悲しい。どんなに真似しても近づけない。だからといって詩の才能がなくて諦めがつかないからと男詩人達にせめて子供たちは身体を売らないようにしてね。詩の才能すらもないのなら創作活動を辞めれば良いだけ。

 ....
日の暮れ方の川辺り、{ルビ湯女=ゆな}の手の触るる神の背の傷痕、
  ──その{ルビ瘡蓋=かさぶた}は剥がれ、金箔となつて、水の中を過ぎてゆく……


({ルビ魚=いを}の潰れた眼が、光を取り ....
そうなろう
そうなりつづけよう
来年もそこにいよう
また台風が先に来て
それでも豪雨のやむ一瞬に
背番号がなくても
立つ場所があるなら

星から降る雨が流れて
やみまに観測する一線を ....
 
 薄い霧の 
 晴れない朝
 軽い ハイヒールを器用にさばいて
 女は舗道をいく 

 昨夜 花開いたに違いない女の性が
 そのすんなりした 脚を
 わずかに恥じらわせ
 プラタ ....
波しぶきが
うるさくて
わたしは耳をふさいだ

なにも入ってこないで!
じゃないと
脳天に突き刺さる!

だから
御願いよ
そんなに嘆かないで・・・

海に男を感じ
波に ....
 栗の焼けるにおい
 私が一人 歩いている街中に
 ほろ苦く
 かさかさと
 音を立てて秋が 散る

 雑踏をさまよいながら
 ほのぼのと胸うずめるなつかしい思いが
 何と暖か ....
わたしを煮詰めたら
わたしが凝縮されて
甘く甘くなるかしら?

あなたは
欲しくてたまらなく
なるかしら

ずっと
吊り下げておこうかしら?
あなたを
おびきだせるかしら?
 ....
クリストシュトレンとおせち料理
 

みんな忙しくて家族バラバラ
熱い肉はでない年始の食卓で
シュトーレンを食べながら
、おせち料理を食べている

クリストシュトレンとおせち
三日三 ....
はじめはちきれた 陰鬱な雲が、むかしのかたちを削ぎ
とおりと指差し 有り金を投げる仕草を、追う
シジマまでの氾濫が、ヤケアトに戻っていく

{ルビ懐=ナツ}を咏む。これを、
「煌めきごと 殺 ....
 或る 雨の朝

 しぶきに打たれる鋪道の

 流れる水の勢いを 感じながら

 あなたを久しぶりに思った


  夏の始めの山は緑だから

  美しいし

  君は 緑の年 ....
永遠と思ったことが
後悔でしかない
春先の霞が澄み渡る風に飛ばされ
蒼然と光が落ちる
青さを一層増す丘陵地帯
あ、あの、あのね
ね、その

それ、 おきて

居ないものを見た
居 ....
 貴方と逢っての帰り
 雨雲が 電車を追うその先
 西山へ落ちかけた陽が鮮やかに薄紅で 
 大きい


  稲の穂先に むせながら
  田の中を歩き
  やがて深い竹林に入った時
 ....
北半球で大陸が
あかくもえはじめる
地球儀を横切る
オレンジのすばやい牡鹿よ
君の足は細かったね
ツノは複雑で立派だったね
くるぶしから覗いても
隙間は無くなっていて
何も見えない
 ....
  めざめ



なにか黒っぽい

いくえにも重ねた

すき間だらけのガーゼ的なにかに

ゆっくりと眠りは

溶かされ絡まりながら

そろそろ吐きだされそう

視界の芯 ....
越帽の庇型をした語り屋は

丁重な匙を巷に錘を蔑む

舎弟の悦を交互に溶き

正理の屈辱を正確に拐かす




時となく見定めた金剛墓場を

遂に光の内に功を奏し

一糸 ....
 
 コーヒーは言うのです

 女は専門店の浅煎り豆を使ってドリップした
 ブラックを好み 今朝も
 辛子色のアメリカンダイナー風マグカップに
 注がれる一杯

 キッチンで女のまわり ....
原石採取について


原石採取の役割を忘れ、大きな声や人脈のある人の作品を評価し過ぎる傾向は今も変わらない。けど、創作サイトは政治的なやり取りではなく、小さな声でも創作について語り合う場として利 ....
からっぽの手紙が積まれてゆく
借りてきた言葉ならまだしも

狩られているものは人の心じゃないのか
彼との間さえも誤魔化し
軽んずるためだけの言葉が連なる

綺麗なつもりでいて
嫌いとい ....
もうひとつの夜の街が動き出す
灯火はみな偽蛍
背筋を伸ばした猫は
糸を池に垂らしてザリガニを釣り
夢遊病者たちは公園に集い
おとがいを比べ合う
看板描きの落としていった
無邪気な絵筆は
 ....
おはよう、と一言写真へ声を掛ける老人。
写真のなかの人は宙へほほ笑んでいる。
木製の円卓の上には朝食のパンとコーヒー
祈りの言葉を宙へささやく老人
陽光に影は濃さを増し、老人はパンを持ち

 ....
さやかなこまかなことばさきとどかぬのならそまず散るだけ

おとしぶみおとした文の子守唄

せきをしてもひとりよりすこしふかい秋はひとり

焼きいも売りの声すこしたかく
石黒くなりショパン ....
洗濯物は洗濯機が創る。
噂は風が創る。噂話は君が創る。
伝わる。沈黙が伝わる。宇宙は大騒ぎだ。
技術は待っている。手探りを。
呪縛。
人生はproject。Mission。何処に産まれようが ....
牡蠣のピッツァ、
とめどもなく分泌されるもの、
舌の上で厚岸の海をふくんだ、
牡蠣肉の貝汁と、
液体のように熱々にとろける、
チーズの塩見が絡みついて、
トマトソースのあかい酸味とともに、 ....
{ルビ蟇蛙=ひき}よ、泣け。


泣くがいい。


ぎやあろ、ぎやあろと


泣くがいい。


父は死んだのか、


母は死んだのかと


泣くがいい。


 ....
まっすぐ転がれない実 跳びはねたいふくらみ
ひそみ音にうまれ
みどりの波にたゆたう星の娘たち
まっすぐに見つめる こころをつなぐ

つないだ胸をあかるい笑顔で満たし
しなやかな手足に結ばれ ....
さいごだから、と
紅をひいて会いに行った
二度とこの紅がくずされることはないので
安心して いちばん似合う色をひいていった

約束の場所で待っていたひとは
いつも くちびるをくれたひとだっ ....
ずっと夜に引っかかっていたい
蜘蛛の巣の落ち葉みたいに
まさぐる闇に身をまかせ
ふるえながら黙ったまま
水中に咲く花のよう
静かに息を
ひらいてとじて
やがて夜光虫が模様を描き出し
嘯 ....
いつ 死ぬか
わかんないんだから

食べたいもん食べとけ
飲みたいもん飲んどけ

言いたいこと言っとけ


そんな
ダイエットのために
食べるのガマンとか

いつ 地球が ....
肌が乾燥したら
化粧水をつけるといいです

そんな言葉につられ


せっせと
めっちゃひんぱんに
化粧水つけていたけれど

なんか
お肌の状態が
あんまよくない???

 ....
初めての運動会の始まり
開会式の話はぼうとした頭にははいらず
年長さんのマーチングは堂々としていて
父母も慣れた様子でベストポジションから
カメラを向ける

渡された紙の、一番最後
年少 ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10276)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
自由_占い- 足立らど ...自由詩323-10-16
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩8*23-10-16
背番号- wc自由詩5*23-10-15
ハイヒール- リリー自由詩4*23-10-15
海は波を好き放題に荒らす- ルルカ  ...自由詩2*23-10-15
秋冬- リリー自由詩3*23-10-15
Jam- ルルカ  ...自由詩3*23-10-15
クリストシュトレンとおせち料理- 足立らど ...自由詩623-10-15
可惜夜- あらい自由詩223-10-14
雨の朝- リリー自由詩8*23-10-14
枯れ尾花- 這 いず ...自由詩723-10-13
夕陽- リリー自由詩4*23-10-13
左目だけが痛い- モリマサ ...自由詩223-10-12
めざめ- soft_machine自由詩5*23-10-12
去勢の真光- moote自由詩223-10-11
Weak__Coffee_- リリー自由詩3*23-10-11
原石採取について- 足立らど ...自由詩323-10-11
君たちの世界は君たちが造る- AB(な ...自由詩623-10-10
よるのぜんまい- そらの珊 ...自由詩10*23-10-10
或る日の一日- こしごえ自由詩4*23-10-10
秋深し- wc自由詩723-10-9
13行- 空丸自由詩1423-10-9
牡蠣のピッツァ- 本田憲嵩自由詩1023-10-9
陽の埋葬- 田中宏輔自由詩9*23-10-9
ひそみねの星- soft_machine自由詩3+*23-10-8
花だった- 福岡朔自由詩4*23-10-8
夢魔の膝枕- ただのみ ...自由詩8*23-10-8
ちびまる子ちゃんみたいだねって言われた(笑)- ルルカ  ...自由詩2+*23-10-8
つけ過ぎた!!!- ルルカ  ...自由詩1*23-10-8
運動会- wc自由詩4*23-10-8

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