蠅、はえ、馬糞に蠅。
眠る仔馬のお尻を眺めていたら
女性グループに声をかけられた
撮ってもらっていいですか?
仔馬のお尻が好きな人は
どうやら信頼できるらしい
はい、喜んで。
馬の親子と ....
忘れるという
悲しみよりも
今を生きられる
喜びを思いたい
あなたのいのちと



私にとって
最高の存在たちと
出会えたことは
幸運である
夢ではないんだ



 ....
暮らすことを
楽しむ
いつもではない
けれど
生を活かす
こころの傷を
静かに
受けとめる
闇を聴くと
戦ぐ光

 ※ 戦ぐ=そよぐ
光の骨をなぞる指のことを もう思い出せない

言葉を思いかえすほどに
少しずつずれて嘘になってゆく
そのグラデーションをせめて美しく
夕映えに織り込んで
待っているうちに
身体は闇の鱗で ....
終りある戦い
えっ
何と戦うの
自分とだろ えっ
そもそも戦わないよ



戦いというのは
不毛である
負けても
勝っても
お互いに傷つく



争うよりも
握手 ....
○「梅雨空」
見上げれば鬱になる
今日も雨、雨、雨┅
雨の日はいっそう
老いが身にしみる

見上げれば鬱になる
今日も朝から探し物 メガネ 携帯 薬┅
雨の日はいっそう
ボケが深くな ....
ノーブルなおば様の厭らしさというのはあるよ
というのは、このご時世に澄ましてられるとしたら
何か間違った理由によるものと考えざるを得ないからだ

実際、他の誰が災難に落ちようと
澄ました顔を ....
メーカー希望価格の最高級ラインが2,500円
大手釣具ショップで2,200円くらい
それがネットでは1,400円から3,400円で売っている
釣り針も大手釣具ショップで16個入りで200円くらい ....
いかにもやはらかな
おくるみに包まれ
眠る赤子の真白き静かさ

 もう逢わないわ

そう言う女の声音
記憶に深く刻まれた声、
相手を温たかく包み込む
少し低めのトーン帯び

 も ....
今日は何の花?
白い花
線香花火、みたいね
名前はなんて?
名もない花、知らない草
ナモナイバナ? シラナイソウ?
ん?
そんな名前があってもいいね
なんだか妙にザワザワ落ち着かなくて
目覚めてしまった午前1時
喉がカラカラに渇いてたから フラフラ立ち上がって
冷蔵庫を開けて 麦茶を一杯飲んで
昨日投稿した詩に誰か反応してくれてるかチェ ....
傷ついた
こころ
乱反射して
きれい
これでいいんだ
降らないと思って降る雨よりも
     降ると思って降らない雨のほうがいいにきまってる
                             It don't come ea ....
{ルビ渓=たに}と渓が合流する遠い澱みには
銀鱗の女王が潜んでいると釣人たちはいう
普通のロッドと仕掛けでは逃してしまう
いよいよ本流竿の出番がやってきた
7mで250gの本流ロッドは軽くしな ....
からだのなかの
海が
凪ぐ
一瞬
永遠の血はささやく ありがとう
悲しんだり
喜んだりなどを
繰り返すことで
いのちと共に
深くしていきたい人生
 
そして、
燃え尽きたボクサー、
喜べないジャーナリスト、
死にたがる子ども、
詩人ではない男、
 
 季節はめぐり、鳥たちがやってきた。

  いつか、見たことがある。
 
 ....
(最初から/どうでもいい(
、ああ明日も連日の真夏日に)
、「今日は夏至も重なりますよ」ね。) 


――サイレンはやみがたい流行歌で。

エトスの器とか、チャンスは無慈悲な手のひら
 ....
すっこぬけ

すこんと抜けいく
終わりに近付き
意識しながら
崖っぷちで
気力養い
勇気蓄え
落ち着き払い
ほら一段、
すとんと落ち
落ちてみれば
あれこれ現に
或るもの在る ....
図書館へ続く石の階段
日陰には
きのうの命がただよっている
雨ののち
ひごとに深くする手鞠花の青
カタツムリは絶滅したんだろうか
遠い子守唄
世界に向けて閉じられた手提げの中はやすらかに ....
順風のときは
人は他人に
メソッドを語りたがる
渦中の僕には
いいお世話である

体力の衰えなら
プライドが折れることはない
というか
初手から
折れてましてん

失ったものは ....
土を踏んで
滴る花をたしかめながら
きみにあいにゆく
どこにもいないということは
どこにでもいるということ

青いイチョウに
さえずる梢に
ありがとうを伝える
空の匂いを探している
 ....
月が欠けてゆく

今宵は更待月

琥珀の水を傾け

夜は更けゆく

明日を占う指先が震える
脳の中にぺたぺたと記念写真を貼っていく。
電車が通る路、鯉のぼりが息が詰まるように、
密柑色に湯のように、揺れている、夏。
オーバードースのように。

鮮やかなブルー、と
黄色いファッショ ....
ぽかぁんと穴あいてる漆黒に
漆黒背景に賑やか盛んに踊り

濁り黄の満月どろんと浮かび来た
今年初の熱帯夜に感じ想い浮かぶ 
 
    死の境界 、

ぷかぷかしてたい今宵の意志に
若草を踏む、匂い
後ろ姿だけがずっと残って
追いかける足が、いつか伝えた言葉を踏みつけた

たぶんとてもしずかな終わりを見送ったから
泥だらけの紙くずは、ちゃんと丸めた
ひとつずつ、軽くな ....
{引用=たった一杯のカクテルに託した夢物語}{引用=月の流れのように見えたのは
私が酔っていたから
あなた自身の美しさを知らないあなたの
金糸雀の様な笑い声を
頭上高くに聞く}{引用=そのシル ....
なつかしい 、

未来から
そよそよそよぎ
微か確かに遣って来る

いしかつな 、自我の時流 なつかしい
雨上がりの
澄んだ空気と
緑鮮やかな
葉の群れに
うるおうこころ



銀河の岸で
魂釣りをする
小鬼の私
釣った魂は
おいしく頂く



草団子を
おみやげで
 ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(8387)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
仔馬のお尻を眺めていたら- 松岡宮自由詩324-6-28
※五行歌_三首「あなたのいのちと」- こしごえ自由詩4*24-6-28
※五行歌「生を活かす」- こしごえ自由詩3*24-6-27
※五行歌「闇を聴くと」- こしごえ自由詩4*24-6-27
水へ還る- 塔野夏子自由詩14*24-6-27
※五行歌_三首「そもそも戦わないよ」- こしごえ自由詩4*24-6-27
独り言6.27- ホカチャ ...自由詩4*24-6-27
ノーブルドレス- りゅうさ ...自由詩524-6-27
【渓流】摩訶不思議な相場- レタス自由詩5*24-6-26
真白き夢- ひだかた ...自由詩7*24-6-26
名もない花- 朧月夜自由詩9*24-6-26
LESSON_1(改稿版)- 涙(ルイ ...自由詩224-6-26
※五行歌「傷ついた_こころ_乱反射して」- こしごえ自由詩3*24-6-26
見上げれば曇になる- アラガイ ...自由詩9*24-6-26
【渓流】銀鱗女王- レタス自由詩4*24-6-25
※五行歌「永遠の血はささやく_ありがとう」- こしごえ自由詩4*24-6-25
※五行歌「深くしていきたい人生」- こしごえ自由詩4*24-6-25
bloods- 湯 煙自由詩2*24-6-25
裏路地にある宿根草の群れは渇れて生きるか- あらい自由詩224-6-25
ーゼロ地点より- ひだかた ...自由詩424-6-25
素足にサンダルをはいて- そらの珊 ...自由詩17*24-6-25
空梅雨に思うこと- りゅうさ ...自由詩324-6-25
ソラノヒ- 佐野ごん ...自由詩10*24-6-25
五行歌_月を眺めて- レタス自由詩6*24-6-24
心象- 由比良 ...自由詩124-6-24
なんてこの熱帯夜- ひだかた ...自由詩4*24-6-24
もうひとり- みーあ自由詩424-6-24
モヒート- リリー自由詩12*24-6-24
五行歌、自我の時流- ひだかた ...自由詩224-6-24
※五行歌_五首「銀河の岸で_魂釣りをする」- こしごえ自由詩5*24-6-24

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