ほろほろほろほろ酔い気分
 晴れ間ものぞいて
 冬の余興
 知らないうちに悪魔になっても
 俺は俺の道を歩くだけ
 若くないから
 選択肢も狭いんだ
 今日も機嫌よく
 ほろ酔い気分 ....
ほころび昇る朝陽に{ルビ誘=いざな}われて
勢いよく走り出す時間につかまって
幸せの鳥に想いを寄せる日々
寄り添う影を追いかけて
白い季節へ手をとり進む

君に会いたい
厳しい季節に咲い ....
 大口開いた土曜の午後に
 憂鬱を誘う時雨雲
 買い損なった幸福行き切符
 今日もこの星行ったり来たり
 友人達はジャングルジムでかくれんぼ
 雨宿りせし小鳥は幸せ歌う
 響き渡る鳴き声見 ....
     1

漆黒の夜を裂いて、神楽の舞が、
寂びた神社の、仄暗い舞殿で、
しなやかな物腰を上げる。
右手は、鈴の艶やかな音色が、薫る。
あとを追う鳥のように、左手の扇子は、鈴と戯れる。 ....
ふるわされた小紋の
遅い続き

とりつけられたままの
フレーム

切り落とした爪だけ
泣いてる

どこにいければ
そこは どこなの

力づくと
開けられたものに
かぶる 溶 ....
魚群
天から降る
花のよう
鳥の群れ

爪先が赤い
あれは鳩だ
針金を巻かれるよう
その声は細い

薄い影、首筋に射す
そこには初めてのしるし
階下から聞こえるコーラス
 ....
 生きてると
 嫌なことや
 気持ち悪いことや
 やるせないことや
 許せないことや
 悔しいことなんかが
 いっぱいある

 ま、いっか
 
 自分の心に言い聞かせる
 言 ....
小さな細胞にも戦いがあるように
私は愛すべき者の為に、
喧嘩をする。

世間には、
有形無形の相手が満ち溢れ。 
その中で、
私らしさを存在させる為に
喧嘩をする。

イエス・ノー ....
ゆっくりと頬を伝って流れる涙

悲しみの雪の中を体中真っ白に染まるまで

一人で泣きながらあるいた

風が吹いてサラサラと粉雪が空に登っていく

僕の弱さを心を伝って捜した
 ....
澄んだ月夜の闇の中。
頭をよぎる人の名を
空しく呼ぶ声は
蒼きしじまにこだまする。

今宵の夜長をいかにせん。
若き血潮にかせ掛けて、
ただ待つ姿も痛ましく
君が心を奪うとき、
 ....
...【drop-★】...
暖.te?炉での呼吸、ト 吸-i)込んだ'r-黒色の火.r-ma'薬
...【drop-★】...★
はぜ.eる愛の火々、ク 揺りC椅子の 膝掛け[ル-プ]に
. ....
ほら
雪って、生きているのよ
空からここまで辿ってきた足跡が
真っ直ぐじゃない

一粒ずつみてごらん
そうしたら、ね
小さな顔がある
あ、いま 目線が合った
雪はそのむかし 薄紅 ....
あなたが わたしの心の奥まで 突いてくれないから
 奥まで届かない 性の不一致で別れましょう
あなたは短くて わたしは深いの
 サイズが合わないのよ 浅はかな わたしたち
  コップには液体  ....
疲れた顔したあなたの前に 
一杯のお茶を置く 

( そこにいてほしい 
( くつろいでほしい

長い間 
心に固く閉じていた 
{ルビ蓋=ふた}を開いて 
今までそっとしまっておい ....
 銀河,m鉄道に乗った。地へ着く足は切り(E?)捨てた。
さ,r-タンと(愛te)召スMum、a.仏の[侍医]座 ス,r敵意toす。アルファ、寝台No.396。(五月、リンゴ)

 窓!法度er ....
チェーレ
君の長い睫毛から
真珠がこぼれる
チェーレ
あまりに無垢すぎて
僕はひとつもこぼさないよう
手のひらで受け止めようと


振り向きざま
君の髪がやさしくなびく
歌を歌っ ....
メモ#1:音の分解による言語イメージ
(と或る人物へのメールより)


母音[a,i,u,e,o]
暖←[o,u,a,e,i]→寒

子音[a,k,s,t,n,h,m,y,r,w]
柔 ....
マンションの鍵を開ける
左手にぶら下げた金魚
学校の友達と
お祭りに行ったんだ
金魚すくいでね
僕が取ったんだ
リビングの扉を開けると
ママはソファーで横になっていて
つまらなさそうに ....
降水確率が
七十パーセントだとか
予報された空から
雨は得意げにやってくる
ビルとビルの隙間を
灰色に染めていく
知らない顔の持ち主が
逃げるように通り過ぎていく
少女は傘も持たずに
 ....
かかえこまれて
光線から隠れて

鼓動の深さに滲む
羅列 

虹のような破線 

こぼれる 
ガラス の

底の底

あなた
立ち去りなさい

私が
自由になるのだか ....
 1.

タ.a-ル u,{兎..?}タ、耽 銀具に編ム-Ur'血
ヘ.kクト、TAIYOO炎-$,卓と粉finに
{i-}!ト'U律線t-ヲ奏..bisト)でル.Lu
淫靡なr-シster ....
◆‥{a.魚-ie'Xゥ,p}‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥◆
オイデ、精緻に 敷-クLinesを越[-Go!℃]えて、砂ァr
◆‥‥‥‥{a.魚-ie'Xゥ,p}‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ....
生ぬるい 外見上の 愛などいらぬ
我ら 田舎に 生息し
ダサい 天下を 取る
決して オサレではいけない
我ら すでに 年老いた 自由をもつ
決して 縛られては ならぬ

外見上の 愛な ....
リンリンと初雪がゆっくりと

空から落ちてきます

手で取って見たけど体温で

雪が滴へと変わってしまいました

今日はずっと降っているらしい

明日起きたらスグ窓を見て ....
いまは更地になっている
高校の前から自転車で少しいったところの
あの荒廃した土地には
昔ジャスコが建っていた
しみったれた汚い店だったが
中にはフードコートもスーパーも
一応あ ....
陽だまりのベンチで
あなたの姿を見つけたよ
何気ない仕草のひとつひとつから
幸せのあり方を掬いだしては
これで良いのだと
ひとり頷くあなたの姿
大きな卵でも抱きかかえるように
胸の前で孤 ....
簡易なグラスに
少しだけ
少しだけでいい
けだるい夜の
インディペンデンスに乾杯を

天文棟は退廃
ブルジョアを嘆く
疾走のエレガントドレス
頬風を斬れよ
サザンカ
十字 ....
うたた寝をしていた 
週末の終電を降りると 
駐輪場に一台 
自転車は倒されていた 

それを黙って立て直し 
冷えたサドルに{ルビ跨=またが}って 
軋んだペダルを今日も漕ぐ

人 ....
ニルヴァ漸々と
永劫に点在せぬ珠玉

ひろがりと
点犀を
一色後らせ
壊殘の聳世
灼けた遺肖に語らえ


天對凪がり
失われ逝く
幻滅の母性よ
珠紫トローチ
一慧ハ ....
人肌のぬめり
満ち足りた舌

極彩色が
降り来る

清涼な 愛 
濃密な 霧
金色の 雲

漂いの快楽 
そしてその髪を濡らした

広まる  幽体
聞こえる楽の音

色 ....
atsuchan69さんのおすすめリスト(8396)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほろ酔い天使- 山崎 風 ...自由詩11*06-12-10
君に会う〜見崎_光さんとのコラボ〜- 山崎 風 ...自由詩10*06-12-9
一人上手- 山崎 風 ...自由詩1006-12-9
蒼茫のとき—死の風景- 前田ふむ ...自由詩32*06-12-9
そえひわ- 砂木自由詩14*06-12-9
誕生- ミゼット自由詩7*06-12-8
ま、いっか- 山崎 風 ...自由詩1006-12-8
喧_嘩- ネコ助自由詩106-12-8
雪だるまにさようなら- こめ自由詩1906-12-6
秋の夜長- ネコ助自由詩4*06-12-6
キストミスト- 六崎杏介自由詩206-12-6
はつ雪の、舞う- Rin K自由詩32*06-12-6
ちいさなひかり_情報の一部- 狩心自由詩7*06-12-6
お茶の時間_- 服部 剛自由詩19*06-12-5
逃避行- 六崎杏介自由詩506-12-5
チェーレ_真珠の涙- 石瀬琳々自由詩14*06-12-5
戯術、その他音に即いて- 六崎杏介散文(批評 ...5*06-12-5
少年と金魚- 青山スイ自由詩2606-12-5
雨の降る街で- 青山スイ自由詩2006-12-5
コルクと瓶の海- 砂木自由詩19*06-12-5
パルプ- 六崎杏介自由詩1*06-12-4
リバーフロー- 六崎杏介自由詩3*06-12-4
我ら_非常に_ダサい者- 奥津 強自由詩9*06-12-4
遅刻あきらめの登校- こめ自由詩1806-12-4
ジャスコ- 吉田ぐん ...自由詩2106-12-4
生きぬく力- 恋月 ぴ ...自由詩46*06-12-4
ドルアーガー- キメラ自由詩506-12-3
夜道の信号_- 服部 剛自由詩15*06-12-3
陽光スピカ- キメラ自由詩506-12-2
人肌のぬめり- アハウ自由詩4*06-12-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280