思考活動の絶えることなく
たてまわりよこまわり
鈴の音鳴らし続けて
脳髄に絶えず足音残し
次第に頭の周りを廻りいき
浜辺に打ち寄せる波の周期か
私の覚醒意識に感じ取れるもの

くるくる ....
楽そうに鳴る鐘がある
軽いからだ
すなわち中身がない

なかなか鳴らない鐘がある
鐘として存在するのに
無理があるのだろう

大方の人は
人だから鐘ではない
だから鐘をつく

 ....
両手を背中で結んで
夜風を独り占めする様に
一歩先を進む君

結んだ指は祈りにも似て
君は無邪気に何かを願っているようで

君は気付いているかい
「これって運命かな」って真顔になったり ....
ぎっくり腰は正式には

急性腰痛症という

背中に杭を打ち込まれたか

どうやって立つのか分からなくなった

東司へ行く恐怖

行かねばならぬのに 

近くて果てしなく遠い ....
目覚める 朝に
内から外へ
巨大な陽の昇る

銀のジャングルジム、
登り棒をするする上へ
雲梯の二段飛ばし

遡る記憶の奔流 頂きへ、
沢登りの源頭へ 忘却の壁突き破り

朝に  ....
乱暴者で
すぐに切り捨てたがる僕に
あなたは
神は細部に宿ること
何度も子守唄みたいに
やわらかくして
咀嚼できるように
教えてくれた

僕はいまだに乱暴者です
それでも魂に宿って ....
染め抜かれ
右にも左にも
一度ならず
ずっとずっと
その都度それが正しいと
そう想い込みながら、

しばらくすれば誤りだったと
自らが自らを騙し騙されていたと

ハッと気付く
瞬 ....
鞄の紐が千切れた
それは長財布と数珠を入れたら
もう手一杯になるくらいの
小さな黒い鞄
仕方ないので
それを胸に抱えて歩く

ごめんね
ごめんね
人波に逆らって
死んだ仔猫を胸に抱 ....
{引用=
夏、相変わらず
碌でもない 夏

ことしの夏は
ニューオーリンズで
スノーボードしてる
ゆめをみていた
ことしの夏は
アラスカで
熊狩りをしていた

夏 ことしの夏は ....
想像に成仏しそうな日々で

それが終焉したら

想像に成仏しなくてもよし
何故なら囚われなくなったから

あの時なら引き返してもよかった
の繰り返しの日々で

それが終焉したら
 ....
猛暑なんだから
根性なんて出さなくていい
調子に乗ったな

激しい頭痛と
目の前チカチカ
冷やさないと
水を飲まないと
調子に乗ったな

猛暑なんだから
根性なんて出さなくていい ....
 心の跳ねとぶような白に
 目を見張る
 おおよそ神秘な所で
 香り咲いた月下美人
 
 一夜、月の輝きのなかへ
 身をなげだし
 実もつけない花の
 湧きあがる純白は何故
 そんな ....
なにかを知ってしまった男は、そのなにかを語ることを躊躇うだろう
なにかを知ってしまった男は、そのなにかを刻みつけるために、書き記すだろう
なにかを知ってしまった男は、なみだを流すことを止めて、天空 ....
内へ内へと向かううち
時間が流れ始める、
留まりながら疾走する
疾走しながら留まる
時の瞬間の
その人その人
それぞれ独自の
それでいて普き時流の

あゝ何れも同じ頂き目指しながらも ....
新横浜駅を降りてから

どうやって そこに辿り着いたやら

彼が教えてくれた家の間取りは

手紙に描かれた図の通り

他愛も無い話は ビールを飲みながら

お互い 何を考えているか ....
ママに抱っこされて

家路へ急ぐ

ママの胸から

暖かい心持ちが

上下に揺れるたびに

私に伝わる

ママのやさしさに

包まれ

夢ごごちに泳ぐ

ママの ....
落ち葉を拾うように
拾ったことはないし
腰が痛いだろうけど
わたしは手を伸ばし
やっぱり落ち葉を拾うように
わたしのやり方で
宇宙で星を拾いながら
考えるのです

随分 ....
足枷が外れた日
少しうれしくて
少しこわい
取り戻した自分が
大丈夫なのか
自信を取り戻すには
まだ時間がかかるだろう

環境が変わっても
変わらないものがある
何かが消えたとして ....
空が広いことは知っている
空の広さを感じる場面はそんなになくて

空に虹が架かるのも知ってる
虹を掴むような高台に上ったことはなくて

僕が向かう毎日は
誰かが作った毎日

夢 ....
自分のために生きているお兄さんが、こう言いました。
「メジャーデビューしまーしゅ。頑張って夢叶えまーしゅ」

それを聞いていた、献身国民が言いました。
「めんどくせーけど、頑張って。応援しまー ....
今宵の月は、
とてもうつくしい、
まるで君の繊細な顎のように、
ぼくにはとても愛おしい、
まるで小鳥を捉えるように、
ついつい捕まえてしまいたいんだ、
こおろぎの歌を
聴く
合掌
この魂といういのちと共に
生きている
私の
体は
いずれどの道
死ねる
その日まで
生きる
小さく小さく
満足しながら
この道を
歩いてゆく
 ....
私の脳髄に
鈴の音鳴らし
響き続けるもの
今に私の意志に従い
思考の言葉を形づくり

改めて私なるもの
この肉体に
担われ保っていること
蚊帳へ入るが如きすれば、

にほふ蚊取り ....
この、心
こみあげるは
人生
痛み

得たものとは?
得た富とは?

生き急ぐ
降り注ぐ
ああ、

雑踏
雨音

わたしの今いる景色は
わたしは、
景色は

苦し ....
ジェシカ
いつも靄の向こうで
膝を抱えて座っていた

ジェシカ
いつも震えていたんだね
楽しそうに君は
踊っていたけれど

今は、やさしい人のとなり
每日、挑戦してる ....
この夏は海に呼ばれた。
思っている以上に癒しが必要だった。
波の音のピアスは砂浜に落ちていて、
夏色に輝く蝶は深呼吸を担っていた。

この海は幾星霜波と風が象った
遊び心と神秘に満ちたメッ ....
  〇


トウモロコシ畑が黄金色にキラキラと輝いている。一粒一粒の実から潜望鏡がのぞいている。死んだ者たちが小人の幽霊となって、一粒一粒の実のなかから潜望鏡でのぞいているのだ。百億と千億の ....
その神殿の石柱は見上げれば雲まで届くらしい
見上げたら脊骨が折れそうに曲がって私は魚になる
そのまま神殿の在る洞窟の足下の水たまりを
魚の私は泳ぐ
そのすぐ横を大きな踝が通り過ぎた
大きな神 ....
パパの背中は
海より広くて
空より高い

おんぶされて
私はしばしの
大人の身長

見えるものは小さく
遠くまで見晴らしがよく
大人の気分を満喫

早く大きなって
パパを ....
黄金の虫が炎に包まれ
檻の中から飛び立った
見学していた子供達の間から
歓声が上がった

黄金の虫はドーム状の硬い天井近く迄
舞い上がりふらふら堪え揺れ
すっと力尽きコンクリートの床に
 ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10797)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩想、私なるもの- ひだかた ...自由詩10*25-8-22
- 降墨睨白 ...自由詩6*25-8-22
神様のバカ- 自画自計自由詩8*25-8-22
ぎっくり腰日記- 花野誉自由詩16*25-8-21
さようならの朝- ひだかた ...自由詩525-8-21
魂に宿るもの- 自由詩6*25-8-21
狭間の朝- ひだかた ...自由詩625-8-21
- そらの珊 ...自由詩20*25-8-21
- ryinx自由詩11*25-8-21
成仏- 林 理仁自由詩325-8-21
熱中症- 自由詩8*25-8-20
This_Night_- リリー自由詩22*25-8-20
なにかを知ってしまった男- 鏡文志自由詩4*25-8-20
NoWhere- ひだかた ...自由詩6*25-8-19
横浜へ- 花野誉自由詩13+*25-8-19
ママに抱っ子- 多賀良ヒ ...自由詩325-8-19
星拾いの詩- 降墨睨白 ...自由詩8*25-8-19
足枷が外れた日- 自由詩6*25-8-19
夢と知りながら- 自画自計自由詩225-8-19
献身国民観察日記- 鏡文志自由詩4*25-8-19
三日月顎- 本田憲嵩自由詩1125-8-18
小鬼と私- こしごえ自由詩7*25-8-18
詩想、思ふ- ひだかた ...自由詩725-8-18
雨音(Rain's_Voice)- 奥畑 梨 ...自由詩3*25-8-18
ジェシカ- 降墨睨白 ...自由詩3*25-8-18
海に呼ばれて- 朝焼彩茜 ...自由詩725-8-18
COME_TOGETHER。- 田中宏輔自由詩14*25-8-18
生贄- 降墨睨白 ...自由詩5*25-8-18
パパの背中- 多賀良ヒ ...自由詩225-8-18
ゼロ地点、水晶天- ひだかた ...自由詩4*25-8-18

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