すべてのおすすめ
つらいことを
乗り越えるために
欲をこころの糧にする
けれど 大事な物事は
一つでもあれば良い


こころの深い傷と共に
生きるね
この傷の深さは
いのちの深さと
つながっている ....
一つ一つを
していく
一日一日を
生きていく
気楽に ぼちぼち行こうや



{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}

あちこちゆらゆらゆれるしろがね
原っぱで ぽつんとひとりそよぐ
手の中のまるみをおびた小石が
ほんのりあたたかい
地面の土は黒く底はなく
白い息 宙へ解ける明滅
山脈の稜線の縁は ....
まちぼうけをしている
霊園のお墓のなかで
白白と明ける白骨のわたしは
時時
霊園の枯れた草陰から歩き出して
近くの空き地にいき
忘れ去られてペンキのはがれた木製のベンチで
しずしずとひな ....
種は零れる
つゆの光る朝に
手紙を黙読する

ゆき場のない言葉を
ほほに風そう庭のお墓に埋めた
涙に黙礼をする

血筋を経た
自分が今ここにいることを
みつめれば
温 ....
晴れた今日、
日没すこし後の星星の点点と見え始めた
蒼く透けた空のこちら側で
体と影の連結が解ける
風光のなか雲棚引き
さやさやさーーーふーーー……、と
ほほをなぜる
風が耳元で ....
青空は生物の息ではないかしら
すてきというまえのうっとりとした
それから
ミルクの入ったガラスのコップをおとして
わってしまった時の悲しみのしみる
それからまた
ごちそうさまという ....
青い月のまるく照らす夜
夜気はしっとりひんやりしている
雨上り晩秋の風にゆれて
月へ黙礼をする芒は
亡きこおろぎの歌のように
  銀の小鈴色
闇に解けている
  紫の ....
せかいはゆったりしている

小径にすぅと鬼やんまがきえるときも
ほの暗いひんやりとした木かげが
風に戦ぐ
秋の空高く深まる

せかいはゆったりしている

座椅子に ....
やさいをそだてる
くさとりをする
はたけの
ちかくの林で
うぐいすがないている

山は
さぁ雨上り
風に戦ぐ今日も
悔いは無し
ながめる
雲ゆく

鬼蜻& ....
あるラジオの
みえない声をきいていた
あの日
みえなかった
今も
みえない
からだもなにも
かりているにすぎない
しっとり
どこへともなく
アンテナをのばす
 ....
遠すぎる
最初から
ここにある
このこころ
風のいろ
そよそよと
いまだ止まず
草のかげ
あおあお
あおあおと
ゆめをみる










 ....
夜空のもとに
山脈は 青ざめている
思い出
しずめ
鬼蜘蛛と月をからめる
この道
耳はかたむく零雨にしげる ほほえむ
いつも
ああして
けれど
しあわせよ、という
そらをみて
つむる
今日を終える
しじみのお守りの曲線
白く反射する月を
見つめていると
見えない血がにじんで来る
無言はしたしい
いつかのさようならが
ふたたびあいさつをしている
忘れていたことを
思い出す



 ....
いつのころからか
ある
風光
わたくしも 人間であった
そう
そうであった
鬼灯に 映る
一夜が明けた
蒼さ故
あの月冴える
冬のあいだは
縁側にいた
植物たちへお水を
そそぐ
ほの暗い
尊厳
ほほえむ
何か
何かある
それぞれに
おもうことがありわたしを
通りすぎていったそれも
いまはどこかで何かを
している
何か
ある
何事も糧にするのであります
たとえば  ....
忘れ去ることは出来ない
うしなって
刻みこまれた
命を
そよぐ草の青さ
宙へすいこまれる

むこうで
平原が
かたむいている
ひっそりと
ふってくる雪の音
つらぬいてゆく
道 ....
青い空

風すぎる
小さな水の星の
覚める
さようなら
いつの日か
あの日のことを
思い出す
その時そこに
 わたしはいない
月夜ひんやり
みなもに映る
 ....
もう
あやまらなくてもいい
くらい影を
遠く 風が
宙へ
ささやいている
ありがとう
おしまいね
あたらしい道をあゆむ
これからは
そばにいるよ
こころに咲い ....
 さあさて私は、
空より
咲いて舞い降りる
風すぎる自問光年を
この時が今
永く葬送される雲影を映す
銀河の水面は黙とうを捧げ
冴え渡る
風車
独り様様に
あいさつを交わす
 ....
風光る今日は
   明日を
ずっと
すけたまま。
然れば

夭逝したその
影は日回りの
種といっしょにおにわへ
埋葬しました。それかあらぬか
見上げれば

懐かしく ....
朝焼彩茜色さんのこしごえさんおすすめリスト(26)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌_四首「どこに転んでも大丈夫」- こしごえ自由詩5*23-7-2
※五行歌「ぼちぼち」- こしごえ自由詩3*23-3-14
芒野原- こしごえ自由詩3*14-2-27
まちぼうけ- こしごえ自由詩5*14-1-12
まちあわせ- こしごえ自由詩8*13-12-29
お墓- こしごえ自由詩3*13-12-11
- こしごえ自由詩6*13-11-25
青い月- こしごえ自由詩2*13-11-7
さびしみ- こしごえ自由詩10*13-10-15
黙とう- こしごえ自由詩7*13-9-28
闇と- こしごえ自由詩3*13-9-18
小径- こしごえ自由詩3*13-9-11
鬼とゆく- こしごえ自由詩5*13-8-29
水道- こしごえ自由詩2*13-8-1
かなしい花- こしごえ自由詩3+*13-7-24
沈黙- こしごえ自由詩3*13-7-20
回帰- こしごえ自由詩5*13-7-14
鬼灯_____(_ほおずき_)- こしごえ自由詩2*13-7-8
故人- こしごえ自由詩1*13-6-29
喪失- こしごえ自由詩2*13-6-28
言えないこと- こしごえ自由詩4*13-5-8
- こしごえ自由詩8*13-2-17
青い空- こしごえ自由詩5*13-2-4
遺影- こしごえ自由詩3*13-1-30
六花- こしごえ自由詩3*13-1-1
うん- こしごえ自由詩3*12-8-1

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する