ひかりがひかりに逢えるように
そうであったうたに戻れるように
ひかりがひかりになれるように
そのままの水を飲めるように



足にからまるまだらな音
消しても消しても残 ....
結婚してください
私が言いたいのはそれだけです
どんな場所 どんなタイミングでも
その言葉しか発しません
発作
ドクドクと私を攻め立てる 無重力の気管支炎 喘息
あめあられ ぜつぼうぜつぼ ....
意味にしがみ付いた連中が
影でヒ素ヒ素やって
実は金儲けしようって腹かい
残念だねぇ
貴方達には保守派としての
守るべきものがあるかと思ってたのに
むしろ意味を捨てて野獣の如く前のめりに皮 ....
だれそれ わかんない
 かまわず 没収されるように 募集
  あいまった 科学溶解炉の奇跡
ニンジンさんの歌 ささら塚 来い来い
 つまんない めんどくさい
  から、刑事事件に発展 領収証 ....
透明の底にあるものを
探せてはいない、ということを
探しているのだとおもう

それゆえわたしたちは
疑問の形をよそおいながらも
空に吹かれる日々を
なぞるのだろう

丁寧に、
さま ....
 もう、
 忘れてしまえないだろうわたしを置いて
 片耳うさぎよ
 にげなさい



どうして、
こんなにも寂しいというのに
深みにはまることを知ってきたのに

どうしても、 ....
くり返す波に
届かずじまいの手を思うとき
ようやくかぜを
聞いた気がした

この世にひとつの
具象のような


二本のあしで
すれ違えるものを
まちがえながら
ここにいる
 ....
虫のいどころでも悪いのか
いつまでも押し黙ったままで
あなたはテレビの画面を眺めるでもなく
そっと箸を置く

テレビのなかには
つまらないギャグに笑い転げる顔があり
テレビのそとには
 ....
夜は泣いている
あの星の輝きは涙の輝き
青い瞳の奥底からあふれて来る
真珠のような涙の輝き
あちらこちらで涙を浮かべた
悲しい少女の星よ
なぜに夜に泣くのか
この静けさの中で息を殺して
 ....
批評祭から遠くはなれてみる。
アフリカじゃ紛争が終わりそうもないし、パレスチナなんて終わりもまったくみえてこない。
一方で、キャンパスでメシ食ってのうのうとしてる奴だっているし…たぶん私だってそう ....
 北川透は「詩的レトリック」の中で、詩における「余白」のあり方をいくつか挙げている。それらをまとめると「定型に伴う余白」「観点の移動を表す余白」「意味上の展開を媒介する余白」「二つの片歌の問いと答えの .... {引用=
yuko「まいそう」
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=136784

*この論考はひとつの詩作品に対する考察でありながら、ある「歪んだ妄想 ....
反射熱――りふれくと――Reflect
Reflection――反射、反射熱、影響、現れ、映像、鏡映

 谺を返そう。それもより大きく、その熱にやられないように大きな熱量をもって。“りふれくと” ....
かじかむ理由は
雪ではないね

それは
雪のなかでこそ
探せるものだけれど

雪そのものは
寝ているだけだね



 てぶくろは
 つかのまの嘘だと思う

 夢だとか ....
肩を
すべり落ちてゆくものを
不可能なくらいに
拾い上げるから
忘れておけない
まなざしの青

つないで
必死につないで
自分の口から出た言葉が
たとえ終わりを決めるもので ....
わたしのなかでは
きえない、ゆき

きこえないことば、には
あふれるくらいに
ふれているのに

ふるえています
たしかさを

ましてゆく、ような
かさのなか

みずか ....
「ネット詩fについて」清野無果さん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=100523


 裂け目を開くために私は頁をめくる。アリストテレスの「詩学」で ....
冬木立、腕の隙間を
北西の風が吹きぬける二月
硝子を隔て、
わたしは陽射しを貪る


両の手を
時折、虹色に光る猫の背毛に沿わせ
体温を求めながら
かなしみを忘れるわたし

セー ....
探していた
おだやかな光を
逢いたかった
カンヴァスを破って

手を、そっと
輪郭のない夜だから
影もなくて
震えを数えていないと
ここがサヨナラになる気がした

風の硝子越しに ....
お兄ちゃんがまた
女の人に振られてしまったよ
かわいそうに
死んでしまいそうに落ち込んでるよ

幼いころから
おっちょこちょいな人だったよ
がまんしてればよいものを
いつもちょっとかた ....
 批評祭ということらしいので参加させていただくことにいたしました。いくつ投稿できるかは分かりませんが、できるだけ書ければと思っています。よろしくお願いいたします。

 さて、これから書き始める ....
ルーズな踝はいつのまにか姿を消し
タイトな紺色が街を闊歩する

こんな横並びを欲する時代だからこそ
曖昧なままでは許されないと言わんばかりに
膝上近くまで引き上げられた紺色に感じる息苦しさと ....
アイスコーヒーを注ぎいれた グラス
暖かな部屋
午後の陽射しは

読み止しの本の名は
『ルネサンスの占星学』

人が ぱらり ぱらり 行き交う
食器が カチ カチと音を立てて

動 ....
君に呼吸をプレゼントしたい
酸素! 凍結!
熱次元のネジ巻き飛行機械
バッサ! バッサ!
落下する卵 割れる風船の寝息
面倒見のいいお婆さんの手が
背中から張り紙を滑り落とした
あと、そ ....
ひとひら
白い花びらのように

ひとひら
優しい言葉のように

私の髪に 肩に
静かに舞い降りてくる


思わず手を差し出したら
ひとひら
掌の中 ふわりと落ちた


こ ....
血も汗も涙も流さない時代は
清潔さを保ち
心と体を分離する
心の時代だと叫び
体を放棄して
光になろうとする
くそ食らえ!
身体感覚を取り戻せ!

詩人は真の言葉を語らなくてはならな ....
温かい
夢の中の幻
そこに妄想を加える
皮膚感覚は剥がれ落ちる
神経細胞が夜鳴きの赤ん坊を静める
管に繋がれた十二使途の歳月
新しい呼吸法に
焼け爛れた明日

前人未到の乱れた前髪
 ....
どんな個人プレーも
地球というスタッフワークに還元される
全ての細胞が
体を構成しようと 弾け 飛ぶ
機械樹の葉に
冷凍催眠された 十字架の彼方
劣性遺伝子の直方体が
二次元の立方体カラ ....
今の世の中明るすぎる

もし支配が可能なら
是非とも夜に闇を返したい

赤いドアのみならず
ありとあらゆるものを
黒く、黒く、黒く

住宅街の屋根を滑る
おぼろげな月明かりの下
 ....
わたしを
離れない嘘たちが、ある

それはかならずしも
苦しみではないゆえに
より果てしなく
むしばむ、
わたし


どこをどうすれば
間違えてきたものを正せるだろうか、 ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(10797)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひとつ_しあわせ- 木立 悟自由詩708-1-31
きぃきぃきぃと_音の鳴る- 狩心自由詩2*08-1-30
ヒ素- 狩心自由詩2*08-1-30
えるそるびーむ!- 狩心自由詩1*08-1-30
透明の底- 千波 一 ...自由詩8*08-1-30
片耳うさぎ- 千波 一 ...自由詩6*08-1-29
かなしみ沿岸- 千波 一 ...自由詩8*08-1-29
ささくれたひと- 恋月 ぴ ...自由詩23*08-1-29
夜は泣いている- 未有花自由詩8*08-1-29
批評祭参加作品■You?- 2TO散文(批評 ...1508-1-29
批評祭参加作品■余白の海についての試論- 2TO散文(批評 ...408-1-28
批評祭参加作品■僕たちの罪は、どうすれば癒されるのだろう- 2TO散文(批評 ...408-1-27
批評祭参加作品■詩のない批評:「反射熱」へ宛てて- 2TO散文(批評 ...5*08-1-27
白い冬- 千波 一 ...自由詩10*08-1-27
睦月橋- 千波 一 ...自由詩6*08-1-26
ゆきうらない- 千波 一 ...自由詩5*08-1-25
批評祭参加作品■ネット詩fの裂け目から- 2TO散文(批評 ...308-1-25
冬の彼方に進路をとれ- 銀猫自由詩14*08-1-25
雪彩画- Rin K自由詩30*08-1-24
お兄ちゃんへ- ふぁんバ ...自由詩9*08-1-24
批評祭参加作品■詩投稿サイトについて- 2TO散文(批評 ...308-1-24
ルーズアンドタイト- 恋月 ぴ ...自由詩19*08-1-24
器の笑い- アハウ自由詩508-1-24
ネジ巻き飛行機械- 狩心自由詩3*08-1-24
ひとひらの雪- 渡 ひろ ...自由詩12*08-1-23
自己紹介- 狩心自由詩5*08-1-22
私の中に眠る、沢山の死んだ命- 狩心自由詩2*08-1-22
還元される- 狩心自由詩1*08-1-22
低い月- FUBAR自由詩9*08-1-22
わたしを離れない嘘たち- 千波 一 ...自由詩5*08-1-21

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