怒りを
書いたと思う

けれど

それはまぁ多分誰にでも当てはまるよな


酔った頭で考えてみる


ああ

何に腹が立ったのかわからない


体裁か



 ....
学校でどれだけ勉強が出来たか
それもひとつの経験ではある
仲間内でどれだけ認められていたか
それもひとつの価値ではある

そういう意味で本当のことをいうと
私に不足なんてひとつもないのかも ....
地獄の底に住む紅蓮の獅子
炎を纏いて湿地へ飛ぶ
湿原は草原に変わり
根を燃やした跡には道ができ
そこは太陽の匂いがする

架空ではなかった
権化となりこの世に降り立ち
目の前に現れた人 ....
郊外から久々に都心に出れば、
拡がり迫り来る無機空間の
白壁に聳え立つビルディング群、
それら狭間に伸びるアスファルトに
浄められる如く洗練された装い身に纏い
行き来する一律精巧細工な女の子 ....
澄みわたる
青い空を
深く深く
みつめると
静かさ胸にしんとする



形見の歌を
声に出して
なぞる
あのひとの
いのちを




今を通りすぎる
涙は
 ....
盆が過ぎ
盛りを越えず
しずくはおちない
八月

陽の下
きみよ

九回で終わると思うな
イレギュラーはつきもの

焼けた肩に仲間が触れる
口元にしずくがこぼれる
伝 ....
今は廃校になってしまった小学校のグラウンドに
ぼくら男子児童は立たされていた
50m走のタイムを計るのだと
体育の大森先生は号砲のピストルを
真夏の空へ向けて構えていた
過疎化の進んだ小学校 ....
風に舞う
赤とんぼたちの翅が
秋の陽を
反射するなか
草刈りを終える



秋の日の
かたむいてゆく時
こころも何かへと
かたむいてゆく
山鳩の歌ひびき



青空 ....
ある日、俺が起きると岡田になっていた。
岡田は俺のクラスメイト、いつも嫌なことばかり俺に言ってくる。
その岡田のいう『嫌なこと』がクラスメイトに、受ける。
面白いのだそうだ。俺に言わせればまった ....
お母さんに愛されてみたいなあ

ふと叶わない願いを想いつづけていたら、

マリア様が笑わってくれた

お父さんに人生を教えてもらいたい時、

お釈迦さまやイエス様がいた。
 ....
麻薬やりたいって?
もうやってるんじゃないかな
酒っていうんだけど
それは立派な麻薬です

強烈な体験がしたいって?
するんですよ、皆
冠婚葬祭っていうんだけど

強烈すぎんだろ
 ....
夏の暑さに、包まれ、静まり、静かな怒りの流れのように、
今、雷鳴がとどろき、わたしは戦慄した。
……ざあっと、雨が降るね。おびえる目で見守る。
やがて、ぽつりぽつりと、頬を打つ雨は感動で、至らな ....
風が吹いたからって、何だっていうのさ。
わたしは人殺しのような目をして、アスファルトに小瓶を蹴って、
救われることなんてあり得ない、ボードヴィルに身をまかせていたよ。
涙……など、流れない。
 ....
その耳、分かるよ? ──分かるわけないさ!
頭蓋をうち壊して(死ぬ?)、わたしはわたしの頭痛を排除した。だからって?
ああ、どんな愚痴でもちょうだい。
わたしは一番街から五番街までの通りを走って ....
いつも天気予報とにらめっこ

明日はまたとない釣り日和

銀鱗たちが待っている

モスグリーンを身にまとい

渓の緑に溶けてゆく
セブンイレブンの胡桃パンをかじりながら
森の中のリスになったみたいな気持ちになってみる

子の親殺しは必然だ

最後に見た花火はよこはまでわたしはひとりだった
別段見たいと思ったわけでもな ....
崩れ落ちて来る鉄骨の群れ、
朱の血飛沫散らし
無機の呼吸し始め
振り絞られる意識の視界、
否定の十字の楔打ち込まれ
打ち震える貴様の両手両脚

野草ヒメジョオンの群れ
とっくの昔に埋葬 ....
終末の
緊張感なんてなかったと思う
ただどこを見てたのかとか
なにを聞いてたのかは
波がさらっていったような
たまに断片が押し寄せて
引けばわたしも海に近づく



ジリつく路で
 ....
迫害は止まない

怯えた私にあなたは言った

歓迎したくない者がやって来て
自己存在を内面から荒らすことがあったとしても
それらを受け入れるように

そして逆さにした十字を翳した

 ....
悲しみってやつがさ
また ぶり返してきたみたい
なんだかとってもダルくって
頭もズシンと痛くって


いつか君が教えてくれたあの唄を
口ずさんでみたくなって
思い出してみようとしてみた ....
実感がうすいのは
本当の意味で
私は
生きてはいないのだろう
と実感する



こころを
マヒさせないと
生きてはゆけない
のだと自覚できる位には
まだ死んではいないかな
 ....
あたまのよくなる
くすりをのんでればきみとは
友だちみたいに
過ごせたけれど

あたまのよくなる
くすりをのんでればきみと
友だちみたいに
過ごせるけれど

あたまのよくなる
 ....
橋があって、そこを渡るのが怖いんです
だから、逃げようとしても逃げられないんです
橋があって、そこを渡るのが怖いんです
だから、逃げようとしても逃げられないんです
笑ってるんです はしゃいでる ....
シンガッキ、
なつやすみにおウチでおかあさんに洗ってもらった、
とてもキレイになった、
まっ白なウワバキ、
ゲタ箱したのふるいスノコの上で外グツと履き替えて、
とてもウキウキしながら、
ナ ....
雷より隣家の方が怖い
自宅のシャッターを打ち鳴らし
人のゴミを子供に確かめさせ
夜になると手を打って回る
多分これらは同じ一軒じゃない
川の氾濫は怖いかもな
でももっと怖いのはすぐそばに交 ....
印をつけてやると、働きアリは同じ所をぐるぐる歩き続ける
道を外れるということを学ばないから

しかし中に一匹か二匹か三匹くらい
まったくとんでもない方向を選ぶやつが確実にいる

それが何処 ....
歳過ぎて
ゆるりゆるり
肉体の衰えゆき
のたりのたり
魂の努め若返りゆき
進む時間の地平の果てにて
透明に澄み渡りゆく独りの神霊となり

この大地へ返礼の信号送る 送り続ける 、

 ....
一日のルーティン
家を飛び出す
挨拶をする
家に帰る

毎日のルーティン
起こされる
泣かされる
ふて寝する

年がら年中
カチッ
ルーティン
ルーティーン
ルーティーーン ....
今そのちいさな胸に打ちあがる
いっぱつが いっぱつが
導いている 空を
あちらが会場 ここがわたしんちの台所の窓
夏だから あがって見ましょうよ

それから黒いにおいをはこぶ風に くちびる ....
 朝、客の朝食を片付け、盆前に痛んだ背中の具合を見てもらおうと最寄りの市立病院に向かった。
 すでに立秋を過ぎてはいるが、とくに蝉はうるさく鳴いている。
 四月に膝の痛みを患い、今年に入って二度目 ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(7488)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
1めも- うし自由詩1*24-8-23
愛の唄- ゆめ自由詩3*24-8-23
紅蓮の獅子- 自由詩324-8-23
都心徴候散策- ひだかた ...自由詩5*24-8-23
※五行歌_五首「どこまでも明るく」- こしごえ自由詩7*24-8-23
白球- 湯 煙自由詩7*24-8-23
Life_In_The_Fast_Lane- ちぇりこ ...自由詩1524-8-23
※五行歌_三首「秋の陽を_反射するなか」- こしごえ自由詩6*24-8-23
俺が岡田で、岡田が俺で- 鏡文志散文(批評 ...224-8-23
お父さんとお母さん- 由木名緒 ...自由詩424-8-23
表面を撫でる- りゅうさ ...自由詩224-8-23
ポエム- おぼろん自由詩10*24-8-22
ポエム- おぼろん自由詩6*24-8-22
ポエム- おぼろん自由詩7*24-8-22
五行歌【渓流】_曇天- レタス自由詩6*24-8-22
リスのランプ- ゆめ自由詩224-8-22
Starless- ひだかた ...自由詩10*24-8-22
湿風とともに- 唐草フウ自由詩8*24-8-22
ペトロの妻- 自由詩524-8-22
唄を忘れた金糸雀と、笑いを忘れた道化師と- 涙(ルイ ...自由詩524-8-22
※五行歌_四首「生きるとは_こころで息をするということです」- こしごえ自由詩4*24-8-22
あたまのよくなるくすり- 竜門勇気自由詩2*24-8-22
- 鏡文志自由詩424-8-22
シンガッキ- 本田憲嵩自由詩724-8-21
I_love_you.- ゆめ自由詩124-8-21
目的の為の行進- ゆめ自由詩224-8-21
詩想、きっときっと人いずれ(改訂の改訂)- ひだかた ...自由詩324-8-21
鳩時計- 自由詩324-8-21
火の花- soft_machine自由詩624-8-21
市立病院- 山人自由詩6*24-8-21

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