左手長くて、不明
右目赤くて、触る
鉄の病気と
研磨剤の青春

落ちていく
小銭少女の靴
閉じていく
ブザー
検電器
ドアがバタンと
チューブの蓋を閉める

ダウン・ダウ ....
突如頭の中に入ってくる
強烈な劣等感を
防ごうと
おかしくなっている
このままもっとおかしくなれたら
こいつも諦めて頭から
出ていってくれるかな

変わることを
ずっと望んでいる
 ....
体に絡み付く蔦
爪を立てるようにして肌に食い込む棘
否応がなしにそれらの思うがままに身を任せ
赤く染まりつつある姿を晒す私
放射線状に幾重にも映る我が身は
醜い一匹の老獣
コメントアウトされた
言葉の裏側

到達不能コードに書かれた
沈黙と優しさ

削除されていく
苦労と試行錯誤の軌跡

高度な技術により構築されたそれは
最高性能にて誤りなく稼働して ....
眠り際の訪れ、
最後の最高の最古の
際の少年の少女の
囁き叫び ささやか
祟るよな呪いのよな
尊い声のヒビキヒカリ

僕の私の眼を見てと
ちゃんとしっかり

じゃないと、

耳 ....
どこまで行ってもきっと同じなのに
なぜ僕たちは止まれないのだろう
目を閉じて耳を澄ましてる
波の音がきれいだった

僕たちは

ここにいるよ
ここにいるよ
いつまでも
終わらない夢 ....
 駅から出るとバスターミナルを
 陽が独占する
 発車して行くバスの後ろ姿へ
 あつかましく輝きながら

 瞼を伏せて立っているバス停の
 シェルターで、高校生ぐらいだろうか
 少年と少 ....
みんな上手に恋してる

「電話しても大丈夫?」って文字打ちして
お行儀良く左右を確認して青信号を恋愛進行

みんな画面を覗きこんで

誰とどこでなにしてるって探してる
まるで履歴書見 ....
m1215解除
と、ならない永遠の拒絶
きえてゆく
きえてゆく
暑さを踏みしめてしまい
はしゃぐ児ら
永遠の拒絶は金にならない
m1215ではない
新しくないアタシが

新しいことを始めるのは とても大変で

古ぼけた部屋の中で縮こまって縮こまって

「・」になれたらいいのに と

瞼を閉じた内側に逃げ込む

けど


 ....
TV曰く今日は譬喩がよく降る
TV曰く手持ち扇風機爆発
小さな自爆テロで消えた命が
1ダースらしい
パラパラ
譬喩が降り始めた
私は傘をさす
雑音
心地よいと思える
これほど降り頻る ....
怠惰な午睡のすえ
ふと目醒めると もう夜だった
開け放していたカーテンから
道の向こうにある家々の灯りが
ほわりと点っているのが見える
この選ばれたわけでもない 退屈のなかに
浜辺に打ち上 ....
あの日

まだ遊園地があった頃

待ち合わせて出掛ける夕まずめ

武庫川に架かる橋には溢れる人

背の高いその人が

欄干横の塀に私を乗っけてくれた

スカートが風にめくれ ....
わたしはやっぱり
PARCOが好きだったんだなあと思う

むかしのPARCOが
好きだったなあと思う

津田沼PARCOには
何度も、何度も行った
アルバイトで貯めたお金で
ヒス ....
後ろから
触手伸ばすもの
前からやって来る
前から
やって来るもの
後ろから触手伸ばし

 ある物たち、語りだすと
  ひとつ ひとつ 又、ひとつ
   しっかりあらんと
     ....
困るは木が四角の中に

閉じ込められてる

根は下へ伸ばせない

枝は上に上がれない

葉は光を浴びられない

風にも当たらず、

身動きができない

そばを通ったもぐらが ....
いつも何も思わずやっていた事に
やる前に恐怖を感じたり

俺は成長してないのか
成長したのか
分からないが
やるしかないんだ

固唾を飲んで
見守る自分の人生の先に
果たして本当に ....
生きるために生きる
生きるとは、簡単な
答のない問いだが
自らの問いに
自らがこたえること



悪いことも
楽しもうとする
部分があるので
人生はいのちがけの
ゲームだと思 ....
ダイエットじゃなくて

全部飯に関わるものを

置くな

飯が飯を呼ぶ

ぶたぶたぶ




いつの日かのおまじない

なんでかな

余計ふとっちゃう

いっそカ ....
少し高めの声や
心地よく響く歌声が

いつまでも引きずっていた
執着という名の足かせを外すから

私はもう一度
誰よりも幸せになろう!と思い返し
誰よりも高く飛ぶためのスタート地点へと ....
懐かしい名前に出会って
僕はやっぱり僕だと知る
いつの間にか分厚い着ぐるみ
無言のパフォーマンスしてたね

ちょっと後ろのファスナー
下ろしてくれないか
風を浴びて
蘇りたい

逃 ....
空から落ちてきた
一粒の火の粉が発芽して
庭に硝子の意志が蔓延った

温い月光を受け止めた
水盤には真鍮の孤独が湧き
何匹かのメダカが犠牲になった

溶けたアイスキャンデーの
「 ....
大いなる孤独は自分で切り拓く為の厳かな凪
自分だけの答えに応えてゆく儀式のような砦

指南書も滲み
羅針盤も狂い

途方に暮れる寂しさに
あの頃に戻されそうになる

自身に毒を喰らう ....
人並みに生きてきたとは思うけど
夢見た未来を歩けてるとは思えなくて

身の丈に合ったものを選んできたけど
いつもどこか他人をうらやんできた

告白もせずに恋の続きを夢見るような
やり場の ....
歩き疲れた不器用な僕に
今夜の祭りは楽しくなかったかな

シング シング シング
詩(うた)を聴かせてください

いっしょうレッドカーペットなんか
歩かない人生がいいな

声 ....
知らないところでさり気なく
「うちの妻が」と言ってもらいたい

時代に逆行しても
「思い出に残る熱い先生でした」と卒業式の寄せ書き

オルガンをうまく弾けなくても
「あの子守歌、背中がこ ....
アンドロメダ商店まで行くのが億劫で
ルナマートで買い出しを済ませよう
飾り立てられたリトラクタブルライト号
さあ、行こう
橋を渡る
川も渡る
雲を追いかけて
雷雨
立ち止まって
バス ....
詩における一人称
または一人称に対しての考察
人類最初の一人称は
叫びだったように思うのです
誰に対して
わたしを放ったのでしょう
それは夜であり
的であり
であるならば
人類にとっ ....
砂浜に
寄せる波の
持ち上がり
なびき倒れて
ぱたんぱたん
繰り返し繰り返し
寄せる波の
持ち上がり
なびき倒れて
ぱたんぱたん

そうして
いつしか
消える砂浜

わた ....
出かける準備に
君は右往左往している
もう出ないといけない
ジリジリとする内心

何か手伝おうか

さあもう出かけよう
服はそれでいいだろう
せっかくの
楽しみを
最大限に味わい ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10212)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ダウン・ダウン・スノードーム- 竜門勇気自由詩325-7-25
突如- sonano自由詩125-7-25
老獣- 栗栖真理 ...自由詩325-7-24
リファクタリング- TwoRivers自由詩325-7-24
こんとんしんふぉに!- ひだかた ...自由詩525-7-24
あの海の向こう- 自由詩525-7-24
In_the_shade_- リリー自由詩8*25-7-24
恋愛進行- 自画自計自由詩225-7-24
解除- 降墨睨白 ...自由詩2*25-7-24
あしぶみ- さち自由詩525-7-24
譬喩とわたくし- 降墨睨白 ...自由詩4*25-7-23
留められた夜- 岡部淳太 ...自由詩4*25-7-23
花火を見たのか- 花野誉自由詩13*25-7-23
津田沼パルコ- うめバア自由詩725-7-23
ゼロ地点6- ひだかた ...自由詩7*25-7-23
困ると固まる- 多賀良ヒ ...自由詩325-7-23
ふと- sonano自由詩225-7-23
※五行歌_四首「いのちのために_生きる」- こしごえ自由詩3*25-7-23
半開きの窓- 林 理仁自由詩225-7-23
出会い- 梓ゆい自由詩125-7-23
後ろのファスナー- 自由詩7*25-7-23
酷暑- 夏井椋也自由詩925-7-23
大いなる孤独- 朝焼彩茜 ...自由詩325-7-23
本当の敗北を知らずに勝利だけを求めていた- 自画自計自由詩125-7-23
シング_シング_シング- 秋葉竹自由詩125-7-23
目ざめる前に- 唐草フウ自由詩13*25-7-23
岩国- 降墨睨白 ...自由詩6*25-7-22
わたくしについて- 降墨睨白 ...自由詩3*25-7-22
Endless_Repeat- ひだかた ...自由詩625-7-22
出かけよう- 自由詩10*25-7-22

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