「反対の階段下で待っています」
あなたの胸に蝶々が降りる



右耳に雫が一つ落ちるから、ワインのコルクは赤く染まる


幸せを謳う詩ならどこまでも響くものだと信じてたけど


 ....
ささやかな我が家は
海風を松林がさえぎる
小さなキャンプ場に
僕と君の子供の手で建てた

細引きはしっかり引っ張ってとか
ペグは斜めに打ち込んでとか
入り口の向きの決め方とか
寝心地の ....
  あなたのまえでわ あたしはうさぎ

  どんなちいさなひとことだって

  このミミにびんかんにひびいてしまうから

  きずついたり しあわせだったり

  おちこんだり ....
プレハブの 
休憩室の入り口に 
日中の仕事で汚れた作業着が 
洗ってハンガーにかけてある 

ドアの上から照らす電球の 
茶色いひかりにそめられて 
干されたまま 
夜風にゆられる作 ....
過ぎ去りし
思い出を
風が運ぶ
急ぎ足の
春を乗せて
‐  
斜影に射した
春の日差しが
匂い立つ華の香りを
引き立てる
‐  
田の畦に咲く
タンポポの
黄色に
命輝 ....
戦争を終わらせていく
疲れた瞼を押してでも洗った
展望を転がしてでも
果たさなければならないことを
鼓動で作り上げた

不意に浅く刺さってくるものと対峙する
埃を拾い集めている
子供た ....
いつも暖かい心でいられるのは 難しいね
逢えない時間が長いと 切なさが積もっていくよ

魔法が解けていく 儚さを知っている
僕らの想いは 同じような色だろう

  今の僕らに大事なのは 信 ....
暗闇に目が慣れた頃見えてくる何万匹ものヒツジの群れが

専属のスタイリストが欲しいです あなたとデートの日はいつも

会ってすぐ「ラブホに行こう」と言う君が清々しくて妙に愛しい

好 ....
何かが芽吹き
何かが産れる
何かが始まる
何かが動いた

魔法使いの呪文
水玉模様の服装
地を這ううなり声
そこはもう別天地

競い合うのは
もう止めよう
自分のペースでいい
 ....
プロフィール読んだら
すごく嫌いなタイプだけれど
言葉の使い方が上手いんで
ポイントあげます

いままで
まったく
こっちの作品には
ポイントを入れてくれてないけれど
描かれてる情景 ....
家がある
物がある
食べる物がある
楽器もある

思想がある
知識がある
道徳がある
自由もある

夢がある
希望がある
未来がある
命もある

家族がいる
友だちがい ....
幸せが溢れて零れていく

でも拭かなくていいの

きっと蒸発したら

また幸せな空間にしてくれるから
たったひとつの言葉を抱えて
俺たちは生まれてきたんだ
でも最初にリンゴをかじった日から
あんまり月日が流れていって
別れ別れになって俺たちは、忘れていった

それからどれだけ俺たちは独りで ....
 
 
あいねがい
 
たえぬこころも
 
なくなくと
 
さらにながるる
 
みずからそらへ
 
 
 僕は毎週土曜日に君の家に行くことになった
 交通手段はバス 季節は感じない
 途方もないほどの時間をかけてバス停に着く
 それから記憶にきちんと刻まれた君の家の道のりを行く
 君の家に着くと ....
     はるのひなたのタンポポみたいに

     ぱっとわらったキミのもとには

     しあわせはこぶ きいろいチョウチョが

     ひらひらと ひらひらと

   ....
   1
春一番がやってきても
私は寒さで震えてる

桜の花が咲いたけど
やっぱり吹雪が吹き荒れる

土筆が顔を出したけど
蕗の薹すら眠ってる

つばめが海を越えたけど
未だ雁が ....
ただの憧れだけだったなら どんなに楽だろう
数歩先を歩く後ろ姿 顔なんか見えなくたって
笑っているのがわかる 距離

目分量で注いだ優しさ 芽吹く日が来るのはわかっていた
君の心と 僕の心を ....
沼に霧 立ち込める

そのように
寂しげな 繁華街の一角は
その 二階まで湿った汚泥
感情のむせび泣く 湿潤に覆われ

時は初夏
汚泥の沼に白蓮 
救世の観音
その華に座す

 ....
 睡眠導入剤 入手
「 眠れないときがあるの!」

 私と貴方の境界線
 もう一度引き直して。

 私と貴方の拙い距離感
 もう一度 壊して。
今日の風は西から湿り気と
憂鬱の温度を運んで
まだ頑ななガクアジサイの毬に
青、を少しずつ与える

日増しに色濃いぼんぼりを灯して
夏空の予感を語るのは
滲む青と翠と


傘の冷た ....
オレンジの夕焼けを背景に
寄り添う
小鳥のような
高校生の恋人達は
帰り道
逆光でシルエットになり
まるでひとつの
宇宙になった

確かに繋がった
純粋な手を
誰に引き離す権利な ....
君の声は依存性が強い なかなか電話を切れない

長い時間 話を聞きたい わたしから電話を切れない

 会いたい 逢いたい 合いたい
 アイタイ アイタイ アイタイ

 あいたい あいたい ....
雨が降ると
花は喜ぶのだろう
ごはんだね、ごはんだよ

日向がはじまると
猫は喜ぶのだろう
暖かいね、暖かいよ

空が広いと
鳥は喜ぶのだろう
気持ち良いね、気持ち良いよ

水 ....
雨の日は泣こう
晴れの日は笑おう
雷の日は怒ろう
曇りの日はため息

シャボン玉吹いて
ロウセキで絵を描いて
野球して
三振して

ウグイを釣って
猫に食べられ
クーラーの下
 ....
五月のかぜを渡るとき
遠いひかりは
よみがえる

あおたちの名の
車輪のなかで
一斉に
いま
みどりはかえる
日にかわる


 かじかむばかりの
 指だったのに
 いつ ....
 星空を君と見たい
 月が嫌いだから月のない夜に
 空が澄んでいて雲が確実に動く
 魔法使いが箒に乗って空を過ぎりそうで
 冬だけどこのまま眠ってしまいそうで
 君が横にいることがとても幸せ ....
庭の土を耕して
人差し指で穴を掘り
ヒマワリの種を植えたのが五月

まいにち
土の湿り具合に神経を尖らせ
やがて
いくつかの芽が出ると
お気に入りの芽を一つ残して
あとは全部引っこ抜 ....
君思ふわが名流るる滝つ瀬の
   はやき心をたれか止むらむ

紅の色に夏の葉かくす{ルビ山躑躅=やまつつじ}
   いでやかなしき人をぞみゆる

こころありや宵待草にあさつゆを
   ....
いちたすいちは
にじゃないと答えたら
みんなに笑われた
でも
美術の先生だけは頷いてくれて
スケッチに出かけた
あの丘の上から
故郷の青空をいつまでも眺めていた

ずっと憧れていたこ ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あさきゆめみし、知らない街で- 士狼(銀)短歌8*07-5-30
キャンプ場の我が家で帰りを待つ- たりぽん ...自由詩13*07-5-30
恋するうさぎちゃん- a/t自由詩407-5-30
夜ノ電球_- 服部 剛自由詩15*07-5-29
風想- 彌月自由詩4*07-5-29
決着- ロカニク ...自由詩2*07-5-29
寝起きの悪い2人- 北大路京 ...自由詩10*07-5-29
こぼれおちるもの(其の三)- 快晴短歌5*07-5-29
- ペポパン ...自由詩7*07-5-29
ポイントあげます- 北大路京 ...未詩・独白72+*07-5-29
世界- 麻生ゆり自由詩4*07-5-29
記念日- 優羽自由詩6*07-5-29
アン_アップル- 雨宮 之 ...自由詩4*07-5-29
人恋し- 秋桜短歌6*07-5-29
君を愛することによって- はじめ自由詩6*07-5-29
しあわせのきいろいチョウチョ- a/t自由詩507-5-28
春よ来い- 麻生ゆり自由詩6*07-5-28
ふたり- 蒼穹自由詩10*07-5-28
大白蓮- アハウ自由詩807-5-28
眠れぬ夜には- 灯和未詩・独白407-5-28
夏までの波- 銀猫自由詩21*07-5-28
幸せの風景- 小原あき自由詩9*07-5-28
好き、君の声- 北大路京 ...自由詩6*07-5-28
相思相愛の宇宙- 小原あき自由詩13*07-5-28
今日は天気?- ペポパン ...自由詩8*07-5-28
面影- 千波 一 ...自由詩30*07-5-28
愛する者達へ- はじめ自由詩5*07-5-28
バス停- Tsu-Yo自由詩1307-5-28
恋夏草(れんげそう)_______■古語の宴参加作品■- Rin K短歌28*07-5-28
いちたすいち- 恋月 ぴ ...自由詩42*07-5-27

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