何かを想い感じる感覚は
わたしの何かを掻き乱してく
心はもう捨てたから

誰かに想いを伝えても
伝わる事はなくただただ声だけが
宙に漂っている
言葉はもう捨てたから

心も体も自分も ....
ここに地球儀がある
私はそれを右回りにも 左回りでも回す事ができる
私は世界の王様なのだ

私は世の中に満足している なぜだろうか
私は目が悪い
私がすぐ満足してしまうのは
身近な世界し ....
気づけば部屋のすみに重なっていく紙のくさぐさ
服用薬品名カード、やら
保険調剤明細書、やら
ほおっておけば粉雪のような埃をかぶって
畳にみじめに融けていきそうな顔をする

教科書サイズのお ....
午前3時に家を出て
ゲン担ぎのバイオリンソナタを聴きながら
捕らぬ狸の皮算用
今日で渓は閉ざされる
渓は水量が極度に減っていて
秘密のポイントも浅瀬になっていた
ピクリともアタリは無かった ....
飯食って飲んでると

どこからともなく

「愛してるよ」

と言葉がわいたので



なんだろね

愛してるよ




自分がおかしくて

笑うのだけど


 ....
君に走り寄ろうとして
転んで思い切り擦り切った
泣いて湿り気で覆えば
傷の治りは早くて
綺麗だったかもしれない
けれど泣かなかった
血小板の力を借りて
乾いて固まっていく体液
新しい皮 ....
ふわっと開いたらしゅるっと萎びたり
しゅるっと萎びたらふわっと開いたり

貴女と云う秋の庭で青々と踊り明かす私 、
              
でたりはいったりひっこんだりひょっこりでたり ....
○「死」
他人の死は
考えられても
自分の死は
考えられない

○「秋が来た」
朝夕はめっきり涼しくなり
昼間には
澄みきった青空と黄金色の稲田が広がる
夕方には美しい月が上がり
 ....
九歳から十歳になったとき

「もう、次に桁が変わるのは百歳までないね」

そう母親が笑ったとき

とても寂しくて いたたまれなくて

一桁にちゃんとお別れしてない自分が恨めしくて

 ....
隠れるように隠れるように
息をするのさえ申し訳なく思いながら
ひっそり生きてきました

あの日から
いや 多分そのずっと前から


あの日は日曜日で
僕は取り立ててなんの用事もな ....
おはよう!

          起きてんじゃねえよ、アホ

                                  朝ごはん
                        ....
繋がり生まれる意味を求めて
無意味な旅を続けているのか
ありもしないのかもしれない
トップ オブ ザ ワールド

匿名の顔の見えない人たちの
名前も知らない北の街に来た

高い ....
集合的無意識

誰かが放った言葉に
自分が発しようとしていた言葉が重なって
なんだかドキドキする
そして先を越されたような気分
このまま自分も発したら
パクってると思われるかなと
余計 ....
今日も世界は青かった
にこりともせずただ青く
深い沈黙のうちに
自ら孕むもの差し出す如く


今日も私は呆れてしまった
自らの我意に振り回され
気付けばあることないこと
貴女に喋り散 ....
 
 窓の外は雨あがりの道端に
 もう夏が振り向きもせず
 透けた背中をみせている

 昨晩干した洗濯物の柔軟剤が香る室内で
 好きな音楽を聴きながら
 刻み始めるキャベツ

 レッ ....
美酒に酔い

漁期が終わる明日を待つ

魚影は薄いと知りながら

銀鱗の重みを忘れぬよう

今宵最後の夢を見る
かつて太陽目がけて投げ上げられた一振りの剣が
この日祭りでにぎわう往来の真中へ落ちて来た
剣がひとりの人を貫いて固い地面に垂直に突き刺さると
群衆は一瞬凍り付き すぐにその場から逃げ出そうとした ....
詩はあれで
物語はこれ
そう言える人に憧れる

球数やことばを待っているだけだから
喉にはりつく声や

ひらくのを待っている
ふくのを待っている
泡とちるのを
波によせるのを
口 ....
○「生き方見直し」
終活は
いつ死んでもいいように
していかなければならない
現に同級生が次次と亡くなっている
それにはなんといっても
「時間とお金」の無駄づかいをしないことである
散歩 ....
よく眠ったとはいえ
眠り過ぎてつかれた!とも言える朝
コーヒー
ミュージック、ニール・ヤング
安価なドーパミン
最近はドーパミン・デトックスをしていたんだ
だからニール・ヤングの
ひ ....
秋に撒いた種が花を咲かせたか
わたしは知らない
春になる前に去らなくてはいけなかったから
瓦礫のなかに
そっと咲いていたらいい

眠ると亡くなった人に会える
まだ生きているような感じで
 ....
微かに開く帳の向こう
虚栄に嘲笑う一人芝居

尋ねる夜に星は欠伸し
顧みられぬ隙間を嘲笑(あざわらい)

言葉を今日も取り繕う
良き人の楔に囚われて

開いた指に意味は無く
躯がた ....
人間の条件

{引用=精神と、身体と、情緒。人間はこの三つのシステムから成り立っているのだと思う。そして普通の人は、これらがごく適切に統合されているのだ。
ドナ・ウィリアムズ}

お父さん
 ....
家の長い廊下
電気はぼんやり

古びた胴長のしましま猫
兄のお気に入りのぬいぐるみ
可愛さ半減

「にゃっ にゃ にゃあ~」と機嫌良く
天上を這い
夢の中で僕を襲う

一番古い夢 ....
思い出は寄り添う
犬のように

抱きしめ、
愛おしむことができる
そんな記憶だけを
私は飼っていたかった

だが因果なもので、心の眼というのは
暗く忌まわしい思い出の方に
向いてし ....
 

AIに、詩など書けて
たまるものかよ

書いているのは、
ただ、
詩に似せた
それっぽい文章だろうさ。

悲しみを、
感じるこころも
ない鉄壁な白く寒い夜に 
 ....
目を覚ましたくないけれど意識はしっかり目覚めている
恐る恐る目を開ければ目ヤニがパリパリと
昨日酷使した恨みのバリケードを築いている
体は寝たがっていて布団にしがみつく
今日の空白の予定に敢え ....
すべてはもう終わりながら
自覚無きエゴイスト共の
競い合い殺し合い
此処は既に廃墟なのに、 

 解ってるって 

濃くなる青に冷涼な風吹き抜け
冬の凍結した兵士達の進軍手前 、
  ....
本当に恐ろしいのは自身の存在とその周辺のすべてが本来あるべきはずの意味を失ってしまうことだ、豪雨に洗われた路面のように本質を剥き出しにして、けれどなにも語ることは出来ない、本当に恐ろしいのはそうし .... 桟橋の果で水につま先をぬらす
少年たちと少女らがいて
軽トラからもれるラジオを背景音に
秘密をはじめようとしているところ

心にうまれる底のない穴に
無意味な詞ぽつりを吹きこめながら
指 ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10306)
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シンクロ- 自由詩5*24-9-29
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The__Holiday_- リリー自由詩10*24-9-29
五行歌_【渓流】_閉渓前夜- レタス自由詩7*24-9-29
影か揚羽か- ただのみ ...自由詩3*24-9-29
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