2007/03/06


夾竹桃の種を飲む
噛んだら苦くて吐き出した

夾竹桃の花びらが
笑うように霞んでる
花の咲かない室内に
苦くて渋い種を播く

 ....
僕は初めて買ってもらった画用紙に
 
花を描いた
 
一生懸命
描いた
 
けれども
クレヨンがないから
色を塗れない
 
 
「この花、何色だろう」 
 
 
道をせか ....
恋に落ちるって こんな気持ちだったっけ?
もしかして 初めての想い

 カラダ全ての細胞が変わったようです

あいつと別れて 泣いた夜も
貴女との出逢いのためと 今は思える 
何 ....
花かんむり
シロツメクサの匂い

透明色
ソーダ水の水面の波紋

むせ返る夏を
不器用に泳いで
よろめいた夕暮れ時に涙

びーだま、の

陽炎のアスファルトで
かなしい音を立 ....
ああ。やっぱしね
唐組のエンディングって
こうじゃなくっちゃ
唐組第38回公演「透明人間」千秋楽
ぽっかりと開いた夜の闇に
石灯籠の怪しい灯火
唐さんのおはこだよね
花園神社でも鬼子母神 ....
うまれるまえに
だれだったかなんて
どうでもいいよ

うまれかわって
どうなるかなんて
しらなくてもいいよ

まっすぐまよわず
あるけなくても

きちんとじかんを
つみあげられ ....
朝焼けた空に 名前をつけてみて

産まれたばかりの「今日」が高く泣いて

真っ赤に腫らした ひとつきりの瞳


泣き疲れた「今日」の 幼い手をひいて

ほら、こっちだよって
 ....
考えることによって
悩むことによって
答えは見つかる。
何かを得たいと思うのなら
意識すればいい。
当たり前という無意識をやめたらいい。
甲羅のうしろを
かきかきすると
どうしてお尻を
ふりふりするの

気持ちが
いいのかわるいのか
君のことばが
わからない
香り立つようなあなたの薄桃色のその頬を
ほろほろと熱い涙がゆく
自身のためでなく誰かのためを思って


ああ
この世にそんな涙があったのですね
本当は逃げてるンだ
君の優しさに甘えながら
一定の距離をおいてしか
心を許すことをしない

ごめんね
今の私には
余裕なんかないから
君の期待に
応えられないンだ
うまくいえない気持ちに
怯えてる
関係のないオトばかり
溢れてる この街で

つながれたままの
コトバたちと
冷たくなったままの
この指先と

この心に うたを灯そう
君にも届け ....
愛しい ひとの
少し あとを 歩く
街灯の下

あなたの 影に
影を 添わせる

影は時計の針

長針は あなた
短針は わたし

重なって

時は 12時。

わたし ....
せめて夢のなかくらい
思い通りにならないか

閉じた扉
切れたワイヤー
エレベーターで落ちていく夢を
いくども 見た

地上に衝突する瞬間の
痛みは思い出せない
もぎ取られた浅い眠 ....
なかなか進まない僕の中に

迫り狂う時計の音は ・・・・


カチッ カチッ カチッ・・・


何故そんなに僕を焦らすの?


進めないもどかしさは イライラの素


そん ....
 真珠みたいな星達は何を見ているのだろう
 世界中の人々が僕から逃げているような気がする
 時の渦に巻き込まれていって
 この街には静寂さが欲しい
 今ちょうど暗闇が街を覆っているところだ
 ....
 静寂が怖い
真剣に耳を澄ましてみるとキーンという耳鳴りだけが聞こえてくる
 不気味なほどの静寂さ
 死神が造り出しているに違いない
 鎌を研いで僕を手招きしているのかもしれない
 さ ....
 一生かけても到達できないであろうA・ランボーの詩
 僕は今高い壁をよじ登っている
 鳥羽色の荒くもろい壁
 ランボーの詩に比べたら他の詩など平凡だ
 僕の詩も然り
 一生をかけてランボーの ....
夜空を駆け抜ける流れ星は
一瞬で消えてしまうけど
人々の心に夢を与える

人間は宇宙の広さと比べたら
ちっぽけな存在かもしれないけど
苦しみながらもがきながら
自分だけの光を ....
隔たりを埋めるために

どこまでもどこまでも下ってやるんだと思っている

今数々の生き物たちと別れを告げて

新しい出会いと別れという

いわゆるお涙頂戴を繰り返しながら

たまに ....
疲れて仰向けになって空を見上げると
手を伸ばせばいつでも届く距離
涙を私にぽたりと垂らしながら
あなたは両手を広げて私を力いっぱい抱き締める

足枷は貴方の優しさと弱さ
私は逃げてもその足 ....
春へと続く回廊は
まだ細くて
差し込む光に
白く歪んでいる
三月は
足裏を流れる砂の速さで
大切なものを{ルビ攫=さら}っては
あやふやなものばかりを
残してゆく


  いくつ ....
卵から孵った夢の中
僕はアリスとお茶会へ
双子とダンスを踊ったら
女王様とクローケーをしよう

にやにや笑いの猫ちゃんと
バタつきパンの蝶を追いかけ
うさぎの穴に飛び込めば
グリフォン ....
やわらかいタオル
気持ちの良い布団
手を広げ倒れ込む
信じていたものを

隣りに座り
そっと囁き
そっと口付
手を取りて

お願い話を聞いて
お願い涙を拭いて
お願い私を抱いて ....
よみがえる言葉を
踏みしめながら
いつの季節もささやかに鳴り


 のびゆくはずが
 逃げてゆけないものへと
 落ち着いてしまった

 あたらしく
 おとを試して、
 更 ....
              2002/02/05
だめだ!だめだ、だめた!
絶対にダメだ!
どんなに懇願しようが許さねえ
たとえ明日地球が無くなるとしても
娘はやれねえ。

だめだ! ....
午後の教室
一番後ろの席で
眠りとの間に揺れていると
ずっと遠くの方に喧騒が消えていく
穏やかに舞う埃が
知らない間に袖に張り付いて
一緒になって光合成していた
金曜の午後

ノート ....
夕陽をあびる 
丹沢の山々に囲まれた 
静かな街の坂道を 
バスは上る 

時々友の家で 
深夜まで語らう
( 詩ノ心 ) 

午前三時 
友の部屋を出て
秒針の音が聞こえる部屋 ....
きっと みんな わかってる

僕は なにも凄くない

僕を動かす 君が凄いんだ



最初から解ってた


僕が

君に

勝てるわけがないんだ


うにょん  ....
想いをどこに

隠しましょう。

影が色付く

夕刻に

私はほんのり

頬染める。
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