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夜の淵の
とおくに浮かぶ一つの雲

煙よりも深い
炎たちがその一生を終えようとしている

知っているだろう
月明かりに照らし出された

燕が巣をつくり
とかげは土で眠る


　.... 放蕩のあとで
俺はまた女を抱く
女は女で 俺を抱いている

俺は抱きかかえられている


夕凪にかき消された
誰かの名前


　*


白い肩の揺れる姿が
つめ　....
吉岡ペペロさんの黒田人柱さんおすすめリスト（2）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
瞼- 黒田人柱自由詩608-1-2
夕凪- 黒田人柱自由詩807-10-16
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