近付きすぎない方がいい
傷付けてしまうから
当てにしてしまうから

裏側は見せない方がいい
幻滅させてしまうから
夢を壊してしまうから

輝きすぎない方がいい
私が目立 ....
滅んでゆく地球
エントロピーは増大し
全てが歯止めが効かず
めちゃくちゃになる

地球は泣いている
森の毛は抜け落ち
ハゲ頭になる
物が循環しない

負のフィードバックは消え
正 ....
●【interviewer】--------。


「詩ですか。  書いたことないですねぇ。」


●【interviewer】--------。


「私が書いてるのは ....
イーサーになりたいと君が言った
そんなものはないと俺が言った
星、星、と君が言うから空を見れば海だった
水と煙に呼吸があるなら
与えられて/合わさって
灰水の洩れる絶望が
生まれる時の絶望 ....
 輪廻しない世界では君に逢える?
 それまでに僕はなんとしてでも全うに生きていかなければならないんだ
 君は自殺したから地獄道行きかな?
 三界・六道を永遠に輪廻転生し続けていつの日か
 解脱 ....
この黒い塊に火をともせば
星空にくゆる灰色の煙で
ふたり。息苦しくて
思わず咳き込んでしまいそう

エンジンを切った
深夜の車内は。ことさらに寒くて
あなたの手のひらだけが
あたしの温 ....
雨が降っていたから

僕の靴が濡れていたから

間違って踏んじゃった
君の靴のカカトが
汚れてしまったんだ

後ろを俯いて歩く僕は
それが気になって気になって
死ぬほど気になっ ....
忘れてませんか
地球が
人にとって
母なる大地だという事

忘れてませんか
人は
地球に生かされている
という事

忘れてませんか
地球には
人以外の生命体も
住んでいるとい ....
{引用=
かりそめの
さようならに
わたしを
儚い者
と呼ばないでください

宴の余韻に身を任せ
ただこのまま
眠りにつく
しばしの別れ

夢を見る
子供の頃
夢の無かった ....
 皆様今晩は。今日はあなたにとってどんな一日でしたか?僕は昨
日の日記で言い忘れたことがありました。昨日「サンジャックへの
道」を見た後に映画館を出ると、館内から出てきた見ず知らずの人
々が、映 ....
僕らはさみしい子供だから
間違いだらけの夜更けの中で
雨の音を聴いている

最近雨が好きになったのだと
君は言う

明日も雨が降ればいいねと
僕は言う

壊れたテレビを何度でも
 ....
   1


 ・
   ・
  羽虫の亡骸が
 そらに・うかんでる


     ・
   ・

     親指と
    人差・指でつまむ・
   ....
目の前が真っ暗になると
急に不安になって、寂しくなる。

でも

そんなときは泣かずに
前向いて、笑って歩いていこう。

だって

行動しなくちゃ
何も始まらない。
鍵盤の音を確かめるように
ひとつずつボタンを外していく

育ちすぎた夕暮れが息苦しそうに
僕らの仕草に耳を傾けている

一秒がいつでも一秒ではないように
僕らもまた危ういバランスの中で奏 ....
嫁の腹が日に日に膨らんでゆく。
検診に行くたびに倍の生命力で大きくなってゆく。
嫁は四六時中続く気持ち悪さを懸命に我慢している。
風邪を引いてもなるべく薬を飲みたくないという。
嫌いなニンジン ....
花曇の四月から
薄灰色の雨が零れる
桃や枝垂れ桜の
薄紅のあいだから
無垢のゆきやなぎは零れ
春雷の轟きに驚いてか
ちいさなゆき、を降らせている

その様子は
あまりに白くて
白、 ....
君は僕の恋人
高速道路を走り抜け
風を切り気持ちが良い
愉快な日曜日

今年のクリスマスは
楽しくなりそうだ
一族の結束は強い
敵から守り抜く

花を撒かれ
鐘が鳴る
車を走ら ....
何人目かのオンナが踊っていた


純粋だった景色も
捨てられた新聞紙のように
風に吹かれ、転げてゆく夜の雑踏

街は痛みも
嘲笑で、もて遊ぶ


ナマあたたかい酒を知り、

 ....
祖父が昨年末に亡くなった。
それから、祖母はひとり暮らし。
正確には、ひとりと犬一匹と暮らし。

僕の身内で詩なんて書く人はいないと思ってたのですが、
祖母が昔から短歌を書いていたことを最近 ....
{ルビ円=まる}く
操作場に日が満ちて
白く

陰影を見開きに

分けないので

水が貯まっていくように
温度は上がっていく

畳のめが潤みはじめ

いま
から
あのとき ....
花粉症で辛い。大丈夫?

杉花粉が憎い、、、 杉良太郎まで憎い今日このごろ。

ピーコの相方までも 憎い今日この頃・・・
卒業を間近に控えた僕らは
夜の学校に忍び込んだ
校庭のフェンスを飛び越えて
誰もいないグラウンドを走り回った

大人と子どもの隔たりは
いつの間にか消えてしまった
僕は助走が ....
曇天のもとをあるく春



ふつふつと田のあぜにふきのとう



椿咲くかげで地蔵がてをあわせ
西の国の王様は嘆いた。
彼の一番に大切にしていた海より青く世界一珍しい、
自慢の鸚鵡が逃げ出したのである。
王様は独身だった。彼は早くに両親を亡くした。
彼は悲しさをわかりたくないと、その鸚 ....
 全身を駆け巡るこの得体の知れない衝動は何だ?
 体が熱い
 道路がビル群が無数の車の黄のヘッドライトと赤のバックライトの光の大河が視界に飛び込み映像が停止し幾つものトライアングルになって飛び散っ ....
{引用=手紙のかわりに
咲かせたバラが
空にとけてゆく
そんな奇跡みたいな
きょうという日に
影のような
おまえ
人のあきらめのような
おまえは
いつも
泉からみずをくんできて
 ....
                2007/04/08
一万年前の午後のこと
荒削りの白い木の台に
2つだけの御器を飾り
後ろ手に縛った贄の女を殺す

無駄な血は地べたに流すまいにと
殺し ....
さくらんぼ
さくらんぼ

いつ実る

さくらんぼ
さくらんぼ

はらはら花びら風となる

さくらんぼ
さくらんぼ

そろそろ涙も河となる

さくらんぼ
さくらんぼ
 ....
   ふれたいの

   手も髪も、声も視線も

   くちびるも、指も肩も

   全部、

   ホントはね、

   ふれたいの

   なれてないから、
 
    ....
潮の闇
せまり来る

夜の底は
白く輝く
繭があるから

微笑みの絶えない
静かな 沈んだ 夜

離脱した 魂は
深海に 浮遊して

消えては 灯り
微笑みは 光

沈 ....
ぽえむ君さんのおすすめリスト(6409)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 1486 106自由詩12*07-4-10
この地球に産まれ- ペポパン ...自由詩3*07-4-10
interview- 北大路京 ...自由詩6*07-4-10
イーサー/イーサー- 石田 圭 ...自由詩3707-4-10
Re:NNETENSEI〜人生ゲーム〜- はじめ自由詩2*07-4-10
- 恋月 ぴ ...自由詩29*07-4-9
・靴のカカト・- はち自由詩407-4-9
勇気- 結華自由詩107-4-9
眠る緑- さくらほ自由詩12*07-4-9
詩友への手紙_〜私達は草原の旅人〜_- 服部 剛散文(批評 ...5*07-4-9
さみしい子供- 松本 涼自由詩1607-4-9
ラジオと羽虫- はらだま ...自由詩23*07-4-9
暗闇- 愛心自由詩4*07-4-9
夕暮れピアノ- 松本 涼自由詩1007-4-9
膨らんでゆく。- もののあ ...自由詩28*07-4-9
春雷、残響- 銀猫自由詩19*07-4-9
僕の恋人- ペポパン ...自由詩5*07-4-9
しわ- わら自由詩16*07-4-9
祖母のこと_2007年4月まで- 北大路京 ...散文(批評 ...21*07-4-9
春眠- 水町綜助自由詩15*07-4-9
花粉症- 北大路京 ...自由詩6*07-4-9
フェンス- 1486 106自由詩5*07-4-9
散歩途中三句_(元)- こしごえ俳句9*07-4-9
鸚鵡の偉業- 蔦谷たつ ...自由詩6*07-4-9
タナトス- はじめ自由詩4*07-4-9
きのうのあした- 青色銀河 ...未詩・独白907-4-9
泰山木- あおば自由詩3*07-4-8
*さくらんぼ*- ちと自由詩3*07-4-8
ふれたい- 逢坂桜自由詩15*07-4-8
一人_一つの闇- アハウ自由詩9*07-4-8

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214