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 閑散としている通りの端に

 通いなれた立ち飲み屋がある

 店主の女将さんは愛想がよくて

 ついつい飲みすぎてしまう

 術中にはまっているようだ

 ふと奥に目をむける ....
 朝の空気が変わった

 目覚めるとついつい毛布をかぶってしまう

 いつの間にこんなに寒くなった

 連絡もなしで冷やさないで

 太陽の光がすきまから差し込む

 葉につた ....
 靴下の色を選ぶようになったのはいつからだろう

 白の靴下に違和感を感じたのはいつからだろう

 好んで白の靴下をはいていたように思う

 それが変化したのはなぜなんだろう

  ....
 追い越して

 前に回って

 覗いてしまう

 人違い

 何も告げられずに

 去られてしまった

 独り善がりに

 花も枯れる

 女心と秋の風

  ....
 いま夜空で見ている星の光は

 何年いや何光年まえに放たれた光なの

 すでに星は消滅して

 光だけが宇宙を走りつづけているのかもしれない

 そんな光が交通整理もない宇宙に溢 ....
 もっと上手に絵を描きたい

 夏休みの宿題に取り組んだこと

 頭の中で完成している絵日記が

 所在不明で消えていく

 次の日もまた次の日も

 浮かんでくる影像を描写で ....
 心の隙間で踊っている

 いつまでも消去できないでいる

 自分自身を制御できないでいる

 行動に移そうとする自分がいる

 そんな自分を恐れている

 地図を確認している ....
 自分自身はどんな人なの

 ホモサピエンスのはしくれ

 それにしては歴史が浅い

 人見知りであり

 優柔不断と認識している

 肝心なところで

 ものごとを決する ....
 朝の一杯にホットコーヒー

 今日の行動予定を整理する

 アイスもいいけどやっぱりホット

 ニュースで世間の出来事をチェックする

 電車遅延がないことでホットする

  ....
 人混みに向けて無意識にシャッターを押している

 晴れやかな笑顔で闊歩している人々

 歩いているだけで苦悶の表情

 太陽の光を避けながら速足で軒下を駆け抜ける

 二度とない ....
 掴み切れていない一瞬

 逃している瞬間は数えきれない

 躊躇してしまう

 怖気ずく弱さ

 踏み込んだ先を思い浮かべてしまうからだ

 恥をかくこと恐れづに

 そ ....
 お気に入りのものはありますか

 それは今欲しいものですか

 自分に足りないものですか

 恋する心が欲しいですか

 愛されたいですか

 欲しいものは何ですか

  ....
 告白します

 ためらいの中で生まれる心の描写

 ペンを握りしめてから

 どれ程の時間が経過したんだ

 心の描写を文字にできない

 電気を消して窓を開いてみる

 ....
 ベランダの手摺で一休みの鳩さん

 窓ガラス越しにじっと見つめる猫さん

 今の関係性を紐解いてみる

 狙われている鳩さん

 飛び掛かりたいが

 檻の中の自身をうらやむ ....
 暦(こよみ)と呼んでいたころが懐かしい

 ○を付けたり

 ハートマークを書いたり

 大安 仏滅 友引 先勝 赤口

 いにしえからの伝承の言葉が

 その日その日に意味 ....
 変わらないもの

 いくら思い浮かべても浮かんでこない

 変わらないもの

 愛情

 変わらないというか

 最初からなかった

 変わらないもの

 地球

 ....
 橋を渡る時に目に映る

 川辺の桜並木の下にベンチがある

 幅広のベンチを占領して

 ただ川面を眺めているらしき人

 新聞を読んでいるらしき人

 音楽を聴いているらし ....
 日々生きていくということは

 日々問題と向き合うということ

 不安に繋がる問題もでてくる

 自分にしか理解できない問題もある

 周りの人には何のことやらと思われる

 ....
 君の寝顔をみていると

 波だっていた心が落ち着くのはなぜだろう

 寝返りをする横顔は

 どこか不安そうにみえるけど

 眠っていても笑い顔にみえるよ

 眉毛を掻く右手が可 ....
 おはようと爽やかな声

 振り返るとクラスのマドンナ

 それだけでちょっといいこと

 いいことは探しちゃだめ

 無造作に落ちているわけじゃない

 常日頃のちょっとした ....
 よく聞いていた

 あの音楽CDどこにしまったかな

 偶然テレビに流れた映像にはっとして

 押し入れの中をかき回していた

 捨てた記憶はない

 すでにメモリー不足ではある ....
 行儀よくお座りして待っている

 太郎は今日も元気そうでよかった

 ご婦人に連れられて散歩をしている

 柴犬の太郎である

 かってに名前を付けてごめんなさい

 ご婦人 ....
 出て行くあなたの後ろ姿を見送りながら

 机の上の走り書きに目が止まる

 『ごめん』

 たった3文字の走り書き

 些細なことで諍いもした

 笑顔が溢れる思い出もある
 ....
 そこにある壁がみえるかな

 ベルリンの壁じゃなくても

 どこにでも

 夢のなかにも野原にも

 自分で作ってしまった

 見えない壁が存在する

 素通しの空間なの ....
 星降る夜に

 思い出になったはずの

 記憶がよみがえる

 後悔というよりも

 自分の情けなさをかみしめる

 あの時電話をしておけば

 いつもと変わらない君の笑 ....
 緑道の奥にある図書館に向かう

 調べものがあるわけではない

 感想文を書くわけでもない

 興味があるのは静かな空間と

 そこで本と睨めっこしている人々

 悪趣味の人 ....
 腰を落とすと左右に揺れる

 落ち着かせようと左足

 立ち直ろうと右足に

 バランス取ろうと

 慌てふためく自分の体

 思い通りにはならない

 あなたの心

 ....
 東西南北から

 追い詰める歌が流れます

 四角では

 カドカドしくて冷たい

 六角 八角~100角~1000角になれば

 ほぼ円になる

 カドカドしないで転が ....
 今では見られなくなってしまった砂嵐

 窓を打つ風もなく

 走りさる車の足音も聞こえなくなる

 静かだ

 刺激を感じる音が欲しい

 懐かしい乾いた響きが流れてこない
 ....
 欲しいもの

 必要なもの

 大切なもの

 嬉しいもの

 悲しいもの

 あなたのそれを知りたいわ

 私のそれは

 いつも笑わせてくれるあなたです


 ....
atsuchan69さんの佐白光さんおすすめリスト(38)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 佐白光自由詩525-10-25
朝露- 佐白光自由詩5*25-10-10
靴下- 佐白光自由詩7*25-10-5
後ろ姿- 佐白光自由詩6*25-9-27
儚い星- 佐白光自由詩4*25-9-11
思い出を絵日記に- 佐白光自由詩6*25-9-7
愛している- 佐白光自由詩5*25-8-31
己はどんな人- 佐白光自由詩5*25-8-16
ほっとコーヒー- 佐白光自由詩7*25-8-3
写真- 佐白光自由詩3*25-7-12
タイミング- 佐白光自由詩2*25-7-5
欲しいもの- 佐白光自由詩3*25-6-17
ためらい- 佐白光自由詩3*25-6-7
鳩さんと猫さん- 佐白光自由詩5*25-5-24
カレンダー- 佐白光自由詩4*25-5-17
変わらないもの- 佐白光自由詩2*25-5-8
らしき人- 佐白光自由詩6*25-4-29
襲いかかる問題と不安- 佐白光自由詩3*25-4-19
君の寝顔をみていると- 佐白光自由詩4*25-4-1
ちょっといいこと- 佐白光自由詩7*25-3-10
ふと思い出して- 佐白光自由詩1*25-3-1
横断歩道- 佐白光自由詩3*25-2-1
走り書き- 佐白光自由詩2*24-12-20
- 佐白光自由詩3*24-12-14
星降る夜に- 佐白光自由詩4*24-12-3
図書館- 佐白光自由詩6*24-11-9
バランスボール- 佐白光自由詩3*24-11-3
四面楚歌- 佐白光自由詩1*24-10-26
真夜中の砂嵐- 佐白光自由詩2*24-10-20
それは- 佐白光自由詩4*24-9-22

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