他者は作者が耕し、草生やした。
たしゃはさくしゃがたがやし くさはやした


今朝の僧。大袈裟を避け、大嘘の酒。
けさのそう おおげさをさけ おおうそのさけ


短夜にいよいよ四方が人 ....
モノクロームの映画が終われば
カーテンを揺らし
しみ込む雨
誰か好きなんじゃないかと
錯覚する痛み

もの哀しい風景の色には
限られた感情の両端があり
その中に無限を確かめることもでき ....
○「弱気」
病気は
「気を病む」と書くが
弱気になってはいけない
たとえ体が病気であっても
いや体が病気のときこそ
気はしっかり持つことである

○「自分の道」
自分の道をあやまらな ....
他人を
バカにする人は
カッコワルイよ
バカにするほうがバカなんだ
相手の良さが分からないのさ



勉強を出来ない人が
バカなんじゃないよ。
相手を大切に
出来ない人がバカね ....
さまざまな命に
支えられている
私の命は
これらさまざまな命と
共に在る



常に
ここにある
何かが
私を
生かしている
騒めきの通りから
暗く曲がりくねった路地に誘われて
踵を返した

ランプが点いたドアの前
コツコツとノックして把手を回した
鍵はかかっていなくて
乾いたほのかな風がぼくを包んだ

ド ....
 地下駅へ降りる階段
 吹き上がって来た風で、
 乱れた前髪なおそうともせず

 いらだたしく
 けだるい晩春の気圧に
 襲われる

 かつて愛した男
 今でも その腕に抱きしめてほ ....
ふわり ふんわり
白く白に白 つもり 

時の和らぎ     
寝入り束の間、

遥か遠い夢をみて

  ふわり ふんわり
 ふんわり ふわり

純白 ひたすらな里の響
聞こえない音をさせて
雪は
遠く
降って来る
初めて



からっぽの
こころの
ここと
つながっている
そらの青



春を
夢見る
冬の
蕾に
ありがと ....
とある小さい団体に居たんだ。異才散る後。
とあるちいさいだんたいにいたんだ いさいちるあと


退けたらそれは亡き。天体観測損壊。端的な晴れ空だけど。
どけたらそれはなき てんたいかんそくそ ....
目が覚めると布団の中で
今日も手首に指をあててみる
脈を感じる
ドクッ ドクッ ドクッ┅┅
今日も俺は生きているんだとじっかんする
毎日十万回も規則正しく動いている
このドクッ ドクッ ド ....
一喜一憂しても
始まらない
雨の日も風の日も
寒い日も暑い日も
生きていかなければならない
置かれた状況の中で
日々前向きに生きていかなければならない
後戻りはできない
ゴールは目の前 ....
微睡みぬ夢の揺蕩いに
林立する森影の薄闇
ひたすらに耐え続く
耳鳴りの朝に布団蹴飛ばし 
起き上がり陽を浴びる歓び



陽の光 陽の熱
この新た一日の生活を
点火し意識を叩き起こ ....
雪渓を登りつめ
一息を吐いた

其処は花々のサンクチュアリ
ぼくを燦々と迎えてくれた

写真に撮ろうとするけれど
その美しさはレンズを透しても再現できない
山に登る者だけにその秘密を明 ....
雨音に目覚めた午前3時
枕元に散らかった
言の葉と
夢の残滓を拾う

爪切り用のハサミで
言の葉をさくさくと刻み
オニオンスキンの便箋で巻く
慣れた手つきで擦るマッチ

小出し ....
体感無い館内、分かんない。なんかワイ何階? 難解だ。
たいかんないかんない わかんない なんかわいなんかい なんかいだ


詐欺師祈り、叶う夜の苦しみ。シルクのような仮の意識さ。
さぎしいの ....
氷河にお船、浮かべては
食い入る喰ってやる、オマエの肉
蒼白い透明に、いよいよ赤く染まり
眼見開かんと、この凍結の地に
ああ一気、赤の濃密真紅に眩まり
神の口すら、吐息吐く
オマエ、円成し ....
ふと渡米、霞むスカイへと飛ぶ。
ふととべい かすむすかいへととぶ


頭蓋骨一個生かす。
ずがいこつ いっこいかす


罠の名は、花の縄。
わなのなは はなのなわ


竜も踊る ....
先日テレビで五十代ぐらいの美しい女優が
食べ物や運動などあらゆることに気をつけて
若々しさを保っているという話があった
そのなかで体形が崩れないように
夜もブラジャーをつけて寝ているという話が ....
幸せは
ここの
こころにある
幸せに
気付けば




自分が
持っている物事で
十分だな
こう思えば



夏の夕暮方の
西の山の上の
蒼く
透けた空の
 ....
雨が降る、十二時の長針の上
赤い流星と黄色の音符
ふたつの意思が結婚式を挙げる
白い祝日は
透き通る幽霊たちの歌で始まる

今日はウツボカズラの休日
塞がっていた穴の開く朝
べこべこな ....
 まやは水草の満ちる夕暮れでも
 草原しかなかった過去のように
 かたわらの湖をみつめる

 修理費のいらない世界だから
 ただ自然に流れていく世界だから
 森の陰でその光景をそっと見つめ ....
学生の頃に
僕も覚えがあるのだけれど
一生懸命生きてると
一球入魂で生きてると

余計なものは視野の外に流せ
で的に集中し
必然、傍若無人にも見える

そういうことなのだ
砕け散り ....
自戒として、
大道すたれて
仁義ありと言う
私は強欲だから
足るを知らねばな



自戒として
放てば満ちると言う
私は時々存在しない
幽霊となる
そう思えば気楽さ

・ ....
きみとふたり
丘のうえ

夕景色
山なみの果て
我は彼方を
さし示し

きみは頬笑み
頷いた

{ルビ蘇芳=すおう}の衣は
{ルビ飄々=ひょうひょう}と
明日を求めて
彷徨 ....
甘く
酸っぱく
苦く
切なく
悲しい
 
のんびりとした一日に
奇妙な異様 蠢いて
想わず枕の下を覗き込む

 蒼いどよめき真紅のうねり
 澄んだ溜まりの底渦巻いて

のんびりとした一日に
無限の眼 壁築き臨み立ち
寛ぎの枕 ....
 背中押してもらって
 もっと もっと、スニーカーのつま先が
 お空に近くなる
 ブランコ

 いつからだろう?

 ブランコ漕いで
 軽い眩暈の様な気分の悪さを
 感じてしまうよう ....
肉の遺伝子の
流れを抱え
ながらも
明証の内に
現れ在るもの
刻み込まれ

清瀬駅の改札口、

吐き出されて来る 
人、人、人、
一人一人の顔 瞬時に捉え 
己もまたその一人の ....
ゆっくり歩くこと
道を譲り合うこと
ありがとうを交わすこと
そんなあたりまえのことを
忘れかけていた

雪をふみしめる
靴底を貫通する冷気
しん、とした空気を吸い込むと
鼻の奥が ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(8387)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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浅い眠り- レタス自由詩4*24-2-9
名残りの愛- リリー自由詩5*24-2-8
記憶の里- ひだかた ...自由詩424-2-8
※五行歌_三首「聞こえない音をさせて」- こしごえ自由詩3*24-2-8
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- ホカチャ ...自由詩2*24-2-8
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ゆきみち- 佐野ごん ...自由詩5*24-2-6

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