シ それは世界からの発信を受信するのを遮断する行為のする目異化脳するの?
オーノゥ 私達は常にジュシンしている シンジャを板に敷き詰めたママぁ「零度」
踏みまくって肉汁飛び出る 白い泥棒の知る、深 ....
黒いアイリスは
男の喪に服した女だ

ジョージア・オキーフが描いた
花の絵は
どれも女の顔に見える
花が儚く美しいという概念は
もしかしたら幻想なのではないか
もうこれ以上
対象に接 ....
人には 目があるのに見えない物があって
それを分かる人はいるのだろうか?
私には何が見えないかなんてわかりません
私は目に見える物しか見えないのです
子どもっておもろいな
おしあいへしあい
わざわざさむい日に

「あらてののケンカちゃうか?」

そんでもたのしそうやで

「だからたのしくケンカできるって
 子どもっておもろいやんか ....
 さっぱりわかりませんの
 もう何が何だか
とヘロデヤ
眉根を寄せて声をひそめる
ご近所さんと同じくさっぱり
「いや? 何かフツーのお子さんでしたよ?」

 母ひとり子ひとり
 懸命に ....
朝 目覚めたら
鳥の巣箱の中にいた
市会議員選挙の告示のニュースが
母屋の方から聴こえてくる
体を起こし 何となく上を向いて
首を伸ばしてお口をあんぐり
母がテントウムシを口移ししてき ....
優しい人の手を拾った
深夜だった
路上の片隅に転がるそれは
少し青白く
何だか寂しげに
落とし主が戻るのを待っていた

ひんやりと冷たく
落とせば砕けそうな手だった
それでいて重たく ....
悲しみより圧倒的に遅い窓、電車の。
価値の違いを理解できない、爆音の。
情報を情報で重ね続ける、液晶の。
ユーモアの先端に知性が宿る、海馬の。
春風に乗る言葉たち包む、木綿の。
深い深い闇よ ....
栗色のたてがみをなびかせ
どこまでも駆けて行く
その凛々しい姿どこまでも
草原の果て 日の昇る場所
おまえは駆ける 駆ける
休むことを知らない
この大地をどこまでも
おまえはひとり駆けて ....
時計の一秒ごと刻む音が心臓と共鳴する
進んでいるのは過去の堆積
動いていない僕の胴体を切り刻む

未来は音を編んでくれるだろうか
帰納法を後ろ盾に布団を被り
証明書のない契約に親指を赤 ....
わたくしは鋭利な球体
鬱血した魂のむらさき
情熱と酷似した粗暴に焼かれ 
焼失した楽園の輪郭をなぞる
背骨を抜かれて自慰に耽り
名札のない隠喩の銛が刺さったままの
つめたい消し炭の太陽
 ....
真夜中の扉を開けて
裸足で駆けて行こう
たくさんの流れ星が降るという
星降る森へ走って行こう

キーンコーン
いろんな色の流れ星が
きらめきながら落ちて行く

金属的なその音は
真 ....
右に左に吹く風に
流されながらバランスを取り
逆らっているようで風に乗り
高みに登ってしまった凧よ

 風を詠み 
 目立たず
 叫ばず
 場に溶けて
 ひっそりと生きている ....
やっと会えた母は、とても穏やかな顔をして眠っていた
真新しい白装束 解剖の痕跡も知らず
すでに身体は綺麗に浄められて
「コロっと死にたい」
いつもの口癖通り、突然の呆気ない最後だった

入 ....
電動歯ブラシ一本朝の洗面台
ぶるぶる
おやおや寒いのかな
白い粉
雪のように真っ白で
雪国の少女が掴んだ歯ブラシ
ぶるぶる
ぷるぷる
ぶるぶる
ぷるぷる
今震えているのは
 ....
非常階段には
扉があって
内と外が隔てられている
内のものかといえば
そうでも非ず
外のものかというえば
そうでも非ず
非常のために作られた階段
日常では使われない
避難通路

 ....
膝下五センチのスカート丈
三つ折りの白い靴下
おかっぱに切りそろえた髪
私は校則通りの平凡な中学生

ふくらはぎ下までのスカート丈
伸ばしたままの靴下
パーマがかかった茶髪
そう、あな ....
青や
赤や
白で
例えすぎて
汚れた
それは
指先

すこし
ふれたら
名前がついた
もっと、
最初から
ふれていたら
色なんか
なくて
とうめい

いれたのに ....
     医師はどこにも病気が
     見あたらないというのだがー

汚れた世界をばかりを見続けていた 
とも思えないが 硝子体に埃が溜まって
見つめる視野の中心が霞み 
左目で見る妻に ....
今、僕は、旅先の尾張名古屋名鉄ビル9階の
「矢場とん」で味噌カツ定食を待っている。
景気づけに、豚の横綱がポーズをとっている
絵柄のグラスビールをくいと、飲む。

思えばあれは9年前…独り旅 ....
冬の子どもたちが
落ち葉のマントを纏って
手をつなぎ
かごめかごめをしている

誰かが
あっちだ
と言って走り出すと
手をつないだままで
一斉に駆け出していく

遅れた子を 心配 ....
山道は
うつらうつらと 川のように曲がりくねり
日差しが 折り紙の 折り目のよう
知識の折りたたまれた場所に
潤うしい硯の前に 座ろう



花は、テーブルにひとつあれば いい ....
数は未知数

棄て駒はいつも捨て身で

少しの燃料を積み

自由のために炎の中をかけていった

どこから狙われているのか

生きる僕はいつでもターゲット

ここが僕の心臓だ ....
 


思い出に足を掴まれて
振るべき手を
繋ぐべきでないからと
ポケットにしまった


どこを歩いていても
君が隣にいるだけで
帰り道だと錯覚してしまう
地図の要らない唯一の ....
恐ろしくひょろ高い  
竹馬に乗って
海水のなくなった海の底を
歩いて行ったムーミンたち

私は歩道橋から
街を見下ろし
長い脚で
椴松や公孫樹の
街路樹を
ひょいひょいまたいで
 ....
次に接近するのは60才後半かな?
その次は90才近く?



そんなんで大丈夫?
って、
年季が入っているから
大丈夫なの。



衝突して
どちらかが消滅するま ....
{引用=
冬がとどく
 

真夜中のようにしずかに
  誰にも 気づかれることの
  ないように


技師のつめたい指をして
  冬は、いつもきびしさで やってくる


翳ろ ....
箸が並んでいます
きれいに連なって並んでいます
じいっと
待っているのです

箸が並んでいます
もう
ここには帰ってこないのです
ひとはまっすぐ生きられない
かならず、曲がり角はやってくる
見覚えのない交差点はこわい
視界の閉ざされた曲がり角は、もっとこわい

たとえば
人生がなくても小説は書けるという
それは ....
ボケという素敵な表現力
ケという素敵な表現力
という素敵な表現力
いう素敵な表現力
う素敵な表現力
素敵な表現力
敵な表現力
な表現力
表現力     わたしをバカにし ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(8387)
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「胃液分解」- 狩心自由詩1*14-1-30
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【非常階段】_詩サークル「群青」11月の課題「非」への提出作 ...- そらの珊 ...自由詩2013-11-30
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曲がり角のひと- たま自由詩25*13-11-14
奈落のクイズマスター- るるりら自由詩18*13-11-14

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