気持ちのいい場所で

気持ちのいい格好で

吹かれていたい

風に

ただ、風に
寄りかかった柱の
  きずあとを指でなぞる

地面すれすれまで
  しおたれた こいの
    恨めしげな ギョロ目
      ソヨともなびかず

すみきった あおは
   ....
なまえなんか
どうだっていいのだと
その人は言った
なんと呼ばれたって
腹の中は見えている
なまえなんか
どう言われたって
かまわない

佃煮色の髪をなびかせた
神の化身と呼ばれた ....
一 

仕事から帰ると 
僕の机の上に本の入った封筒が置かれていた 
裏に書かれた名前を見ると
{ルビ一昨日=おととい}「 周作クラブ 」の会場を探し歩く僕に * 1 
「 〜ホテルは何処 ....
 読んでください
 あなたが読んでくれないと詩になりません

  読んでくれてるんですね
 
  
 ありがとうございます

 お礼に言葉を紡ぎます
 
 
 良き日よ訪れよ
 ....
ひとはみな
さみしいひと、なのです
おんなのひとは
心の慰みに 明るい色と楽しい柄で爪を華やがせ
さみしい心が賑やかになった気に なりたいのです
埋まらない心の物悲しさを知って ....
「何を見ているの」と訊いたら、
「夜を見ているの」と君が答えるので、

「今日の夜は綺麗かい」と訊いたら、
「明日の夜より綺麗よ」と君は投げ遣りに言った。

 月の昇る方角なんて知らなくて ....
アスファルトから突きだして

咲いていたタンポポが

とてもちからずよく見えた

僕らが作る未来は

僕らにまかされている

僕たち次第で未来は変わる

心はそうつなが ....
 

 昨晩の友人とその妻きたりて
 私と妻と4人で囲む団欒に
 花も喜び猫は寝たふり

 お日様が玄関口までやってきた
 ポカポカポカポカ
 うれしいな
 ワクワクするな

  ....
遠い
いつになく
ほそく笑む
青ざめている唇に
小指で すっと紅をさす
星は 、
籠の小鳥と目が合った
さみしい というわけではないけれど
痛むのはなぜ
こんなにも嬉しい朝なのに震え ....
 ふうせんに様様な想いをつめた
 この手ににぎりしめ
 今青白い朝やけの中に放つ

 いずれ誰かが見つけるだろう
 この想い届いたらいいなぁ

 時の流れは天使の人形に
 降り積っ ....
   水見える能力

ある晴れた日の空の下
干したばかりの洗濯物の
内包された水溜りを
始めて見たのは 何時の事やら


いくつもの柔らかな固まりは
それから数時間かけて
風に ....
 ホー 
 ホー 
 ホー

 梟が森のみんなに子守り歌

 安らかな慰めの夜は
 生きることを勇気づける

 長く眠れない日が続き
 約束を破った後悔の響き
 それでも季節は煌 ....
横顔しかない女の人が
土木事務所の壁に
縦書きの落書きをしている

ビニル袋いっぱいに
梯子を詰め込み
狭い路地を走る子供
その影の跡を
母親が掃除しながら
やはり走る

隣 ....
高村さん お元気ですか! お忙しいんですか!
しばらく書き込みがないから 案じてます
猫目石さんもエールを送っておられますよ

私たちには春4月は多忙な季節です
人類は好き勝手に忙しがってま ....
ここはどこだい?

僕は自分自身に尋ねる

訳も分からず僕は歩き出した

不安で満ちた

道のりの過ちに気づかずに

いろんな種類の悲しみが滴になって

バケツをひっくり返した ....
桜並木の通学路
秋風そよぐ渡り廊下
あたしはきみからかくれんぼ

リボンの端をひらひらと
切なく揺らし 息 止める

遅れて曲がる影にさえ
見つけて とすら 言えないで

ひとり遊 ....
先週教室のみんなで飼っていた「リス」が死んだ
死んだというか「窓」から逃げたのだ
クルミを食べるときに動くほっぺや小さな歯
かごの中を走ったりしているときの爪のかりかりする音
たいそう人気者の ....
うたがすき わたしは やっぱり 歌が すき テクテク歩くの 歩いて いくの 。

歩いても とどかないなら いっそのこと 回り道して スキップ するよ 。

回り道 道草 食った あのひとの  ....
  もうちょっと
  眠らせて
  楽しい夢の余韻を味わっていたいの

 彼女はそう言って静かに瞳を閉じ
 しばらくして頭から布団をかぶった

 鏡のない部屋にぷつりと残された僕は
  ....
傲慢なアロエが花開き
狼煙が上がれば
いけないものが
ひとつ ふたつ みっつ
投げ入れられた天然の業火によって
焼却され始める
炉の中で 
いけないものは
極上の白く澄んだ水晶の球に
 ....
白鳥が悲しい最後の鳴き声をあげて飛び立つ、
夕暮れの鮮烈ないのちの地平線が、
赤いインクで跡形も無く修正されてゆく。
絶えず流れ出ている蒸留水の蛇口に、
コップを置いて眺めても、
決して溢れ ....
遙かなる 雲 待ちわびて 待ちぼうけ おそらに 浮かぶ ゆうやけの くも 

くじらぐも 昔 しょくした 給食の 小学校の おにぎり 饅頭 。

鰯雲 夕焼け空に 振り返り 今日一日は あなた ....
それでもわたしは生きていたのでもぞもぞとまた高校生になりまた中學生に戻った。中學でサークルに通いバイトにもいった。バイトの先は武者地獄。中学生にはきつすぎた。いよいよ中学も卒業の頃急に高校にいくことに .... 中学生だったわたしはパターン化によるパターンに伴い大きく周りのパターンから外れひとりパターンを形成していった。わたしが形成したパターンはいつの時代かまた人々がまた同じ鉄を鉄として踏んでしまうのだろうか .... わたしは中學ぐらいから病気だった。理由は訳はない。よくあるパターンがパターンに重なりパターンを形成していったのだと想う。パターンをパターンとして分析複合していっても結局パターンにしかならないのでパター .... 嬉しい時も
悲しい時も
ずっと見上げてきた 空

空を見上げてると どこへでも行ける気がする
空を見上げてると なんだかわくわくする
空を見上げてると 心が真っ直ぐになれる

ぽっかり ....
 嵐の去った大地に
 若い芽が顔を出す

 その生命
 その希望

 絶えることなく続く命のバトンリレー
 僕達もそのサークルの中で生きている

 さぁ 手を伸ばせ
 さぁ 心 ....
昨日までいた僕らの記憶がなくなった

曇った心にしずくが落ちた

この僕は消えない

夢と違う道を歩いていたのは僕だけ

いつでも帰れる距離だったのに

だんだん小さくなりやがて見 ....
 わたし わたし!

私は わたし わたしは!と
主張したがる 私なのだが
わたしは 小さく わたしは 未熟な
ただの土くれ
それに過ぎない

私は わたし わたしは!と
叫んでいた ....
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