外は破壊の音がする
振動が床に伝わってくる
幼い私は眠る
ずっと幼いままでいられるように

目覚めたら大人になってしまうから
大人は戦争を発す

どうして
ひとを
ころすの
 ....
他人(ひと)の恋路を
邪魔するのは
野暮ってもんだ
その人の恋を
密かに応援しようよ



恋路の闇に
気を付けてね
でも
恋をすると
こころの盲目になっちゃうよね

・ ....
微かに潮の香りがした
ような気がして振り返ると
手を振りながら君がアトリエ坂を
駆け上がってくるところだった
打ち寄せる波のように真っ直ぐに
トビウオのような足取りで

変なあだ名で ....
夏の名残が暑いからといって
イライラするのはやめよう
すぐそこに、
すぐそこではないかもしれない
それでも秋が来る
もう何度目か
短くなった
短過ぎる秋に舞う
蜻蛉の数も減ったかもしれ ....
「狭き門」をアナルだという言語化能力の低すぎていたおじ様方おば様方はこのサイトにも若干名残っているわけだけど、ジッドがゲイだとしても空を飛べる豚なので、日本で有名な寺山修司もぶっ飛んでいたわけだし、大 .... 雨水で浸食された登山道には少しだけ草があり 
刃を石に当てぬよう、気を遣いながら刈り進むと
ヌマガヤ草原には未だニッコウキスゲの群落が残っていた
一日咲けば花は萎んで枯れゆく花
遅くとも八月に ....
僕は煙草を吸っていた
コンビニの庇の影 殺虫灯と踊る
虫とともに 金のないことも忘れて
吐いた煙を 月のない空を 眺めていた

遠雷だ
音もなく
暗い雲の積層が戦争のように光り
秒針の ....
君の中に奥深くずんと入った時の驚愕
あぁもう只々じんわり温かい生命の
抱擁の熱そのもの存るを直観した瞬間の
なんにも見えなくなる薄紅の揺らぎ
死の間際の記憶薄っすら拡がる刻の鼓動
このまま逝 ....
うもれてしまって みたいな
水の中は暗くて 入れなくなるから
青褪めた月光そのものが
ぼくらの海の底になる

ただならぬ命が泳いでいる
やわらかく沈みながら
やさしく浮かびながら
空飛 ....
人柱法(抜粋)

公共施設は、百人収容単位につき一人の人柱を必要とする。
千人を超える公共施設に関しては、二百人収容単位につき
一人の人柱を必要とする。人柱には死刑囚をあてること。  ....
缶ビール片手に
火照った君と
まだ夏の匂いのする
宵の空気

今年もまた一緒に
思い出ひとつ増やす
提灯の灯りが照らす
うなじを見つめていると
不意に振り返る君

当たり前じゃな ....
遠く遠い
悲しみの起源で
生まれた
思いは現在に続き私の
一部を形作っている魂と。合掌

でもね
悲しみを
知っているからこそ
喜びが映えるんだ
とあの人は言ってくれた。合掌

 ....
 日の暮れ早い
 夕ご飯のテーブルに今夜は
 旅先で買った青い陶器の深皿を
 出してみる

 そこへ絹ごし豆腐を半丁のせたら
 白い孤島のようにみえて
 潮風と打ち寄せる波が茫漠とひ ....
{引用= グラフ化される こころのなか
 それは まるで心電図のよう

 きのうであったものが 季節の符号に置き換えられてゆく
  ひと、おしながされてゆく
 ぼくはしあわせでした
 遠い ....
あの人はスマホ持ってんだっけ
いや、持ってないです
なら閉鎖しかないわな

じゃああの子はスマホ持ってる
持ってましたね
あそう、Xはやってんの?
してるみたいです
おー、なら外でいい ....
押し込められたことば
もがき続け
外への憧れ持ちながら
口には大きな罰マークのついたマスク

よく見れば手足は頑丈なロープに縛られていた
伝えたいことがあっても決して伝わらず
ほんの僅か ....
実家に帰ったとき
姪っ子が歌いながら近づいてきて
「おじさん『あーぱつあぱつ』って知ってる?」
と上から目線で尋ねてきた

私はおじさんではない

「もちろん知ってるよ」
とくいげに答 ....
網目を伝ってやって来る
放火魔は蟻の行列みたいだ
あちらこちらで炎上してる
気づけば目の前に松明かざす奴がいる

怖がる前に
砂糖水をあげようか
甘い液体の味は
燃やす快感と似ているか ....
〈リピート、Endless〉

脳髄に細かく足踏みしながら
噛み砕く如く思考力動のステップ、
影踏み影踏まれ刻み込まれる木霊の
此処に至れば何れ全て識ることになると
瞑目意識の視界にもう終 ....
ありきたりの夢を見て自殺
それが一度目の人生
必死に飛んで落ちて死んだ白鳥
それが二度目の人生
行軍の果て青い空を見て餓死
それは三度目の人生
毎日、何度も何度も頭を下げ
子を育て、子を ....
夏の思い出がやさしい獣のように
部屋の隅でうずくまっている
私はその背中を見つめながら
眠ることもできずにいる

エアコンが微かに唸り
ぬるい空気を押し返す
飲み残しのペットボトルの水は ....
 もっと上手に絵を描きたい

 夏休みの宿題に取り組んだこと

 頭の中で完成している絵日記が

 所在不明で消えていく

 次の日もまた次の日も

 浮かんでくる影像を描写で ....
(じゅるりと甘い豊水梨
まだ食べさせられていない
疲れこんで放心
ひととおり過ぎてペタと座り込む)
 
一人で悠悠と横たわりながら耐える
くらしと
半生を捨ててあまい缶詰の汁に
溺れる ....
今日はお誕生日よりも
お盆やお正月よりも
待っていたよ
大好きなお寿司を食べる日だ
一番好きなビンチョウマグロを
いっぱいいっぱい食べるんだ
回れ回れ私の大好きな
ビンチョウマグロ
誰 ....
 
Curly and honey blond from his mom’s side,
Black eyes from my side,
He looks so gorgeous unde ....
1. 大規模処理型AI(Amazon Bedrock)で利益を最大化する条件
政治・経済の自由度:アメリカ大統領やグローバル政策の変化が必要
→ 規制緩和や国際競争の流れが有利に働かないと、投資回収 ....
身なりはキチンと
清潔感を大切にし、品を持つ  


ウェアはシンプルに
洗練された装いで心を整える  


食は大切に
栄養を考え、心と体に優しい食事を 
 

整理整頓 ....
突然の
マサカリに
腰を抜かした

へー、腰を抜かすってホントにあるんだと
冷めてじぶんをみているじぶんもいる

たぶんあと3センチ前にいたら
絶対当たっていた
落ちてくる音 ....
 よく冷えた梨が好き
 隣席のあなたがそう言ったから
 出勤前に、この梨を剥く
 
 指先を滴るまろやかな甘い汁
 一切れつまみ食いしてる間に
 時計の針が進んでしまう
 あわてて梨 ....
ゼロの終わりが始まりを呼び
始まりの終わりにゼロに戻る
ずっとゼロをなぞっている
今生きてる
それも一度だけ
Y字路での選択を繰り返し
限りないそれを超えては
ゼロ地点に立たされる

 ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10492)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
眠らせて- 自由詩525-9-9
※五行歌_三首「他人の恋路を_邪魔するのは_野暮ってもんだ」- こしごえ自由詩4*25-9-9
アトリエ坂- 夏井椋也自由詩625-9-9
夏の名残- 降墨睨白 ...自由詩2*25-9-9
若者よ、書を捨て東京には行くな- 足立らど ...散文(批評 ...5*25-9-9
九月のニッコウキスゲ- 山人自由詩725-9-9
焦燥- 飯沼ふる ...自由詩6+*25-9-8
Nothing_is還って逝く- ひだかた ...自由詩625-9-8
青い夜をみたいな- みぎめ  ...自由詩325-9-8
図書館の掟。- 田中宏輔自由詩8*25-9-8
秋祭り- 自由詩825-9-8
夏を_失った_秋に- こしごえ自由詩7*25-9-8
冷奴- リリー自由詩16*25-9-8
9月の朝- ryinx自由詩1125-9-8
へい_させか_い- カッラー自由詩125-9-7
弾圧- 栗栖真理 ...自由詩125-9-7
あぱつ- にゃんし ...自由詩425-9-7
砂糖水- 自由詩425-9-7
思考待望- ひだかた ...自由詩4*25-9-7
四度目の人生- 降墨睨白 ...自由詩3*25-9-7
忘る夏- 青の群れ自由詩625-9-7
思い出を絵日記に- 佐白光自由詩6*25-9-7
旅がまたはじまる- 唐草フウ自由詩9*25-9-7
お寿司の歌- 降墨睨白 ...自由詩4*25-9-6
混血- 月乃 猫自由詩9*25-9-6
散文- wc散文(批評 ...425-9-6
100歳までのゴールデンルール- 多賀良ヒ ...自由詩425-9-6
落ちるマサカリ- 秋葉竹自由詩525-9-6
- リリー自由詩16*25-9-6
ゼロ- 自由詩9*25-9-6

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