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夜の風が永遠のように
幾つもの古墳を吹き荒ぶころ
いままで傷つけて来たからだを
ゆっくり休めて
それらが作られた時代を
問うてみるのもいいかもしれない


音もなく
声も ....
 
 

彼方の夜が白白明けて
朝の香りが
昨夜の星の逆行のせいで
さくらいろ
君はきっと透明になるんだろうな
わけも知らずただ前向き
そんな風
だなんてうれしい朝が来る
 ....
いまにも泣き出しそうな空のしたで
雨傘をそっと確認した午後
鏡のような湖面で白い舟に乗っている

オールは水飛沫ひとつ立てず
波は悲しみのように遠ざかる
君は僕の目をみることなく
 ....
 

詩って、創られたときに既に
生きてるって素晴らしい
という信仰の上に立って
その苦しみから出発するのですね。

詩は、信じるもの
素人だろうが玄人だろうが、
ぜひ本物を ....
 

これまでにない驚きを
斬新で念願の驚きを
どうか私に与えてください

オリジナルのデザインを
よくみてよ、って顔で
どうか私にみせつけてください

あなたの感性が好きだか ....
 

対岸に住むひとのことは気にしない
すべてを受け入れてもべつにいいけど
計画が狂ってしまった神さまなんかの
おだてに乗る気はさらさらないね

野菜や果物をいっぱい摂ろう
朝に大 ....
 

新しい足の痛みが
信念を揺らし
光を求める視線だけが
その揺らぎを抑え込める
だから
前を向いている

なにも探さない
まだただの一点をみているだけだ

それでもまだ ....
修羅よ
修羅よ
雨の中を傘もささず
駆けていった
修羅よ

雷は
君を透かしてみせてくれる
君の真鍮のような骨の形まで
クッキリと

それで
草原に倒れ込んで
だれの ....
 

ブラックなサンダーに
撃たれたのは
生き延びるための嘘を
平気な顔でつきつづけることが
架空の地図で遊びつづける
幼な子のようだと気づいたとき

夜空から放たれた雷が
こ ....
 

しつこい雨が降る
とても心にまとわりつく
しつこい雨が

鮮度をあげて朝を過ごしたい
じぶんの好きな香りを
部屋中に満たして
ベッドから飛び起きて
シャキッとしたい
初 ....
 

雲はちゃんと横に流れる
薄く青い大空はその姿をみおろしている

手軽になれるように
ミックスな感情をカットして
美味しい時間を手に入れるのも
白い品と呼んでもいいのかも

 ....
0 序としての、呼びかけ

ねぇ、蛇たち?

貴女方はわたしのこと、
非道いって、思ってるみたいですね。

でもね、
わたしの生きてきた闇もまた、
貴女方の知らない明るい闇 ....
 


蛇神さまに逢いたくて
山の果てまで分け入った

なにを訊きたいわけでなく
信仰しているわけでもない


おまえが邪魔になったって
云われたけれども納得できずに
 ....
夜の底に耳を当てたら
陽気なリズムが聴こえた気がする

静かな海のしあわせな色
天然青の空と海

一度でいいから牙を持ちたい
青に染められふと欲しくなる

花なら花で花の名を
憶え ....
夢の先端に
届いた気がしたのは
もちろん夢の中で

大好きな歌声を
聴きながら眠るのがしあわせで
興味深い闇の心も
むしろ
涙を減らすためのピースのひとつ
だったりしてね
 ....
風ばかり
かるく吹くから絵本が動く
トタンの屋根に熱い陽が落ち

すべてを棄てた
諍いののち
君の車のボンネットには
黄色い小人が踊っているかい?

秋の竹たち葉は揺れ騒ぎ
 ....
 

素敵な時間を
ありがとうございます

ふるさとよりも暖かく
何種類もの海のうたが
一度に聴こえてくるような
初めの交響でした

いやなにも
心象風景を問うているわけでは ....
この水はただの水だが
じぶんではけっして汲めない
天の与えてくれたらしい
冷え切った、甘露。
この水を
早朝飲み干し目を覚まし
新しい日のはじまりとする。


ホントはさ
 ....
 

傷だらけの闘いを
われわれは闘いつづけて来た

時代のすみっこで
うす暗いひとけの少ない鄙びた路地裏で

傷だらけの闘いを
われわれは闘いつづけて来た




『あの ....
 

か、み、さ、ま、の、
ゆーとーり。

生きて来たけれど
べつに上手く生きてるみたいとは
これっぽっちもおもえねーな。

やましくて
みっともなくて
せつなくて
いっそ ....
ひとりの
子猫がずぶ濡れに
なっていたので
その夜

おもわずうちにつれてかえった

責任を果たす自信もなく
面倒をみる気もちもあまりないのに
なんだか小雨の夜に紛れてしまって
 ....
 

もちろんこの世界は
鷹の目にさえ捉えられない世界
だれのシビレルコードも
感じないねとうそぶけるすえっからしの
はぐれもののお祭り騒ぎ

太陽というありきたりな明るさではなく ....
夜に溺れないように
アスファルトを砕く勢いで
懸命に
駆けた

『オレは
夜など駆けない
幸せな未来に賭けるだけさ』
と嘯いた
奴の眼差しはすこしシンとして

私は
 ....
 

白い壁しかみえなかった
蒼ざめた心の時代

なにもかもに手が届かず
なにもかもをいらないと口笛吹いてた

夜よりも明るい闇が
家の池に一本咲いたとき

夜よりもさみ ....
 

求めるのは
焼き切れるほどのあからさまな声

まるで遠吠えのような
少し新しい傷の痛み

なにも考えられない
楽しさのなかの
水色の空の下

なにかに中継されているの ....
 

 
時計だらけの夜空をみあげて
ふと
生きてるって 
突き放されるゲームみたいだなと
ふと
想った、よ

過去を渡れるはずがないのなら
海に近い潮の匂いのする川の
大きな ....
なにひとつやりたくない
ひとつだけやりたいことがある
なんでもやってみたい

その希望は
一度道の途中で立ち止まり
後ろを振り返ってふと想う

草むらで休みたいとか
平らな道を歩きた ....
記憶はおそらくは戻らないだろう
泳ぎ去る魚がおそらくは戻らないように


春の大阪湾は
あまり悲しくなくて、いいな


バンコクハクランカイなんて
知らないけれども


夜 ....
「あした 先生はお休みします」
そういって以来さわぐち先生は
学校に来ない


もう二度と会えないんだという
くだらないうわさがガヤガヤと
一組と三組と四組には広まっている
 ....
 

闇は、やって来る
どんな
忘れたくないような最高の蒼空が
至天満面に広がりつづけるとしても
やっぱりしずかなかたちでまるで無音で

そのときになれば
闇は、やって来る

 ....
atsuchan69さんの秋葉竹さんおすすめリスト(189)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
痴愛(そんな言葉、ないんだけどね)- 秋葉竹自由詩125-6-15
風の朝- 秋葉竹自由詩225-6-11
曇天- 秋葉竹自由詩125-6-10
すごいものですね。詩人さんて- 秋葉竹自由詩225-6-7
蕎麦- 秋葉竹自由詩225-6-6
泣きそうな宝石- 秋葉竹自由詩525-6-3
未来のうた声- 秋葉竹自由詩125-6-3
修羅- 秋葉竹自由詩225-5-28
白痴- 秋葉竹自由詩225-5-27
雨のうた- 秋葉竹自由詩125-5-27
漂泊- 秋葉竹自由詩325-5-26
砂漠の蛇- 秋葉竹自由詩325-5-24
ノーガード、より- 秋葉竹自由詩325-5-22
夜更けのうた- 秋葉竹自由詩325-5-21
生きるっていいよね- 秋葉竹自由詩225-5-17
裸のこころね- 秋葉竹自由詩325-5-17
感謝しかない- 秋葉竹自由詩625-5-14
走馬灯- 秋葉竹自由詩3+25-5-6
幾星霜- 秋葉竹自由詩125-5-3
虹橋- 秋葉竹自由詩225-4-29
ねむり- 秋葉竹自由詩325-4-29
一滴- 秋葉竹自由詩125-4-26
私の夜- 秋葉竹自由詩2+25-4-26
残り香- 秋葉竹自由詩225-4-18
一雫- 秋葉竹自由詩325-4-18
ファドの声- 秋葉竹自由詩225-4-16
だから空をみあげて- 秋葉竹自由詩225-4-12
すべてを夢州(ゆめしま)のなかにかえしたとしても- 秋葉竹自由詩425-4-10
双子の恋- 秋葉竹自由詩425-4-10
微笑みのうた- 秋葉竹自由詩325-4-9

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