎の
ふたつ みっつ
どこから生まれてきたの
遠い遠い山のてっぺんに咲く
あの花の花粉がここまで飛んで来て
この胸に咲かせたの?
いや、
もう私が書かなくてもねえ
素敵な書き手の方はゴマンといますね
じゃあやめるわ
読むだけにするわ
と思うときは沢山あるですよ
あるですよってどうよ
けど、
そういう時に限ってなん ....
今夜 私には 
逢いにゆく人がいない 

孤独な夜の散歩者は
アスファルトに響く雨唄と 
ビニール傘に滴る雨垂れの 
二重奏に身を浸しながら 
果て無い雨の夜道を{ルビ彷徨=さまよ}う  ....
 太陽の日差しが
 風に乗って運ばれる雲に
 遮られるように
 この気持ちも
 貴方には届かないんだね

 宇治川に浮かぶ中之島
 風はまだ冷たく頬を撫でる
 二人で寿司詰めをほおばっ ....
ビーカーに水を入れ
アルコールランプを点けた
みるみる沸いた

何が実験だ
湯を沸かしているだけじゃないか
そう思った理科の時間

それからだって
今日だって
数え切れないほど
 ....
 この空間を
 時間が静かな音をたてて
 崩れていく

 なにもない 
 
 なにもない

 僕は身体が空になり
 想念だけの存在になる

 ただ想うのは
 月を追いかけること ....
岬の先の夕暮れ
小さな星を示して
十光年離れているから
あれは十年前の光だ
と、言う君は
教科書のようだ

でも今見えている星は
そのまま今
の、{ルビ一番星=シリウス}

足摺 ....
もう見えない昨日の太陽

もう見えない昨日の満月

もう見えない昨日の夕陽

もう見えない小さい頃の思い出

もう見えない君の笑顔

もう見えない世界の裏側

もう見えない僕の ....
雨降りのあと

新緑の疎水沿いを歩いた

みずみずしい大気

新緑の香

緑という色彩の香

青臭そうな新緑の葉っぱが

大御所の老木を包む

老木は知っている

世 ....
あなたがいつか

いつかいなくなってしまうなら

いっそあたしの前に現れてくれなければよかったのに

と思えば救われる気がして

あたしが? いいえ、あなたが 
夏を知らせに
来たんだよ

始まりは
白だったかな

密の味は
甘かったかな
 ぽつんと一人ワンルームマンション
 猫を2匹飼う

 飼いならされた僕の情熱
 
 放たれない恋の微熱


 遠くまで 遠くまで

 届いているのか僕の声

 虚しい時間 ....
うちの紫陽花は
空に恋したスカイブルー
緑濃くなる毎日に
徐々に徐々に青ざめていく
雨にけぶる緑に
空が忘れないでと
呟いていくの
 悪夢に襲われ呆然といる僕
 外ははなまるの晴天

 しめった心を日向干しようと
 公園まで足を引きずりながら
 出かけた

 サラサラ髪の坊やは 
 季節に波乗りサーフィン

  ....
夜に、わたしは 
はしたないほど口を開けますから 
どうぞそこから私の中に 
入っておいでなさい
 
内側から私を喰い尽くして 
やがて空洞になった私の躰は 
それでもまだぬるま湯ほ ....
 灰色の空は低く今にも泣き出しそう
 紅の夜へと向かう電車

 平日の午後七時
 皆は疲れ顔

 穏やかに欲求が満たされる日々を夢見て
 雑踏に紛れて運ばれる

 心の熱は冷めて瞳は ....
来月はお誕生日があるからとアルバイトの日少なめにする

引っ越したことを忘れて志木駅で降りようとしたバイトの帰り

授業中私の前の席の子は一生懸命スーパーマリオ

しんとした教室の中響きた ....
あなたが僕の夢に現れなくなって
ひと時が経ちます
幾度あなたの御姿が
僕を切なくさせたでしょう

僕の思い描くあなたの像が
西から東へと傾き
照れたように笑っています

お母さん
 ....
進めどこまでも

限りない空に向かって

虹を掴むためには

どうすればいいの?

誰か僕を導いてくれ

動き出した隙間風を使って

舞い飛ぶ

指先に感じる思いが絡まって ....
もう嫌だガーターベルト殴り捨てひじょうかいだん3段目飛ぶ



ザラザラの苺飴玉もらったら舐めたらいまから忘れてやるから



イバラ姫口をつぐんだきれえな娘バスはアラシの真ん中を行く ....
何度でも愛しているとくり返す
    雨打つ窓にムスカリ蒼く
 灰色の空が重くのしかかる
 ため息の午後

 プライド 劣等感 トラウマ

 そんなものに囲まれてる
 冷たい壁に囲まれている

 自分が変れば
 周りも変る

 墜落して ....
レインコートを身にまとい
土砂降りの朝をゆく
雨の
一粒一粒は
私の中に入ろうとして

もがく
流れる
つたって落ちる

あなたは
ていねいになぞってくれた
私の中に入ろうとし ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
踊ろう- 山崎 風 ...自由詩3*06-5-29
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夜の散歩者_〜_反射鏡を探して_〜- 服部 剛自由詩24*06-5-26
いにしえ- 山崎 風 ...自由詩5*06-5-26
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