発車ギリギリの電車に飛び込んだ
座れたけれどだるい
夏期講習サボってどこか遊びに行きたい
そう思いながらYOASOBIを聴いている
サラリーマンのおじさんおばさんたちも
疲れた顔してスマホを ....
通貨はベイベイ横浜駅で
青いユニホームかぶった駅員が
帽子のあごひもキュッと締める
まるで駅員であることを確認するように
特急、接近、ハマ風が吹き、
ファッショナブルに回転する駅員
膨らむ ....
 
 広くつづいた枯野の道は
 骨ばかり
 高く乾いた冬空に
 黄昏月の悲しげな瞼の赤らみ

 涙の匂いがしないように
 化粧水をたっぷりふりかけて
 いかなる慰めも求めていない
  ....
「それじゃ
 敵に塩を送るようなもんだよ」
「先輩、そうです
 塩を送って高血圧にして組織の血管を
 ボロボロにしてみせますよ」

「いやいや、敵に塩を送るって
 苦境にある敵をあえて助 ....
 

夕食は、母親の手作りの
ご飯を食べてから
病院の受付にパートに行っていた母
だから、五時前には夕食を終えていた
だから、未だに私の夕食は異様に早い

朝食は、パンだった
食パン ....
朝のつんとした寒さがゆるみ始めた
それでも毛布に身を包み冬の真似事

冷たい朝が少し恋しくなった

だって、冷たい私の体の中に
柔らかな心の温度を感じれたから

そこに心があるって感じ ....
AIに向かってレスバトルを仕掛ける民を見た
いわく、おまえパヨクだろ、云々
なんとけなげな

人だと思ってるぅ~

im so happy cos today i found my fri ....
鳩の頭(あるいは)、



{ルビ鏡=self}の記憶(の爲に)



{ルビ土手=triangle bank}(の上を)



{ルビ尻=earth}(を問わず)


 ....
ネットの中では面白い現象がみられる
姿かたちや人となりがわからなくても、
勝手に想像して、素敵な人に見えたり。

昔馴染みの詩人さんの詩を音楽家が作曲動画編集、演奏をして
You  ....
リズミカルに打ち寄せる波
灰白に崩れ浜辺に拡がり

漆黒の直線幾つも貫き、
後光帯びる今生の虚空、

やがて訪れる深い夜闇に
点る明澄な灯り震え揺れ動き

繋いだ手を離し
立ち上が ....
言葉の墓に
手を合わせて
言葉を掛ける
こころと共に
私は生きていくの。そう
ありがとう と

その言葉は
何回も何回も
失われたとしても、
何回も何回も
ありがとうと 言うの
 ....
 遠くサイレンの聞こえる朝
 会社の広い敷地内にある
 コンビニエンスストアのごみ箱へ
 がらん! 落とし込まれる
 リポビタンD の空き瓶

 心地よい冷気を後にして
 配属先の建屋ま ....
テレビを見ながら
僕は皿洗い
君は洗濯物をたたむ
よくあるひととき

ありふれているのに
ありふれているけど
永遠に続かないことを
まだ何も起きないのに
憂いてしまう

いなくな ....
長く 長く尾を引いて
冬の光が伸びてきて
そのわずかな明るさに僕らは癒されて

あなたに会いたい

乾いた静電気のような刺激を
暖かさとともに与えてくれるあなたに

長く 長く尾を引 ....
 
僕たちはまるで
悲しみがみえないように
踊り狂った

みずがめ座のひとの
特性を僕は知らないけれど

自由と未来を手に入れたいと想っているのは
きっと間違いないだろう

 ....
左手長くて、不明
右目赤くて、触る
鉄の病気と
研磨剤の青春

落ちていく
小銭少女の靴
閉じていく
ブザー
検電器
ドアがバタンと
チューブの蓋を閉める

ダウン・ダウ ....
体に絡み付く蔦
爪を立てるようにして肌に食い込む棘
否応がなしにそれらの思うがままに身を任せ
赤く染まりつつある姿を晒す私
放射線状に幾重にも映る我が身は
醜い一匹の老獣
コメントアウトされた
言葉の裏側

到達不能コードに書かれた
沈黙と優しさ

削除されていく
苦労と試行錯誤の軌跡

高度な技術により構築されたそれは
最高性能にて誤りなく稼働して ....
眠り際の訪れ、
最後の最高の最古の
際の少年の少女の
囁き叫び ささやか
祟るよな呪いのよな
尊い声のヒビキヒカリ

僕の私の眼を見てと
ちゃんとしっかり

じゃないと、

耳 ....
どこまで行ってもきっと同じなのに
なぜ僕たちは止まれないのだろう
目を閉じて耳を澄ましてる
波の音がきれいだった

僕たちは

ここにいるよ
ここにいるよ
いつまでも
終わらない夢 ....
 駅から出るとバスターミナルを
 陽が独占する
 発車して行くバスの後ろ姿へ
 あつかましく輝きながら

 瞼を伏せて立っているバス停の
 シェルターで、高校生ぐらいだろうか
 少年と少 ....
みんな上手に恋してる

「電話しても大丈夫?」って文字打ちして
お行儀良く左右を確認して青信号を恋愛進行

みんな画面を覗きこんで

誰とどこでなにしてるって探してる
まるで履歴書見 ....
m1215解除
と、ならない永遠の拒絶
きえてゆく
きえてゆく
暑さを踏みしめてしまい
はしゃぐ児ら
永遠の拒絶は金にならない
m1215ではない
新しくないアタシが

新しいことを始めるのは とても大変で

古ぼけた部屋の中で縮こまって縮こまって

「・」になれたらいいのに と

瞼を閉じた内側に逃げ込む

けど


 ....
TV曰く今日は譬喩がよく降る
TV曰く手持ち扇風機爆発
小さな自爆テロで消えた命が
1ダースらしい
パラパラ
譬喩が降り始めた
私は傘をさす
雑音
心地よいと思える
これほど降り頻る ....
怠惰な午睡のすえ
ふと目醒めると もう夜だった
開け放していたカーテンから
道の向こうにある家々の灯りが
ほわりと点っているのが見える
この選ばれたわけでもない 退屈のなかに
浜辺に打ち上 ....
あの日

まだ遊園地があった頃

待ち合わせて出掛ける夕まずめ

武庫川に架かる橋には溢れる人

背の高いその人が

欄干横の塀に私を乗っけてくれた

スカートが風にめくれ ....
わたしはやっぱり
PARCOが好きだったんだなあと思う

むかしのPARCOが
好きだったなあと思う

津田沼PARCOには
何度も、何度も行った
アルバイトで貯めたお金で
ヒス ....
後ろから
触手伸ばすもの
前からやって来る
前から
やって来るもの
後ろから触手伸ばし

 ある物たち、語りだすと
  ひとつ ひとつ 又、ひとつ
   しっかりあらんと
     ....
困るは木が四角の中に

閉じ込められてる

根は下へ伸ばせない

枝は上に上がれない

葉は光を浴びられない

風にも当たらず、

身動きができない

そばを通ったもぐらが ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10495)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
海洋鉄道の夏- 自由詩12*25-7-26
ベイベイ横浜- 松岡宮自由詩9*25-7-26
ヒヤシンス- リリー自由詩10*25-7-26
敵に食塩を送る- イオン自由詩4*25-7-26
懐古- 秋葉竹自由詩3*25-7-26
心の温度- 自画自計自由詩125-7-26
不感症- りゅうさ ...自由詩4*25-7-26
瓢箪/Black_Pigeon- 墨晶自由詩5*25-7-26
ネットの中の人たち- けいこ自由詩5*25-7-25
ゼロ地点7- ひだかた ...自由詩725-7-25
けいぞく- こしごえ自由詩6*25-7-25
机の引き出し- リリー自由詩11*25-7-25
ふたりの日常- 自由詩10*25-7-25
尾長冬鳥- 岡部淳太 ...自由詩5*25-7-25
宵闇のはじまり- 秋葉竹自由詩325-7-25
ダウン・ダウン・スノードーム- 竜門勇気自由詩4*25-7-25
老獣- 栗栖真理 ...自由詩525-7-24
リファクタリング- TwoRivers自由詩4*25-7-24
こんとんしんふぉに!- ひだかた ...自由詩625-7-24
あの海の向こう- 自由詩6*25-7-24
In_the_shade_- リリー自由詩10*25-7-24
恋愛進行- 自画自計自由詩225-7-24
解除- 降墨睨白 ...自由詩2*25-7-24
あしぶみ- さち自由詩5*25-7-24
譬喩とわたくし- 降墨睨白 ...自由詩4*25-7-23
留められた夜- 岡部淳太 ...自由詩5*25-7-23
花火を見たのか- 花野誉自由詩14*25-7-23
津田沼パルコ- うめバア自由詩925-7-23
ゼロ地点6- ひだかた ...自由詩6*25-7-23
困ると固まる- 多賀良ヒ ...自由詩225-7-23

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